「はるかな島」(8分半)
ダイアン・ホフマイアー:文
ジュード・ダリー:絵
片岡しのぶ:訳
光村教育図書:発行
2008.12第1刷(1500円)
昔、ひとりきりになりたい、とひたすら願う不幸な男がいた。
そして、男は、海に飛び込んだ。
辿り着いたのは、地球上のどこからも、はるかに遠い島。
絶望に閉ざされた心にも、生きる力が根を下ろし、たくましく育つ。
セントヘレナ島を舞台に、フェルナンド・ロペスの実話にもとづいて書かれた感動の物語。
と、紹介文にあるが・・・
確かに、読後に静かに心が揺さぶられていることを感じる。
そして、自分の心の中のどこかに羨ましさもある。