はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

ハッピーな1日・・・

2010-04-16 | 中池見

2010年4月16日(金曜日)
午後3時から、市長を訪問。
NPO法人・ウエットランド中池見が
日本ユネスコ協会の未来遺産に登録され
このほど、登録証やプレートなどが届いたため
市長への報告と記者会見を行いました。

ラムサール条約登録地へ向けての大きな力になると
市長も喜んでおりました。

そのあと、環境課と今後の活動について協議。
市民と行政が対等な立場で協働するということが
この中池見湿地を中心に始まっていることを
実感しています。

さて、4月の第4日曜日は恒例のアースデーのイベントが
中池見湿地で開催されます。

今年は4月25日です。
野草のてんぷらや自然観察会、どろんこ遊びなど
春の中池見を満喫できます。
ぜひ、中池見へ足をお運びください。

詳しくは、ウエットランド中池見のホームページから
どうぞ!

http://nakaikemi.jp/

http://nakaikemi.jp/wetland/earthday.htm

夜は、今年の夏に20年ぶりの同窓会を開こうということで
準備委員会がありました。
角鹿中学校の昭和40年度卒業の同窓会です。
今年は、角鹿中学校開校50周年でもあり、
気比中学校との統廃合問題ももちあがるなど
卒業生にとっては節目の年・・・
それにちょうど還暦ということで
お盆に同窓会を開こうということになりました。

全員が還暦エイジですが、会ったとたん、
気分は中学生時代にタイムスリップ・・・
準備会というより、すでに同窓会?というぐらい
盛り上がりました。

楽しいひとときは、時間のたつのがほんとに早い・・・
今日は、とってもハッピーな1日でした。

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中池見ねっとの総会が開催されました

2010-03-31 | 中池見

2010年3月31日(水曜日)
午前中は、福井厚生病院の乳腺外来で診察と検査を
受けてきました。
血液検査では、小さな試験管5本分の血液を採取・・・
一応、触診では異常はなかったのですが、
次回は、マンモグラフィーを受けることになりました。

福井からの帰り、途中で気分が悪くなり、
車の中で、横になっていました。
アッシー・健さんに乗せてきてもらって正解でした。
電車で行っていたら、
それこそ帰れなくなってたかもしれません。

さて、午後6時からは
NPO法人中池見ねっとの第3回総会に出席。
いよいよ、明日、4月1日から敦賀市の委託を受けた事業が
一歩を踏み出します。

これまでのふれあいの里だけではなく、
湿地全体の環境保全にむけて、
活動を拡大していくことになります。

10年前には、夢物語だった湿地全体の保全でしたが
夢が夢で終わることなく、着実な歩みとなって
市民の手によって、管理運営が行われることになりました。
言葉にできないぐらいうれしい!!!
そして、中池見湿地にかかわってくださった
多くのみなさんに心から感謝!!!

いまやっと、大海へ漕ぎ出したところです。
しかも、誰にとっても初めての取り組みになります。
試行錯誤をくりかえしながらの活動になります。
これからも多くのみなさん方のご支援が必要不可欠・・・
どうか、暖かく見守っていただき、支えてください。

さてさて、残念ながら敦賀気比高は大差で負けてしまいました。
ちょうど厚生病院での診察が終わったあと、
結果を待合室のテレビでみました。

ベスト4の夢は残念無念・・・ですが、
夏へつながるステップになったことと思います。

いよいよ明日から、新年度が始まります。
予定がすでにぎっしり・・・
帰りの車の中で、健さんからくれぐれも無理をしないように!
と、厳重に注意をされたところです。

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ユネスコ未来遺産のプレゼンは大成功!

