(写真1) (写真2) (写真3) (写真4)
8月に種をまいたコスモスが栄養成長を続けるだけで花が咲かない(写真1)。秋を越して冬になっても花芽もできない。不思議に思い辺りを観察すると、畑の側の街灯が夕方から点灯し夜中じゅうコスモスを照らしてしていた(写真2)。コスモスは短日植物なので補光効果のために花芽が出来ないようである。実験的に黒いフクロを数本にかけて、数日間、光を遮ってやると(写真3)、そこだけなんとか花が咲いた(写真4)。地球環境問題に光公害というのがあるが、これも一種の光公害現象である。一緒に生えているキバナコスモスは影響がないことがわかる。