葉に隈取りがあるのが名前の由来。この写真のように若葉にはほとんど無く、葉が越冬する頃に縁が枯れて隈取りができる。これは近所の住宅で植栽されたもの。自生のクマザサは京都の鞍馬山などに限られているそうだ。昔は熊が出没しそうな場所に生えるから「熊笹」と思い込んでいた。
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葉に隈取りがあるのが名前の由来。この写真のように若葉にはほとんど無く、葉が越冬する頃に縁が枯れて隈取りができる。これは近所の住宅で植栽されたもの。自生のクマザサは京都の鞍馬山などに限られているそうだ。昔は熊が出没しそうな場所に生えるから「熊笹」と思い込んでいた。
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学名Chenopodium album var. centrorubrum。アカザ属の一年草。Centrorubrumは中心が赤いという意味。アカザの若葉は赤い粉状の微細な粒に覆われている。強い可視光線や紫外線から茎頂部の未熟な細胞を守るためと言われているが、本当なんだろうか? 同じ仲間にシロザという植物があり、これは色素は作らないのに同じような環境で問題なく発育する。
7-8月にユリに似た八重咲きで橙赤色の花を茎頂に開く。花は雄しべと雌しべが花びら化したものらしい。これが田舎の畦道に咲いているのを見ると夏を体感する。
南アメリカ原産のクマツヅラ科の常緑小低木。開花後、時間がたつと次第に花色が変わるため、和名はシチヘンゲ(七変化)。写真のように同じ花でも外側と内側では花色が異なる。内側が新しい花。エイジの進んだ古い花と新しい花を昆虫に教えるためと考えられる。花期は長く、この辺りでは初夏から十月の初め頃まで次々と咲いている。
ビオトープにモリアオガエルが卵を生んだ。食べ物が少ないせいかオタマジャクシの期間が長かったが、やっと一部が上陸した。ここに帰ってくるのは早くても2年後である。
名前は翅の鹿の子模様による。黒の部分以外は全て透けている。これはおそらく雄と思われる。昼行性で食草はエゾノギシギシ、シロツメクサ、タンポポなど。
昆虫綱ナナフシ目。種名は不明。ナナフシは熱帯から温帯に分布。木の枝などに擬態するが、このように壁に止まると、その異様な形態のためかえってわかりやすい。
学名Papilio xuthus 。夜はチョウも睡眠をとるようで少々の刺激では動こうとしない。駄蝶と言われているが、最近はナミアゲハもなんだか見かけるのが少なくなっている。
学名 Cyclosa octotuberculata。食べかすなどのゴミを集めて見事に擬態している。どこにいるかわかりますか?都市部でも意外と人家の近くに網を張っていたりする。
学名 Campsis grandiflora。中国原産で平安時代に渡来したといわれる。花に毒があると言われて、お寺などに植えられたようだが、これは俗説で間違いである。おまけにノウゼイガツライ(納税が辛い)とあて読みし、縁起が悪いとして一般の家の庭にはあまり植えなかった。しかし、最近ではあまりこだわらず、花を楽しむ家が増えている。ただ問題はこの植物のものすごい成長力で、放置していると所かまわず蔓と根を延ばして庭中にのさばる事である。2枚目の写真はあるお寺の凌霄花であるが、すでにその傾向がみえる。