2010-03-24 | 中池見

2010年3月24日(水曜日)
つるが・いきいき子ども未来プランの
次世代育成支援対策行動計画・経過報告の会議に
出席できないので、欠席届をメールで担当課へだしておいた。
事前に配布されていた報告書に目を通し、チェックした内容も
メールに添付した。

ところが、担当課では、会議が終わったあとにメールに
気づいたという。
会議は午後からだったので、朝一で提出したのに・・・

意見や質疑内容が会議に反映されなかったのは、
まじ、くやしいが、メールしたあと、
電話を入れておけばよかった・・・とあとで反省。

さて、22日に東京で開催されたユネスコ未来遺産のプレゼンで
ウエットランド中池見は、上位3団体のなかにはいり
特別応援金をゲットすることができたそうです。

これでまた、中池見湿地の保全活動にも力がはいります。
プレゼンに参加されたみなさん、ほんとにおめでとう!
そしておつかれさまでした。
なにもお手伝いできず、ちょっと心苦しいわたしです。

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ラムサール条約登録地にまた一歩 前進

2010-03-12 | 中池見

2010年3月12日(金曜日)
今朝は、庭のモミジの木に鶯がきていた。
繁華街のど真ん中にある我が家にも、
毎年訪れる春の使者の声・・・

わたしの心もほんわか春色に染まっていく。

そういえば、ここ数日、あれほどうるさかったネコの声が
とんと、しなくなった。
ご近所ノラ家の
シマシマ・トラちゃんとマックロ・クロちゃんの
恋の季節も終わってしまったようだ。

今日の午前中は原子力発電所特別委員会を傍聴。
市民の方も6人、傍聴に来ていた。

もんじゅについては、代表質問で意見を述べているからと
議員間での議論というより、
会派としての意見があったのみ。

傍聴にきていた市民のかたからは、
議論になってない・・・
な~んた、あっけないの・・・
と言う声も聞かれた。

午後からは環境保全対策特別委員会に出席。

3月4日に開催された環境省の
第2回ラムサール条約湿地候補地検討会の資料も配布され、
市民生活部長から内容についての説明があった。

検討会では、ラムサール条約登録地の交際基準の選定方法の
見直しが議論されたとのこと。

こちらはその検討会のサイト

http://www.env.go.jp/nature/ramsar_wetland/2/ref01.pdf

見直しが決定になれば、中池見湿地のラムサール条約登録が
より現実味をおびてくる。
2年後の登録を目指し、県と協力し実現させたいと
言う部長の力強い言葉に、勇気付けられた。

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ラムサール登録に風力発電が障害? 敦賀の中池見湿地

2010-01-11 | 中池見

2010年1月11日(月曜日)
昨年末より、取材のあった風力発電についての記事が
今日の産経新聞に掲載されました。

昨年、日本ユネスコ協会の未来遺産にも登録され、
2年後のラムサール条約登録を目指している中池見湿地。

風力発電が建設される場所は、貴重な歴史的文化財もたくさん残っています。
福井県・敦賀市がともに力を合わせ、ラムサール条約の登録地を
目指しているのですから、よもや行政が建設をOKするわけはない・・・
と、確信しています!

あとは市長が建設にNO! と言ってくれるのを願っています。


http://sankei.jp.msn.com/life/environment/100111/env1001110009000-n1.htm

風力発電に“逆風” 買い取り価格の減少に周辺の健康被害も

クリーンエネルギーの代表格だった風力発電が、新たな逆風にさらされている。
昨年11月に太陽光発電の新買い取り制度が始まったのに合わせ、
風力発電を併設していると買い取り価格が4分の1に減ることに。
「自然を考える人ほど損をする」とユーザーから抗議が相次ぎ、
差額を補填(ほてん)する業者も現れた。
一方、風力発電所の周辺では頭痛や不眠など体調不良を訴える人が続発。
環境省は風車が出す「低周波音」が原因とみて、
来年度から調査に乗り出す方針を決めた。

風力発電をめぐっては、発電量が風向き次第という不安定要素や
風車の騒音などの問題が以前から指摘されてきたが、
二酸化炭素を出さない自然エネルギーとして注目を集めてきた。
全国で稼働する大型の風力発電設備は平成14年度には576基だったが、
現在は約1500基に増加した。

しかし、昨秋から始まった新制度では、太陽光発電だけなら
1キロワット時当たり48円で電力会社に余剰電力を買い取ってもらえるのに対し、
風力発電を併設していると、太陽光発電以外の電気が配電線に
流れないようにする逆流防止装置を設置しなければ
12円前後に抑えられることになった。
これまでの買い取り価格は太陽光や風力にかかわらず
自然エネルギー分は24円だった。

