京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

キマダラカメムシ(黄斑亀虫)

2019年09月23日 | ミニ里山記録

 

 

放屁虫ヱホバは善しと観たまへり   川端茅舎

 

キマダラカメムシの幼虫〈2令幼虫)。背中に黒いボタンのような模様がある。

亀虫の仲間は成長にともなって体色やそのパターンが変化するものが多い。

この亀虫も孵化後と幼虫期、成虫でそれが全然違う。成虫は黒褐色で、黄色の小斑紋が散布されている(2016/11/13の記事参照)。頭部から小楯板にかけて黄色の縦条がある。理由は良くわからないが生息環境の違いを反映している可能性がある。サクラ、カキ、サルスベリ、ナンキンハゼなどの樹木につき、とくに、公園や神社、街路樹などでよく見られる。東南アジア原産の帰化種だが、近年、急速に分布を広げていると言われる。

コメント
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