田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

『執着』を捨てる

2009年04月01日 | 日記
こんばんは♪
先日、ブログで秘密(?)の告知を致しました、シークレットライブ。
無事に・・いやいや、無事には終了致しませんでした(苦笑)。

「目的はとにかく楽しむことです♪」
「上手に演ろうとせずに、自分らしくがモットーです。」
「やってやるぜ、自己満足。」

と、先のブログで決意表明をしておりましたが、
一切楽しむこともなく、自分らしさの欠片もなく、全く持って不満足なステージでした。
でも・・これで良い♪。
自転車の練習をしてる子供が転ぶ様な、そんな素敵なレベルの話です。

それに、ある程度は貫けたこともあります。
「上手く演ろうとせず・・」これに関しては80点ぐらい♪
『うわ!間違えた・・やばい!有り得へんぐらい声出てない・・』とか、
途中で生意気にも反省したことが-20点であります。

『上手く演りたくない。』
これはONE WAY TRIPの芝居をする上で、と言うか、僕が芝居をする上で、
一貫して言い続けていることです。
本音を言えば、演る限りは上手く演りたいです。当然です。
そして責任とゆう意味でも上手く演らねばなりません。当然です。
上手く演って当然の世界で、それ以上の価値を見出す為にもがいている・・
ちょっと大袈裟ですが、それが僕にとっての『求道』なのでしょう。
道を求めてONE WAY TRIP。

それでも・・・
パフォーマーとしては、上手く演れない時はやっぱり凹みます。
半端じゃないでよ、心の砕け方は(苦笑)。
稽古場でちょっと行き詰るだけでも心は簡単に曇りますし、
たった一人夜の公園でギターを弾いてても出来の悪さに落ち込みます。

その上で執着を捨てたい。

見栄を張ったりせず、他人の評価も気にしない、そんな表現者になりたい。

演って良かったです。
懲りずにもっと続けたい自分が今ここにいますから。

目指すは現代の吟遊詩人だ♪
コメント
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