田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

きれい

2011年09月15日 | 日記
一曲UPしました。

前回のブログで「日曜日に録った中から1曲・・・」と書いてましたが、結局先月録ったストックの中から選びました。
『月の静かな夜のこと』の上演約1週間前の日曜日。せっぱつまった気持ちと、落ち着いた気分の狭間で録ったのを覚えています。「明日からは本番に向けてラストスパートやな・・」なんて思いながら。

「あそこをもう少し・・」「ここがちょっと気に入らない・・」「音程が・・」と思うところはたくさんあるのですが、言い出すときりが無いのでハードル下げてリリース、リリース。
この曲は去年のエノモトとのライブの直前に書いて、そのままライブでも歌いました。
この歌詞にも『天国まで』と同様に“置いてきぼり”ってキーワードが出てきますね。今回UPして気がつきました。
置いてきぼりが好きなのかな?あまり意識したことないけど、どうなんだろう。

毎回ですけど音量が低いかな?録音とか編集とか実技以外にも課題はいっぱい。やりがいあります。

では、聞いて下さい。『きれい』です。


きれい 田中悟 (2011.8.21自宅にて録音)


 きれい
そこには何もない 何もないと思う
そこには君だけが 君だけがいればいい

飛行機が飛んで行く 真夏の窓の外
また置いてきぼりを食って
君はもっと 君はもっと

きれいになる きれいになる
妖精の様に 星にまぎれ
きれいになる きれいなる
僕はそれを見て 灰になる

誰もがすぐそばに そばにいたいと思う
誰もが誰かと 僕は君といたいだけ

レコード針が飛ぶ 真夏の夜の夢
まだ歌の途中なのに
君はもっと 君はもっと

きれいになる きれいになる
流れ星よりも 瞬きよりも
きれいになる きれいなる
僕はそれを見て 灰になる

きれいになる きれいになる
妖精の様に 星にまぎれ
嫌いになる・・けどすぐ好きにもなる
僕は君を見て 君だけを見て
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2 コメント

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優しい声ですね (ゆい)
2011-09-18 21:10:44
こんばんは。

コメント書きながら聴いていたら、つい手が止まり、最後まで聞き惚れて、なかなか書き進みません(笑)

今回の曲は、一段と声がステキで、優しく聴こえてきます。
メロディーも好き。包まれているような温かさが素敵です。心地よいです。

「天国まで」と「昨日や今日のことじゃないさ」は、悩みとか生き方とか表現されていたように思いますが、「きれい」は純粋な愛って感じがしますね。


全体的に優しさとか愛しさとかにあふれているけれど、なんだか寂しさも感じます。
切ない感じがします。
そういうのも含めての、愛、なのでしょうか。

聴いていると、やわらかい気持ちになります。
とても好きです。
返信する
ありがとうございます (サトル)
2011-09-19 07:17:18
>ゆいさん

いつもコメントありがとうございます♪

そうなんです、この「きれい」は最初の2曲とは少し毛色の違う曲ですね。
と、言うか・・・実際、僕の作る歌はこんな感じのラブソングが主流なんです。むしろ悩みや葛藤を前面に出している曲は少なかったりして。
なのに何故か「天国まで」と「昨日や今日のことじゃないさ」を最初にUPしている自分が不思議です(笑)。

何となく漂う寂しさは“憂い”かも知れませんね。ブルースとまでいかないけど、ちょっとブルージーなんです。きれいな“君”と、それを見ている“僕”の距離感とでも言いましょうか。

いつも聞いて頂いてとても感謝しています。今、アップテンポで明るい曲の録音にも挑戦しています。今後も楽しんで頂けていたら幸いです。

大切に歌っていきますね。ありがとうございます!
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