アンの絵本日記&g

大人にも楽しめる絵本の紹介と
稲垣吾郎さんについて(時々)語ります。

今日の絵本

2022-03-13 16:16:22 | 絵本
「ぴっつんつん」(2分)
もろかおり:絵
武鹿悦子:文
後路好章:構成
くもん出版:発行
2010.5初版第1刷(1200円)

雨の中、赤い傘に赤い服、赤い靴の女の子。
とっても可愛い。
文章はリズムが良くって、気づけば歌うように読んでいた(^^;
保育園勤務ののち、独学でイラストレーターになり、フェルト人形の制作もして年に数回、個展を開く画家さんの初絵本。

今日の絵本

2022-03-12 12:28:49 | 絵本
「なだれうさぎ」(6分)
久留島武彦:作
いしいつとむ:絵
子どもの未来社:発行
2019.3第1刷(1300円)

日本のアンデルセンと言われる、久留島先生の童話名作選の中の一冊。
峠の谷間に暮らしている親子が、ある時、なだれで、家ごと埋まってしまう。
助けを待っていると、どこからか一匹の白ウサギが飛び込んできた・・・。
現在の新潟県と福島県の県境にある谷間の村で実際にあったことをもとに、雪国の暮らしやそこで起こったことなどを少し脚色して書いたと語られている。

今日の絵本

2022-03-11 15:06:47 | 絵本
「めがねがね」(1分半)
tupera tupera:作
ひさかたチャイルド:発行
2021.3第1刷(1540円)

いろんな生き物たちに、いろんなめがね。
みんな自分のめがねを探している。
最後に登場、どこかのおじさん。
ちゃーんとオチがある(^^;

今日の絵本

2022-03-10 11:17:23 | 絵本
「ジロッ」(1分)
おおなり修司:文
たけがみたえ:絵
絵本館:発行
2022.1初版(1300円)

擬音語と擬声語だけの絵本。
言葉から、その音と雰囲気を想像してみるのも面白いかも。
で、他にもっとピッタリな言葉が見つけられたら、もっと楽しいかも。

今日の絵本

2022-03-09 14:50:39 | 絵本
「もう、おおきいから なかないよ」(4分)
ケイト・クライス:文
M・サラ・クライス:絵
福本友美子:訳
徳間書店:発行
2013.2初版(1400円)

もうすぐ5さいになる うさぎくん。
「ぼく、もう泣くのはやめる。
そんなの赤ちゃんのすることだから」
そして、お誕生会にも、もう泣かない友だちだけを呼ぶことにしました。
ところが・・・・・?

決意は偉いけど(^^;
「泣く」ことも大切なことなんだよ、うさぎくん。

今日の絵本

2022-03-08 14:27:17 | 絵本
「ゆでたまごひめとみーとどろぼーる」(4分半)
苅田澄子:作
山村浩二:絵
教育画劇:発行
2014.11初版(1200円)

平仮名が続くと(↑タイトル)読みにくいのだが、ゆで卵の姫とミートボールの泥棒のお話だ。
そして、ゆでたまご姫が住んでいるのが『お弁当のお城』という可愛いもの。
お手配中のミートボール三人組に、お宝を盗まれたのが『鍋の中』。
さらに盗むために忍び込んだのが、『サンドイッチのお城』という美味しそうなお話だった(^^;

今日の絵本

2022-03-07 14:11:23 | 絵本
「ふくろにいれられた おとこのこ」(3分半)
山口智子:再話
堀内誠一:画
福音館書店:発行
1982.10月刊「こどものとも」
2004.11第1刷
2021.12「こどものとも絵本」第5刷(900円)

フランス民話。
お金を拾ったピトシャン・ピトショ(男の子)。
何を買おうか、考えてイチジクを買って食べた。
最後のひとつのイチジクが手から離れて窓の下。
底から大きく育ったイチジクを食べているとオニが通りかかり・・・。

民話の流れは同じでも、出てくる素材(食べ物や日用品)が違うので、そこが楽しめる。

今日の絵本

2022-03-06 09:45:53 | 絵本
「やもじろうとはりきち」(3分半)
降矢なな:作
佼成出版社:発行
2017.10第1刷(1300円)

ヤモリのやもじろうとハリネズミのはりきちは、あかちゃんの時から大の仲良し。
でも、いつからか、やもじろうは はりきちと遊ぶのがつまらなくなってしまった・・・。

仲良しでも嫌になる時ってあるんだよね💦
でもまた何かのきっかけで、元に戻ったりもする(^^;

今日の絵本

2022-03-05 09:34:22 | 絵本
「ランカ にほんにやってきた おんなのこ」(3分)
野呂さくえ:作
松成真理子:絵
偕成社:発行
2020.4初版第1刷(1300円)

遠い国からやってきて、日本の小学校に通い始めた女の子、ランカ。
ランカの国の学校とは、違うところもいっぱいあります。
言葉もよくわからなくて、とまどうランカはある日・・・・・。

日本の小中学校で、日本語が母語ではない子どもたちに、日本語を教える作者。
慣れない言葉で、時々気持ちがうまく伝わらなくて悲しくなったり、それで壁にぶつかったりする子たちを、間近で支えてきた作者だからこその視点で描かれたお話。

今日の絵本

2022-03-04 09:58:20 | 絵本
「森からのよびごえ」(4分半)
市川里美:作
BL出版:発行
2014.9第1刷(1400円)

オウムのパトリシオは、鳥かごで幸せに暮らしていました。
けれど、ある日レナータという小さなオウムから、森に散歩に行こうと誘われ・・・鍵のかかった扉が、開かれたその隙に、パトリシオは思い切って飛び立ちました。

人に育てられたオウムが野生に戻った時、果たして生活していけるのだろうか!?
そしてレナータと再会できたのかな?