背景には、太陽光発電事業を世界一にするという国の政策と、
余剰電力が多くなりすぎることへの考慮がある。
だが、業者によると逆流防止装置は費用が数十万円する上に、
小型の風力発電設備に設置するのは技術的に不可能だという。
このため、小型設備を併設しているユーザーからは
「損をするので撤去したい」という不満が、業者や国に寄せられているという。

これを受け、小型風力発電設備メーカーの「ゼファー」(東京)は昨年12月、
減少分の差額となる1キロワット時当たり36円を補填することを決定。
同社ではこれまでに約7千台出荷しており、年間で数百万円の負担になるといい、
国に対して「制度を見直すよう働きかけている」と不満をつのらせている。

一方、風力発電所の周辺では近年、健康被害を訴える人も出てきた。
環境省によると、報告は全国にまたがり、特定疾患がないのに
めまいや動悸(どうき)、耳鳴りなどに悩まされるという。
風車の回転による低周波音と呼ばれる100ヘルツ以下の音波が
原因ではないかという指摘があるが、因果関係は現時点で不明だという。

同省は今後4年間の計画で、研究者に委託して稼働中の全施設を対象に
調査する予定。
同省大気生活環境室は「実態が分かっていないので、治験を進める中で
何らかの基準作りを目指したい」としている。

 


http://sankei.jp.msn.com/life/environment/100108/env1001082354002-n1.htm

ラムサール登録に風力発電が障害? 福井・敦賀

             
       渡り鳥の通り道となっている中池見湿地=福井県敦賀市

ラムサール条約登録を目指す福井県敦賀市の中池見湿地で浮上している
風力発電施設の計画をめぐり、建設予定の大型風車が渡り鳥の
通り道にあたるとして、地元環境団体が「条約登録の障害になりかねない」と
反発を強めている。
風力発電業者は「生息環境への影響はないか、あっても軽微」としているが、
大型風車と鳥の衝突事故は各地で報告されているといい、
環境団体側からは「生態系への影響は必至」と計画中止を求める声もあがっている。

風車建設を予定しているのは、風力発電業者の
クリーンエナジーファクトリー社(北海道根室市)で、
湿地から北東約7キロの場所に大型風車12基を設置する計画。
風車は高さ85メートルのタワーに長さ50メートルの3枚羽がついており、
出力2500キロワット。
平成25年の運転開始を目指している。

中池見湿地は、3つの低山に囲まれた約25ヘクタールの湿地で、
国内屈指のトンボの生息地として知られている。
クマタカなど約15種類の猛禽(もうきん)類を含めた
160種類の鳥類や60種のトンボなどが生息しており、
専門家からは「ラムサール条約の登録要件を満たす貴重な湿地だ」
と指摘されている。

ラムサール条約登録の国内候補地に指定されるためには、
国定公園である必要があるため、福井県はまず、国定公園編入に向けた
自然環境調査を実施する方針で、早ければ、平成24年に
ルーマニアで開かれる第11回同条約締約国会議で条約登録が
実現する見通しだという。

一方、クリーンエナジーファクトリー社が行った環境調査報告書でも、
建設予定地とその周辺で春に約3500例、秋に約7200例の
渡り鳥が確認されたが同社は「生息環境への影響はないか軽微」として、
建設を踏み切ることを決めたという。

滋賀県湖北町の湖北野鳥センターによると、中池見湿地は、
琵琶湖から日本海をつなぐ渡り鳥の通り道にあたるといい、
専門員の植木潤さんは「鳥の活動範囲はかなり広く、
付近で生息が確認されれば、建設が環境に与える影響も大きい」と指摘している。

中池見湿地での保全活動をしているNPO法人「ウエットランド中池見」の
笹木進事務局長は、「二酸化炭素排出量の面で風力発電はエコだというが、
結果的に、自然環境を破壊しては本末転倒だ。
貴重な湿地の生態系への影響を考えてほしい」と話している。

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中池見ねっとの活動

2010-01-09 | 中池見

2010年1月9日(土曜日)
午前11時17分の地震は震度2・・・
ドーン! と直下型の地響きがきたので、身構えたけれど
そのあとは横揺れもなく、おさまった。

いつもになく、不安が胸の内にうずまき、ドキドキがおさまらなかった。

直下型は怖い。
敦賀半島にも、滋賀県との県境にも活断層があるだけに
油断はできない。

もんじゅの再開、1号機の運転延長と原発に関係するみなさんは
浮き立っているけれど、人知の計り知れないところで
自然界は、思わぬ災いを引き起こす。

何かの前触れでないことを願うしかない。

さて、今日の中池見関連ニュースです。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20100108-OYT8T01502.htm

