全てがラブソングになります。
ラブソングを作るのではなく、ラブソングになってしまう。
僕が最初に作詞作曲をしたいと思ったのは中学3年生の時でした。
音楽の素地がまったくなく、どちらかというと苦手…というか、かなり苦手でした。
でもその頃は難しいことを考えてなくて、
「なんでもいいから歌詞書いて、それを鼻歌で歌ったら作詞作曲になるんとちゃうの?」
みたいな発想でした。
でも、なかなか作詞作曲なんて出来ませんでした。(←そりゃそうだ!)
それからは「とにかく詩は書ける!(はず)」という根拠のない衝動に従って、
大学ノートに毎日何かしらの言葉を吐き出すようにして書き続けました。
でも音楽が分らない。
先天的または後天的に音感や調性を理解する力を持っている人もいるのかも知れないけど、
僕にはまったくそれがなかった。
で、18歳の時にやっと音楽の先生(プロのギタリストで作曲)に出会って、
直談判して音楽を習ったのですが…
全然何も理解出来なかったし1曲もまともに作れなかったんです。
厳しくも優しい先生でしたが、僕は20歳を過ぎた頃に音楽を諦めてしまいました。
ギターとかその他の楽器を目にするのも嫌になって、
何もかもを押入れに仕舞い込んだりして。
その後、僕は芝居の世界に入って音楽で出来なかった表現行為に夢中になる訳ですが、
20代半ばを過ぎたある日、
なんだか気まぐれに押入れからギターを出して、何気なく作曲を始めたんです。
弦が錆びてて指が痛かったですけど。
すると…
なぜかスラスラと曲が出来たんです。
メロディーとコードと歌詞が歌い出しから同時に出てきて、
そのまま最後までスラスラと。
もの凄く不思議でした。
何も考えずに勝手に歌が出てくる感じ。
めちゃくちゃ嬉しかったです、だって突然念願が叶ったのですから。
15歳の時に作詞作曲がしたいと思ってから10年以上も月日が流れていました。
10年以上…長い苦しみでした。
しかしその後、2曲、3曲と続けて曲を作ることは出来ず、
ここからまた長い時間をかけてしまうことになったんですけどね。
今も同じ。
何も考えず、勝手にメロディーとコードと歌詞が歌い出しから同時に出てきます。
作っているはずの僕自身が、
作り終えて初めて歌の内容を知る…という不思議な感覚で作っています。
僕は本物のゴーストライターが自分の中にいると思っています。
頭の中で聞こえて来る歌声は僕の声ではなくて、
その都度、誰か別の人の声だったりします。
で、なぜか知りませんが、
全てがラブソングになります。
夜走曲
いつまでも見てる訳にいかない
この夜の闇の中遠ざかる
軌跡を追いかけるけれども
何も手に掴めない
今君はどんな場所を走ってるの?
話し足りないみたい
話し足りないみたい
夜は長いようで短く切り取られ
くしゃくしゃに捨てられる
殴った自分の影を
嘲笑うばかりだよ
また君は別の夢を抱きしめるの?
話聞かせて欲しい
話聞かせて欲しい
夜になれば光オレンジに流れる
風は音もなく突き刺さってる
べつに愛の唄歌いたい訳じゃないけど
夜を駆け抜けたい
夜を駆け抜けたい
君よりも綺麗で尖った月でも
俺の目に止まらない
何よりいびつな思いが
この胸に騒いでる
まだ俺は君だけに好かれたいみたい
情けない話さ
情けない気分さ
何もない場所で何か求めても
終わらないし始まらない
スペアパーツみたいな言葉
はまらないし もういらない
俺の言う俺らしさなんて全部不自然な嘘
例えばこの歌だってそうだよ
君の声遠く俺に聞こえる
足りないんだってこと知るばかりだ
べつに愛の唄歌いたい訳じゃないけど
夜を噛み締めたい
夜を噛み締めたい
いつまでも見てる訳にいかない
この夜の闇の中遠ざかる
軌跡を追いかけるけれども
何も手に掴めない
今君はどんな場所を走ってるの?
