2014年9月6日公開 アメリカ 107分
146人の乗客乗員を乗せたニューヨーク発ロンドン行の旅客機に、警備のため搭乗した航空保安官ビル(リーアム・ニーソン)。しかし、離陸直後、ビルの携帯電話に「1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺す」との匿名の脅迫メールが届く。限定されたネットワークからメールが送信されたことから同僚が犯人ではないかと思いつつ、犯人の特定に奔走するビル。やがて1人目の犠牲者が出てしまい、ビルは乗客を拘束して荷物や携帯電話を調べるが、手がかりは見つからない。2人目、3人目と犠牲者が続くなか、やがて犯人の指定する口座がビルの名義だと判明。ビル自身にも疑惑の目が向けられてしまう。
高度1万2000メートルの飛行機内という密室空間での戦いを描いたサスペンスアクションです。
ルピタ・ニョンゴがナンシーの同僚のグウェン役で出演しています。
ビルは家族を犠牲にして仕事優先の人生を送ってきたけれど愛娘を病で失ったことから立ち直れずにアルコール中毒になっています。勤務態度にも問題が生じており、上司や周囲からも要注意人物扱いなの。
事件が起きてからは、その直情傾向の暴力的姿勢が逆に乗務員や搭乗客らの疑いを招き、信用されません。
まぁ、あれだけ問答無用の高飛車な態度を取られたら素直に耳を傾けられる筈ないよね
それでもただ一人、最後までビルを信じてくれたのが、隣に座ったジェン(ジュリアン・ムーア)でした。窓際に固執する彼女のことも疑ってかかるビルですが、その理由(重病を経て人生を最大限に楽しもうとする姿勢)を知ってからは信用するようになります。
狭い機内でのやり取りは緊迫感がありますが、どうしても暴力シーンの多さが気になりました。
初めの犠牲者は同僚のジャック(アンソン・マラント)。実は弱みを握られ脅されて犯行に加わっていたのですが、元々ビルとの折り合いも悪かったようです
(身を守るためとはいえ、首の骨を折る前にもう少し加減できないのかよぉぉ
)客室乗務員のナンシー(ミシェル・ドッカリー)やジェン、スマートホンのプログラマーのザック(ネイト・パーカー)やアラブ系の医師らの協力をあおぎながら、怪しい行動をしたトム(スクート・マクネイリー)ら乗客の何人かをピックアップして締め上げますが、なかなか尻尾を掴めない中、20分に一人ずつ殺されていきます。
やがて、犯人から要求された身代金の振込先がビル名義の口座だと判明し、乗客の一人がビルの暴力的な捜査をネットにUPしたこともあり、世間はビルが犯人のテロリストだと断定します。そのニュースは機内にいる乗客たちにも伝わり、粗暴なビルの振る舞いに反感を持つNY市警のライリー(コリー・ストール)ら乗客有志が逆にビルを捕えようとするの。誤解が解けた後はビルの協力者になってくれるんだけどね
ネットにUPされた映像に真犯人が映っていることに気付いたビルですが、彼が気付いたと知った真犯人が遂に行動を起こします。彼の理由が9.11事件に端を発しているというのはちょっとこじつけな気もするけれど、初めから自爆目的な主犯人と違って相棒の方は大金目的
彼らの目的の違いに気付いたビルが陽動作戦に出ますが、時遅く爆発は止められません。(真犯人たちとビルの間に搭乗前から絡みがあったことに後から気付き、もう一度見返して確認したりも
)それにしてもあの規模で爆発してよくぞ生きて地上に戻れたものだ
副操縦士のカイル(ジェイソン・バトラー・ハーナー)って腕は良かったのね
父親の待つロンドンへ初めて飛行機に乗る少女ベッカ(クイン・マッコルガン)との交流エピソードは暴力的なシーンが多い中、癒し効果がありました
この事件をきっかけにきっとビルは立ち直るのよね
146人の乗客乗員を乗せたニューヨーク発ロンドン行の旅客機に、警備のため搭乗した航空保安官ビル(リーアム・ニーソン)。しかし、離陸直後、ビルの携帯電話に「1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺す」との匿名の脅迫メールが届く。限定されたネットワークからメールが送信されたことから同僚が犯人ではないかと思いつつ、犯人の特定に奔走するビル。やがて1人目の犠牲者が出てしまい、ビルは乗客を拘束して荷物や携帯電話を調べるが、手がかりは見つからない。2人目、3人目と犠牲者が続くなか、やがて犯人の指定する口座がビルの名義だと判明。ビル自身にも疑惑の目が向けられてしまう。
高度1万2000メートルの飛行機内という密室空間での戦いを描いたサスペンスアクションです。
ルピタ・ニョンゴがナンシーの同僚のグウェン役で出演しています。
ビルは家族を犠牲にして仕事優先の人生を送ってきたけれど愛娘を病で失ったことから立ち直れずにアルコール中毒になっています。勤務態度にも問題が生じており、上司や周囲からも要注意人物扱いなの。
事件が起きてからは、その直情傾向の暴力的姿勢が逆に乗務員や搭乗客らの疑いを招き、信用されません。
まぁ、あれだけ問答無用の高飛車な態度を取られたら素直に耳を傾けられる筈ないよね

それでもただ一人、最後までビルを信じてくれたのが、隣に座ったジェン(ジュリアン・ムーア)でした。窓際に固執する彼女のことも疑ってかかるビルですが、その理由(重病を経て人生を最大限に楽しもうとする姿勢)を知ってからは信用するようになります。
狭い機内でのやり取りは緊迫感がありますが、どうしても暴力シーンの多さが気になりました。

初めの犠牲者は同僚のジャック(アンソン・マラント)。実は弱みを握られ脅されて犯行に加わっていたのですが、元々ビルとの折り合いも悪かったようです


やがて、犯人から要求された身代金の振込先がビル名義の口座だと判明し、乗客の一人がビルの暴力的な捜査をネットにUPしたこともあり、世間はビルが犯人のテロリストだと断定します。そのニュースは機内にいる乗客たちにも伝わり、粗暴なビルの振る舞いに反感を持つNY市警のライリー(コリー・ストール)ら乗客有志が逆にビルを捕えようとするの。誤解が解けた後はビルの協力者になってくれるんだけどね

ネットにUPされた映像に真犯人が映っていることに気付いたビルですが、彼が気付いたと知った真犯人が遂に行動を起こします。彼の理由が9.11事件に端を発しているというのはちょっとこじつけな気もするけれど、初めから自爆目的な主犯人と違って相棒の方は大金目的




父親の待つロンドンへ初めて飛行機に乗る少女ベッカ(クイン・マッコルガン)との交流エピソードは暴力的なシーンが多い中、癒し効果がありました