中池見湿地に水田復活
    希少植物の移植成功

中池見湿地(敦賀市樫曲)の保全に取り組むNPO法人「中池見ねっと」が、
昨年から始めた水田での植物生育研究の成果をまとめた。
取り組みによって湿地内に水田を復活させ、オオアカウキクサなど
希少な植物4種類を移植することに成功。
成果報告では「環境に適度に人間の活動が加わることで生物の多様性が広がる」
としており、2010年度からは水田で昆虫を再生させる事業にも取り組む。

中池見湿地は、里山に囲まれた約25ヘクタールの泥炭湿地。
1992年に大阪ガス(大阪市)による液化天然ガス備蓄基地の建設計画が
浮上したが中止となり、02年に同社が湿地を含む約80ヘクタールを
敦賀市に寄付した。

湿地では、以前は稲作が営まれていたが、液化天然ガス備蓄基地の
建設計画が持ち上がったことから、耕作は放棄されたままに。
主に水田や周辺で生育していた植物も少なくなっている。
そこで水田を復元し、以前の生育環境を取り戻そうと、
中池見ねっとが同市から約1400平方メートルを借り、
昨年3月から耕作を始めた。

メンバーら約20人がスコップやカマを使って草取りやあぜ作りに取り組み、
耕運機で土をおこして水田を整備。
田植えや稲刈りも行った。
並行して植物の移植を進め、同年6月頃には
オオアカウキクサ、デンジソウ、ヒメビシが順調に増殖していることを確認。
ミズアオイも同年9月に花を咲かせた。

移植した植物はいずれも環境省のレッドリストに掲載され、
「絶滅の危険が増大している種」とされている。
中池見ねっと事務局長の増田茂さん(52)は
「水田を復活させることで、かつての自然の姿を取り戻せると
確認できたことは大きい」とし、
「今後は市民のボランティアも募り、取り組みを広げていきたい」と話している。
(2010年1月9日  読売新聞)

こちらはその「中池見ねっと」のホームページ
http://www6.plala.or.jp/nakaikeminet/index.html

ウエットランド中池見のホームページもご紹介します。
http://www.nakaikemi.jp/

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中池見の仲間たち

2009-12-22 | 中池見

2009年12月22日(火曜日)
夕方、孫が家にいるので、あれ? ママは? と聞いたら
たぶん職員会議じゃないの・・・といっぱしの返事。

ママを待つ間、クリスマスの歌をいっぱい聞かせてくれました。

あさっては、もうクリスマス・イヴ・・・
健ジィジ・サンタは3人の孫へのクリスマスプレゼント探しにおおわらわです。

さて、今日の夜は、中池見の仲間たちと忘年会。

みなさんご自慢の手料理やお菓子などをもちよっての宴会は
楽しい会話がはずみ、時間のたつのも忘れるほど。

哺乳類の調査のために設置した赤外線カメラに、カメが写っていたとかで
低温動物なのになんで、写ったんだ? とか・・・
あれはぜったい、タマシギ(鳥類)の声だったとか・・・

ちなみに、タマシギは鳥類としては少数派である一妻多夫で
メスは卵を産むと、つぎのオスを求めて巣をはなれ、
オスが卵をあたため子育てに励むんだそうな・・・

うらやましい!! と女性たちがいっせいに声をあげたら
いやいや、あなたたちはすでに立派なタマシギだよ!
といわれてしまいましたがな・・・

未来の子どもたちのために中池見湿地を残そうと
運動や活動を続けてきた女性たち・・・ですよ(念のため)

それに、タマシギはメスが美しいのだ!
そこはあってるね・・・と女性陣一同、納得・・・

楽しい時間はあっという間に過ぎてゆくもんですね・・・ほんとに・・・
名残は尽きないけれど、さよなら・・・おやすみなさい・・・
となりました。

わたしもまぶたが重くなってきたので、今日はこれでおやすみなさい・・・

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中池見・今日のニュース

2009-12-05 | 中池見

2009年12月5日(土曜日)
昨日に引き続き、あまり調子が良くない。
今日の予定では、中池見管理委員会の会議を傍聴することに
なっていたけれど、外出は見合わせた。

