杏子の映画生活

新作映画からTV放送まで、記憶の引き出しへようこそ☆ネタバレ注意。趣旨に合ったTB可、コメント不可。

あしたは最高のはじまり

2018年05月14日 | 映画(DVD・ビデオ・TV)

2017年9月9日公開 フランス=イギリス 117分

南仏コートダジュールの海辺の町で、観光客を乗せるヨットの仕事をしながら、毎日がバカンスのような気楽な暮らしを送るサミュエル(オマール・シー)。そんなある日、かつて関係を持ったことすらよく覚えていない、クリスティン(クレマンス・ポエジー)と名乗る女性が現れ、生後3か月の赤ん坊を「あなたの娘、グロリアよ」とサミュエルに託していく。慌てたサミュエルはクリスティンを追ってロンドンへと向かうが、とある事情から心に傷を負い、子育てにも自信を失くした彼女は、どこかへ消えてしまう。言葉も通じない異国で立ち往生、財布を落として全財産を失くしたサミュエルを救ったのは、彼にひと目惚れしたゲイのベルニー(アントワーヌ・ベルトラン)だった。TVのプロデューサーのベルニーは、サミュエルにスタントマンの仕事を斡旋し、一人では広すぎる家にグロリア共々居候させてくれる。
それから8年、グロリア(グロリア・コルストン)は明るくたくましく聡明な少女に成長し、スタントマンとして大成功を収めているサミュエルの優秀なマネージャーとして、しょっちゅう学校を休んでは、撮影現場に同行していた。もはや娘というよりも、サミュエルの立派な相棒だ。二人を支えてきたベルニーは、未だ恋人募集中ではあるが、グロリアのおじのような存在として絶大な信頼を得ている。3人はあらゆる意味で“普通じゃない”家族になっていたが、誰よりも幸せいっぱいの家族でもあった。だが、ひとつだけ問題があった。あれ以来、一度も連絡の取れない母親のクリスティンのことだ。サミュエルはグロリアに、“ママは世界を股にかける敏腕エージェント”だから会えないと嘘の説明をしていた。それだけではなく、母親の名をかたって、昨日はロシア、今日は中国からと、嘘のメールをグロリアへ送り続けていた。幼い頃は、無邪気に興奮していたグロリアも、最近では「仕事のジャマはしないから、ママに会いたい」と懇願していた。ベルニーはバレる前に本当のことを打ち明けろと忠告するが、サミュエルはグロリアを傷つけることだけは、どうしてもできなかった。そんな時、本物のクリスティンから突然、グロリアにメールが届く──。(公式HPより)
 

メキシコ映画「Instructions Not Included」のリメイク作品で、「最強のふたり」のオマール・シーが主演を務め、自由気ままなプレイボーイがゲイの友人とともに子育てに奮闘する姿を描いたフランス製ヒューマンコメディです。

プレイボーイのサミュエルが、突然赤ん坊を押し付けられて素直に育てることにする点が少々??でしたが、娘だと言われれば情も湧くというものでしょう ロンドンで出会ったベルニーも彼らを助けてくれます。それにしてもスタントマンの収入っていいのね~~危険が伴うのだから当然かな。

グロリアに本当のこと(母親に棄てられた)が言えず、嘘をつき続けていたサミュエルですが、その母親が突然現れて、娘を引き取りたいと言い出します。なんて勝手な!!でも裁判になり、更にグロリアとサミュエルの親子関係を否定する事実も出てきて彼らは引き裂かれてしまうんですね

実はサミュエルにはもう一つ隠していることがあり、物語のラストでそのどんでん返しが明かされます。

いやいや、おかしいなと思う場面は多々あったのだけど、わかってみればなるほどな~と

コメディなのに最後でじ~~んとしてしまいました。


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