話し足りないみたい
話し足りないみたい
話し足りないみたい
話し足りないみたい
次回のライブはこちらです(^-^)
楽しみましょう♪
ベアズカフェ ハーフバースデー Taco Pa de Dinner show
【日時】6/10(日) 18時オープン18時半スタート
【料金】1800円(1ドリンク・たこ焼き付き)
【場所】BEA'S CAFE
【出演】まえざわけんいち 田中悟 皆川亜紀子 澁澤メルモ
ラブソングを作るのではなく、ラブソングになってしまう。
僕が最初に作詞作曲をしたいと思ったのは中学3年生の時でした。
音楽の素地がまったくなく、どちらかというと苦手…というか、かなり苦手でした。
でもその頃は難しいことを考えてなくて、
「なんでもいいから歌詞書いて、それを鼻歌で歌ったら作詞作曲になるんとちゃうの?」
みたいな発想でした。
でも、なかなか作詞作曲なんて出来ませんでした。(←そりゃそうだ!)
それからは「とにかく詩は書ける!(はず)」という根拠のない衝動に従って、
大学ノートに毎日何かしらの言葉を吐き出すようにして書き続けました。
でも音楽が分らない。
先天的または後天的に音感や調性を理解する力を持っている人もいるのかも知れないけど、
僕にはまったくそれがなかった。
で、18歳の時にやっと音楽の先生(プロのギタリストで作曲)に出会って、
直談判して音楽を習ったのですが…
全然何も理解出来なかったし1曲もまともに作れなかったんです。
厳しくも優しい先生でしたが、僕は20歳を過ぎた頃に音楽を諦めてしまいました。
ギターとかその他の楽器を目にするのも嫌になって、
何もかもを押入れに仕舞い込んだりして。
その後、僕は芝居の世界に入って音楽で出来なかった表現行為に夢中になる訳ですが、
20代半ばを過ぎたある日、
なんだか気まぐれに押入れからギターを出して、何気なく作曲を始めたんです。
弦が錆びてて指が痛かったですけど。
すると…
なぜかスラスラと曲が出来たんです。
メロディーとコードと歌詞が歌い出しから同時に出てきて、
そのまま最後までスラスラと。
もの凄く不思議でした。
何も考えずに勝手に歌が出てくる感じ。
めちゃくちゃ嬉しかったです、だって突然念願が叶ったのですから。
15歳の時に作詞作曲がしたいと思ってから10年以上も月日が流れていました。
10年以上…長い苦しみでした。
しかしその後、2曲、3曲と続けて曲を作ることは出来ず、
ここからまた長い時間をかけてしまうことになったんですけどね。
今も同じ。
何も考えず、勝手にメロディーとコードと歌詞が歌い出しから同時に出てきます。
作っているはずの僕自身が、
作り終えて初めて歌の内容を知る…という不思議な感覚で作っています。
僕は本物のゴーストライターが自分の中にいると思っています。
頭の中で聞こえて来る歌声は僕の声ではなくて、
その都度、誰か別の人の声だったりします。
で、なぜか知りませんが、
全てがラブソングになります。
夜走曲
いつまでも見てる訳にいかない
この夜の闇の中遠ざかる
軌跡を追いかけるけれども
何も手に掴めない
今君はどんな場所を走ってるの?
話し足りないみたい
話し足りないみたい
夜は長いようで短く切り取られ
くしゃくしゃに捨てられる
殴った自分の影を
嘲笑うばかりだよ
また君は別の夢を抱きしめるの?
話聞かせて欲しい
話聞かせて欲しい
夜になれば光オレンジに流れる
風は音もなく突き刺さってる
べつに愛の唄歌いたい訳じゃないけど
夜を駆け抜けたい
夜を駆け抜けたい
君よりも綺麗で尖った月でも
俺の目に止まらない
何よりいびつな思いが
この胸に騒いでる
まだ俺は君だけに好かれたいみたい
情けない話さ
情けない気分さ
何もない場所で何か求めても
終わらないし始まらない
スペアパーツみたいな言葉
はまらないし もういらない
俺の言う俺らしさなんて全部不自然な嘘
例えばこの歌だってそうだよ
君の声遠く俺に聞こえる
足りないんだってこと知るばかりだ
べつに愛の唄歌いたい訳じゃないけど
夜を噛み締めたい
夜を噛み締めたい
いつまでも見てる訳にいかない
この夜の闇の中遠ざかる
軌跡を追いかけるけれども
何も手に掴めない
今君はどんな場所を走ってるの?
話し足りないみたい
話し足りないみたい
話し足りないみたい
話し足りないみたい
次回のライブはこちらです(^-^)
楽しみましょう♪
ベアズカフェ ハーフバースデー Taco Pa de Dinner show
【日時】6/10(日) 18時オープン18時半スタート
【料金】1800円(1ドリンク・たこ焼き付き)
【場所】BEA'S CAFE
【出演】まえざわけんいち 田中悟 皆川亜紀子 澁澤メルモ