日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

鹿児島の講演会の振り返り その1

2020-10-21 15:38:00 | どこでも治そう発達障害
李のことの後、四国は高松に行き、その後、個人的にはじめてのちょー現実的なことに取り組むべく、下準備の本読みしていたりしていたら、頭の中がごちゃごちゃ(@_@)

ものすごく、後塵を拝した感満載ですが、鹿児島の講演会と講座を振り返っていきたいと思います。


さ、がんばるぞ。

鹿児島の講演会については、現地で参加してくださった藤家さんが、主催者としては涙が出るほど嬉しい記事を4回連続シリーズで書いてくださっています。


上記以外、連続シリーズですので、ぜひぜひ読まれてください!

そして、10月3日進行役を引き受けてくださった浅見さんも連続シリーズで書いてくださいました。こちらも4回シリーズです。
ぜひぜひお読みくださいね。


さて、浅見さんのブログを読んで、私は初めて講師の方々が「どうしてこのメンバー?」という疑問を少なからず持っていたかもしれないことを知りました。

自分の中では、「この人たちしかいない!」と確信していました。ものすごく、思いが先走っていたのですね。

でも、そう言われてみると講師の方々に話していただきたいことについては、云々言っていましたが、なぜ、このメンバーを呼びたかったのか、について言っていなかったのか⁉︎と気付かされました(鈍い、遅い)

私はこれまでも何度か講演会を主催しています。その発端になるのはいつも、教室で関わっているお子さんです。

教室に来てくださって、私も関わっているけれど、とてもとても私では問題解決の糸口を見つけてあげることはできない、でも親子共々とても困っている…。誰か、この方に話をしてもらえないだろうか?

今回も、進路について親御さんの意向と学校の意向が食い違いはじめて、親御さんが学校に精一杯抵抗しながらお子さんの将来に選択肢が多いようにとがんばらっていらっしゃる。

また、学習しなくては、学校に行かなくては、という思いでがんばっているのだけれど、自分でもどうにもならずに、その場に足踏みしてしまうお子さん。

それを支える親御さんも踏ん張るのに必死だったり、親御さん自身が砕けて立ち上がれなくなっている姿があるときがあります。

そんな姿に「どうしたらいいのかなぁ」と頭の隅でいつも考えていたときに、南雲さんと廣木さんのお話を聞きました。

子ども自身がもがいてどうにかしようとすることの大切さを誰よりも腹の底からわかっている南雲さん。

お子さんが自分の力を出して自由に生きていくためにどうするかを考え、お子さんのもしに備えて、支援の世界の毒味も身をもって体験され、ご自身の体験に基づいた支援のリアルなお話ができる廣木さん。

そして、お二人の話を聞いた後、神田橋先生の本で読んだ「親ばか」の話が愛甲さんの本の読み直しで立ち上がってきました。

ああ、この講師の方々の話を聞いたら、親御さんもしくは、本人が今の自分の状況を考える端緒をつかむきっかけになるのではないかなぁ…。

まずは、そんな個人的なエピソードをどうにかできないか、という思いがこの錚々たる講師の方々をお呼びしたい、と思ったきっかけになりました。

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無事終了!ありがとうございました!

2020-10-03 23:05:00 | どこでも治そう発達障害
鹿児島での「発達障害を超える」の講演会、本日、無事終了しました!



会場に足を運んでくださった皆さん、本当にありがとうございました!

そして、Zoomで参加してくださった皆さん、ありがとうございました!

皆さんにとって、考えたり、何かが動き出すきっかけになる1日となっていたら、とても嬉しいです。

そして、打ち合わせから多くの時間を割いてくださった南雲さん、廣木さん、浅見さん、ありがとうございました!

愛甲さんにはお任せしっぱなしで申し訳ありませんでした。でも、念願の生の愛甲さんを鹿児島の皆さんに味わって頂くことができました。お忙しい合間に来ていただいて、ほんとうにありがとうございました。

現場で、主催者のように働いてくださった津田ご夫妻、ありがとうございました!
よくぞ現地に申し込んでくださいました。快く巻き込まれてくださって、本当に心強かったです。

会場設営、後片付けをしてくださった参加者の皆さんも本当にありがとうございました!受付、書籍販売、レジュメの印刷も引き受けてくださったおかげで、当日バタバタせずに済みました。

遠く関東からZoomを仕切ってくださったボリンゴ電脳部長、寸前まで多くの時間を共にしました。本当にありがとうございました。まだ作業が続きますが、どうぞよろしくお願い致します。

旦那どん、朝から荷物のこと、会場のこと、パソコン、猫の送り迎えとありがとうございました。来週は掃除週間とし、環境美化に努めます!

