「ケイン、きょうもよろしくね!」(6分)
ソン・ギヨク/ペク・ウンジュ:文
シン・ドゥヒ:絵
高橋昌子:訳
新日本出版社:発行
2021.8初版(1500円)
目の不自由な人が使用するつえ(はくじょう)のことを、韓国ではケインとも呼ぶ。
作者のひとりでもあるペク・ウンジュさんは、ある日前が見えなくなり視力を失う。
お話を書く授業に参加し、ケインについての話を書く中で絵本の制作に至る。
>現在日本には約30万人、韓国には25万人の視覚障がい者がいます。
日本と韓国どちらの国でも、全く見ることのできない「全盲」より目は不自由だけれどもある程度見ることのできる「弱視」の人の方が多く、見え方は一人一人違います。
白杖を使うのは「全盲」の人だけだという誤解が一日も早くなくなりますように。
(訳者あとがきより)
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