すでに記事がwebに載っていたので、アップします。

なんだかボ~としているので、今日はこれでおしまい・・・
鎮痛剤をのんで休みます。


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20091205-OYT8T01128.htm

中池見湿地 ゲンゴロウなど再生事業
 
多様な動植物が生息する中池見湿地(敦賀市樫曲)の保全や管理について、
学識者や関係団体が話し合う敦賀市の「中池見管理委員会」
(座長=高田研・都留文科大教授)が5日、
湿地内のビジターセンター「中池見人と自然のふれあいの里」で開かれた。
自然環境の現状維持に加え、生息数が減っている
ゲンゴロウなどの希少生物の再生事業を盛り込んだ
来年度の市の管理方針を承認した。

再生を目指すのは、ゲンゴロウ、ハッチョウトンボ、ゲンジボタルの3種類。
市から湿地保全を委託されているNPO法人「中池見ねっと」が
湿地内の荒れた水田を手入れするなど、生息環境を整えていく。
来年度から、再生や保全の取り組みに参加する
市民ボランティアを募ることも決まった。
また、委員から「現在行われている希少動植物の生息状況調査だけでなく、
外来種も含めた湿地全体の生態系のデータを集めるべきだ」
との意見が上がり、事務局の市環境課も「検討していく」と答えた。

(2009年12月6日  読売新聞)

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=9201

中池見、国定公園編入目指す  ラムサール登録向け敦賀市

約3千種もの動植物が確認されている敦賀市樫曲の中池見湿地の保全などを
検討する管理委員会は5日、同湿地内の
「中池見 人と自然のふれあいの里」で開かれた。
市はラムサール条約登録に向けて福井県と協力し、
まず自然公園の国定公園編入を目指し、
必要に応じて財源を投入する考えを示した。

登録には、法律の中で保全が図られていることが必要なことから、
県は国定公園編入に向けた調査費を9月補正予算に計上。
委員会で県の担当者は「自然公園、その先のラムサール条約登録に向け、
いいタイミング。
法律での保全担保として越前加賀海岸国定公園への編入を目指す」と説明した。

委員からは「中池見湿地保全活動は日本ユネスコ協会連盟の
未来遺産にも登録された。
これを機に湿地全体の管理をしていくべき」との考えが示された。
市は同湿地の保全・利活用計画の実施状況などを報告。
来年度は県からの核燃料税交付金を活用し、
同ふれあいの里前の木道整備などを行っていくとした。

1997年から行われている動植物モニタリングについては、
委員から「トンボやゲンゴロウなど中池見に生息していそうな種を
追加してはどうか」
「希少種だけでなく、セイタカアワダチソウなど外来種もチェックすべき」
などといった意見が出された。(福井新聞)

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ウエットランド中池見の活動がユネスコのプロジェクト未来遺産に登録されました

2009-12-02 | 中池見

2009年12月2日(水曜日)
なんと! 12月議会は一般質問をする議員が21人も!
議会事務局へ通告書を提出しに行ったら
わたしで16人目。
受付時間は12時47分だった。

抽選で残っている番号は1番と10番台が少し・・・
ガラガラポン・・・

おやまぁ! なんと! 1番を引いてしまいましたがなぁ。
ラッキー
ということで、12月7日 午前10時から
わたしの一般質問でございます。

今回の質問は
1.事業仕分けについて
2.議員年金について
3.駅周辺整備事業について  の3点。

それにしても最近の敦賀市議会はほんとに充実しております。
予算決算常任委員会での質疑も活発になってきたし
来年度からは完全一問一答式になるし、
議員年金は県内では唯一、廃止の意見となったし・・・

あとは委員会の放映と合わせ、会議のネット配信ですね。
議員年金が廃止になり、公費負担が減れば
それも夢ではない・・・

さて、今日はうれしいニュースがありました。

NPOウエットランド中池見が取り組んでいる中池見湿地の保全活動が日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に選ばれ
登録されたのです。