今回、本当にたくさんの方々に助けていただいて、講演会を無事終えることができました。

懇親会も終えて、安堵の帰路に着きます。

とりあえず、来週の高松をバトンを渡し、今度は参加する楽しみを味わいます!

また、地の果て鹿児島で何かする機会がありましたら、皆さん、よろしくお願い致します。
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10月3日の第1部レジュメ

2020-10-02 03:44:50 | どこでも治そう発達障害

いよいよ、明日が本番です。

 

第1部、南雲さん、廣木さん、浅見さんのパートのレジュメです。

 

支援とソーシャルディスタンス

 

  • 支援制度との付き合い方
  • 発達障害者支援法ができた経緯
  • 支援制度を利用したかつての子どもたちは理想の大人になっているの?
  • 5年後、10年後20年後を見据えた支援制度との付き合い方
  • 支援制度は「正しい」のか?

 

  • 新型コロナ騒動から考える支援
  • 支援の行く末は?
  • 行政は何をしてくれるのか。

 

  • 特別支援教育は成功しているのか?
  • 至れり尽くせりは尊重なの?
  • 卒業がゴール?作業所はゴール?
  • ベルトコンベアーの入り口

 

  • お世話をされるよりしたい
  • 居場所があれば満足なのか
  • 本人の課題を奪っていませんか?
  • 支援を利用するから支援をつくるという発想

   

  • 伝説の二次障害
  • 本当の二次障害
  • 二次障害を設定すると誰がラクをするのか。
  • 習慣性情緒障害
  • 自傷他害という誤学習
  • 環境調整の破綻

 

  • 原点回帰
  • 治ってほしいに立ち返る
  • 親への負担は悪なのか?
  • 家族の底力

一緒に支援について、考える時間にして行きましょう!

 

 

 

 

 

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福祉は足りてないのか?

2020-09-26 23:37:00 | どこでも治そう発達障害
来週の土曜日は講演会と実技の当日です。


現地にいらっしゃろうと思ってる方々もZoomで参加されようと思っている方々もお申込みはお済みでしょうか?

今、なお、お申込み受け付けております。
よろしくお願い致します。

お申込み先

annon.okiraku★gmail.com(★を@に変えて)

さて、先日第一部の打ち合わせで「特別支援教育って成功してるの?」という話が出ました。

何をもって、特別支援教育の成功と考えるかによるでしょうが、できることで自分で稼ぎ、更に納税し、己の人生を楽しく謳歌できていれば成功と言えるでしょうか。

ところで、特別支援教育を受けたことが奏を効し、「あんな風に生きることができれば!」とお手本になるような生き方をしている方が身近に存在しますか?

私の関わった子で、1人だけ仕事をし、車の免許も取得し、職場で、更に家の家業でもあてにされ忙しく日々暮らしている子がいます。その子の近況を聞くと「嗚呼、若いって素敵だねぇ」とそのキラキラした日々を羨ましく思います。

でも、残念ながらそういう子は、今のところたった1人で、何をしているか分からなかったり、仕事も生活も大変そうだ…と思うお子さんが多いように思います。

それでは、一体全体、特別支援教育は何をしてくれるのでしょうか?学校を卒業し、社会に出ていくのにどんな力をつけてくれるのでしょうか。

それとも、力はなくても福祉のお世話になればいいよ、大丈夫だよ、と無理をさせないのでしょうか?

