アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2008-12-31 14:09:45 | 絵本
「きんいろの雨」(3分半)
中川なをみ:文
舟橋全ニ:絵
くもん出版:発行
2008.9初版第1刷(1400円)

自然を絵本で表現するのが長年の願いでした。
壮大な自然をシンプルな言葉で表現できた時、そこにどうしても必要だったのは、舟橋全ニさんの切り絵でした。
豊かな色彩や構図の確かさはいうに及びませんが、何よりぬくもりのある精神世界は、私がイメージする自然になくてはならないものでした。
自然の象徴としての木。
今回はカラマツの落ち葉の美しさに、闇夜の怖さから解き放たれる少女を表現しました。
自然の美しさと心の捕らわれからの解放を描いたつもりです。
(作者のことばより)

非常にシンプルなストーリーです。
たった一日半の中での出来事。
登場人物は、すずちゃんとおじいちゃん。
舞台はおじいちゃんの住む山、カラマツの林。
画面構成の中で、「変化」を作るのに、かなり苦労しました。
(画家のことばより)


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