ダイコンソウ(大根草)Geum japonicum。バラ科バラ亜科に属する多年草。村田源編の「京都の野草図鑑」(京都新聞社 昭和63年)によると、葉が大根に似ているのでダイコンソウとある。アブラナ科のダイコンとは関係ない。漢方で,特に根を利尿薬とする。初夏,茎の上方が分枝して黄色の五弁花をつけるが、近所の野草店では、不思議な事に今頃花を咲かせていた。
ダイコンソウ(大根草)Geum japonicum。バラ科バラ亜科に属する多年草。村田源編の「京都の野草図鑑」(京都新聞社 昭和63年)によると、葉が大根に似ているのでダイコンソウとある。アブラナ科のダイコンとは関係ない。漢方で,特に根を利尿薬とする。初夏,茎の上方が分枝して黄色の五弁花をつけるが、近所の野草店では、不思議な事に今頃花を咲かせていた。
ハシブトガラス。従来は森林などに住む鳥であったが、都市部においても分布を拡げている。ことしは暖冬のせいか近所でカラスを沢山みかける。カラスはかなり知能が高いことがわかっている。宇都宮大学の杉田昭栄博士らは餌を使った実験で、ハシブトガラスが数の認識ができることを実験で示唆した(2011/10/03 京都新聞)。ただマークの数を数えているのかパターン(密度)で判断しているのかは、問題として残る。
空爆はテロにあらずや寒鴉 楽蜂
センリョウ(千両)Sarcandra glabra。センリョウ科の常緑小低木。冬に赤い果実をつけ縁起物として栽培される。被子植物であるにもかかわらず、維管束の木部は導管でなく、裸子植物同様の仮導管から構成されている。裸子植物と被子植物の中間的な形質を示す古いタイプの植物だそうだ。
マンリョウ(Ardisia crenata)。ヤブコウジ科の常緑小低木。日陰の林内に生育し、冬に生る赤い果実が美しいので、庭木などとしても植えられている。実は木の真ん中あたり、葉の下につく。センリョウ(千両)は、木の上の方につくので区別できる。鳥が種子を散布するとされているが、あまり食べている様子はない。
正月にはマンリョウをはじめ、センリョウ、ヤブコウジ、カラタチバナやアリドウシなど赤い実のつく木が縁起物として飾られる。『センリョウ(千両)、マンリョウ(万両)、ヤブコウジ(十両)、カラタチバナ(百両)がアリドウシ(一両)』と語呂で覚えておくとよい。