「虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)」(14分半)
宮沢賢治:作
伊藤秀男:絵
三起商工株式会社:発行
2014.10初版第1刷(1500円)
その虔十という人は、少し足りないと私らは思っていたのです。
いつでも はあはあ笑っている人でした。
毎日丁度この辺に立って私らの遊ぶのを見ていたのです。
この杉も みんなその人が植えたのだそうです。
ああ全く誰が賢くて誰が賢くないかは、わかりません。
(紹介文より)
※「誰」は本文では「たれ」になっている
また、最後に以下の注釈もある。
>本文中に現在は慎むべき言葉が出てきますが、発表当時の社会通念と共に、作者自身に差別意識は無かったと判断されること、あわせて、作者の人格権と著作物の権利を尊重する立場から原文のままにしたことをご理解願います。
小さな字で、申し訳なさそうな記載。
何だかめんどくさい世の中になったなぁ~と感じるのは私だけなのだろうか。
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