福井の父が観てきたって言うんで、長野ではどこで上映してるかなぁって調べたら、さすがロキシーさんで上映!
実話ベースの映画はほぼハズレ無し。
韓国映画って恋愛ものやバイオレンスが多い印象であまり観てなかったけど、これは良かった✨
丁若銓(チョン・ヤクチョン)という朝鮮王国の学者さんが、王が変わったせいでその思想を危険視されて流刑になった島で、島の青年漁師、昌大(チャンデ)と共に海洋生物学書『茲山魚譜』を作ったという実話がもとになった作品。
丁若銓、全然危険な思想家ではなくて、ものすごく真っ当な考えの学者さんなんだけどね。
それが、上の人達には都合が悪かった!
その辺は監督のインタビューでも詳しい→
モノクロ映画なのに、なんだか見入ってしまった。
丁若銓が「王のない国」の必要性を口にした時、昌大(チャンデ)は、そんな世界はとんでもない!ありえない!と動揺したけど、当時はほとんどの人がそう考えてた。日本が「天皇は神」と思ってた様なものか。
学ぶこと、しかも多方面から学ぶことがいかに大切かを考えさせられました。
いくつになっても学びは必要だね。
丁若銓さんをお世話するカゴさんの家がステキで、あんなお家に風を感じながら住んでみた〜い😌