それもあるかもしれないな、と思います。
なぜなら、例えば私が住む県内の福祉事業所を見てびっくり。


その中での鹿児島市内だけでも、100を優に超える数の福祉法人があるのです。


もちろん、老人施設も入っていますが、お子さんたちが関わるのも大した数です。

これらの施設を維持運営していくには、通うお子さんがいることが必須です。

そうすると、乱暴な言い方をさせてもらうならば、福祉法人的には特別支援教育で成功して自立していくお子さんばかりでは立ち行かなくなってしまうのですよね。

上記にリンクしたすごい数の社会福祉法人の一覧を見ながら、「そりゃ、卵を産むめんどりは離さないよねぇ。」と暗澹たる気持ちになりました。

時々、近所の商業施設で、どこかの法人のバスで大人の方々が遠足のようにいらっしゃる光景を見ることがあります。

もういい大人の方々が、自由には店内を見て回ることは出来ず、時には、ご本人よりも随分若い引率者に子どものような声かけをされている姿を見ると、なんだかなぁと思わずにいられません。

私の職場にいらっしゃる言葉と体が少し不自由な方は、やはり近所のホームセンターで外のベンチでコーヒーを飲みながら、煙草を吸ってらっしゃることがあります。

「こんにちは!」と挨拶を交わし、あとはお互い知らんぷりですが、職場で「昨日は偶然会ったね!」「近くに住んでるの?」などと再び挨拶を交わし、お互いの持ち場に散っていきます。

そんな何でもない普通の日常が、バスで遠足のように連れてこられている方々からは感じられないのが残念に感じるのは、ただの私の感性の問題なのでしょうか。

上記のような福祉法人は全国にあり、それらを支え、存続させるためにはお子さんがが必要なのです。

そういうことも踏まえて、特別支援教育は何を育て、どこにゴールを設定しているのか、親御さんやある程度年齢を重ねた利用される本人は考えなくてはいけないよね、と思うことです。

そして、そんなことを考える時間になるのが、来週に迫った10月3日の「発達障害を超える」の講座、講演会です。

学校卒業後の福祉の姿、家を出た後の自立という名の福祉の関わり方を知ってください。

どうぞよろしくお願い致します。







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10月3日「発達障害を超える」第1部のレジュメ(仮)発表!

2020-09-24 23:21:00 | どこでも治そう発達障害
鹿児島の「発達障害を超える」の講演会、講座も来週末に迫ってきました。



ところで、第1部と第2部のオンライン配信について、確認です!

オンラインでお申込みの方は、当日の視聴はもちろんできます。また、当日都合がつかない方も、お申込み頂けると後日期間限定の配信もあります。

後日期間限定の配信は、当日視聴された方、現地に足を運んでくださった方にも追加料金はなしで、編集が終わり次第IDとパスワードをお送りします。

「10月3日は用事があって…」という方もご安心してお申込みくださいね。

お申込みは、

annon.okiraku★gmail.com(★を@に変えて)まで!

さて、第1部でお話しくださる南雲さん、廣木さん、浅見さんとオンラインで打ち合わせをしました。

濃い打ち合わせをみっちり行い、仮のレジュメが出来あがりました!

支援とソーシャルディスタンスレジュメ(仮)

 

● 支援制度との付き合い方
・ 支援制度を利用したかつての子どもたちは理想の大人になっているの?
・ 5年後、10年後20年後を見据えた支援制度との付き合い方
・ 支援制度は「正しい」のか?

 

● 新型コロナ騒動から考える支援
・ 支援の行く末は?
・ 行政は何をしてくれるのか。

 

● 特別支援教育は成功しているのか?
・ 至れり尽くせりは尊重なの?
・ 卒業がゴール?作業所はゴール?
・ ベルトコンベアーの入り口

 

● お世話をされるよりしたい
・ 居場所があれば満足なのか
・ 本人の課題を奪っていませんか?
・ 支援を利用するから支援をつくるという発想

   

● 伝説の二次障害
・ 本当の二次障害
・ 二次障害を設定すると誰がラクをするのか。
・ 習慣性情緒障害
・ 自傷他害という誤学習
・ 環境調整の破綻

 

● 原点回帰
・ 治ってほしいに立ち返る
・ 親への負担は悪なのか?
・ 家族の底力

第1部のお話が、愛甲さんのお話と繋がっていく、そんなバトンを感じる内容になると思います。

お子さんと共に、支援の入り口に立ったばかりの方や支援の使い方を模索されている方などなど、支援のリアルな現状をまず確認してみませんか?

そして、未来へ向けて、ご家族で考える、自分で考える準備をしませんか?

オンラインでのお申込みはもちろん、会場に足を運んでくださる方もお待ちしています。

どうぞ奮ってお申込みください!
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