①「おおかみさん いまなんじ?」(2分)
中川ひろたか:文
山村浩二:絵
学研プラス:発行
2019.5第1刷(1,200円)
この世界ではね、夜中の12時になったら、おおかみが追いかけてくるんだよ。
今日も絶対つかまらないぞ!
と、遊ぶの大好きひつじさん。
真夜中までの肝試しに出かけます。
幼稚園・保育園で人気の伝承遊び。
おおかみ役の子どもが真ん中に立ち、ひつじ役の子どもたちが周りを四つん這いにになって歩きながら、おおかみに「おおかみさん、いまなんじ?」と声をかける。
おおかみが「いま、〇時」と答えると、「ああ、よかった」と言って、またぐるぐると歩く。
これを何度か繰り返し、おおかみが「夜中の12時」と答えると同時に、わーっとひつじたちを追いかけて捕まえる、という遊び。
(あとがき説明文より)
よく読まれている絵本なんだろうな~と思えるほどに紙が傷んでる(^^;
読みながら遊べる楽しさ!
②「オオカミさん、いまなんじ?」(5分)
デビ・グリオリ:作・絵
長友恵子:訳
すずき出版:発行
2014.11初版第1刷(1,600円)
スコットランドの作家さんの絵本。
たまたま上⤴の本と並んでいたので、一緒に借りて読んでみた。
タイトルが同じでどちらも可愛いオオカミさんだけど、話は違います。
ただこの絵本も「伝統的な子どものゲーム」が下敷きのようで、以下の紹介がされていた。
<基本的ルール>
1.じゃんけんでオオカミ役を決める。
2.オオカミと反対側にスタートラインを設け、オオカミ以外の子どもたちはそこに立つ。
3.子どもたちは「オオカミさん、今何時?」と時間をたずね、オオカミが「〇時」と答えたら、時間の数字と同じ歩数だけオオカミの方へ進む。
4.このやりとりを繰り返し、子どもたちの誰かがオオカミにタッチしたら、オオカミの負け。
5.オオカミは、「〇時」と答えた後に続けて「朝ごはんの時間」など、その時間にふさわしい食事を言うと、子どもたちを追いかけることができる。
6.追いかけられた子どもたちがスタートラインまで逃げ切れば、オオカミの負け。
その前にオオカミが子どもたちのひとりにタッチできれば、オオカミの勝ち。
7.オオカミが勝ったら、タッチされた子どもが次のオオカミ役となる。
『だるまさんがころんだ』の要領かな。
これについては上⤴の本でも英米にあると説明されていた。
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