おでんやの女将から議員へと
わたしの人生の大きな転換のきっかけとなった中池見湿地・・・
笹木さんはじめ、毎日の地道な活動を支えてこられた
仲間のみなさんに、心から祝福の拍手を贈ります。

斎藤さん、天国から見てますか?
わたし、うれしくて涙がでちゃいましたよ。
感無量って言葉はこういうときのためのものだったんだ・・・

新聞記事は、読売・中日日刊福井・毎日・福井の順です。


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20091201-OYT8T01395.htm

県から「ウエットランド中池見」
     日本ユネスコ「未来遺産」 

             
ウエットランド中池見が開いた中池見湿地での
自然観察会(ウエットランド中池見提供)

地域の自然遺産を守り伝える全国の活動を支援するため、
日本ユネスコ協会連盟(東京都)が1日に発表した「プロジェクト未来遺産」に、
県内から、NPO法人「ウエットランド中池見」(笹木智恵子理事長)が
中池見湿地(敦賀市樫曲)の保全に取り組む活動が選ばれた。
同NPOは湿地のラムサール条約登録を目指しており、
「大きな追い風」と歓迎している。

プロジェクトは、失われゆく各地の文化や自然を守るため、
同連盟が今年度から始めた。
4~8月に公募したところ、全国から50の活動について応募があり、
このうち同NPOなど10の活動をプロジェクト未来遺産として登録した。

中池見湿地は、周囲を里山に囲まれた約25ヘクタールの泥炭湿地。
絶滅危惧(きぐ)種を含む約2000種もの動植物が残ることで知られている。
江戸時代には水田として稲作も営まれていた。

同NPOは、湿地の保全活動に取り組んでいた市民が集まり
2003年度に設立。
動植物の保護や市民向けの自然体験教室の開催などの活動を続けている。

同連盟によると、多様な生物が残る自然環境と、
文化を融合させようとする同NPOの姿勢が評価された。
プロジェクトに登録されたことで、今後は同連盟が広報活動などを支援し、
協賛企業も募っていくという。

笹木理事長は「プロジェクトに選ばれたことで、
中池見湿地を保全する機運も盛り上がる。未来に素晴らしい自然を残せるよう、
一層がんばりたい」と話している。


http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2009120202000188.html

中池見保全を未来遺産登録 日本ユネスコ協連盟が敦賀のNPO活動評価

                
プロジェクト未来遺産に登録された敦賀市の中池見湿地
=2006年9月、本社ヘリ「おおづる」から

日本ユネスコ協会連盟は一日、
敦賀市の特定非営利活動法人(NPO法人)「ウエットランド中池見」が
同市の中池見湿地で実践している保全活動などを
「プロジェクト未来遺産」に登録した、と発表した。

未来遺産の登録は、文化振興や自然保護に取り組む
国内各地のユネスコ協会で構成する同連盟が、本年度から始めた事業。
地域の文化や自然を未来へと守り伝える活動を登録し、
広報の協力や助成金などを支給して支援する。
これにより、活動の関心度が上がり、地域内外での活動の継承や
発展につながるとしている。

今回は三十二都道府県から五十件の応募があった。
有識者らによる未来遺産委員会が、「危機にある遺産」や
「生物の多様性を守る活動」などのテーマで活動している現地を調査し、
十プロジェクトを選んだ。

登録されたウエットランド中池見のプロジェクトでは、
十万年前の泥炭層の上に、環境史と文化史の情報を備えた
中池見湿地の保全や自然再生活動をしている。

ウエットランド中池見の笹木智恵子理事長(63)は
「中池見湿地が全国的にも評価され、うれしい」、
敦賀市環境課の平野栄久課長は
「県と取り組んでいるラムサール条約登録実現に向けて追い風になる」
と話している。 (長谷川寛之、安福晋一郎)


http://mainichi.jp/area/fukui/news/20091202ddlk18040661000c.html

未来遺産:「いきもの不思議の国・中池見湿地」活動、
                         登録--日本ユネスコ /福井

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の民間組織である
日本ユネスコ協会連盟が今年度から選定を始めた「プロジェクト未来遺産」に、
「いきもの不思議の国・中池見湿地」(敦賀市)の活動が登録された。
NPO「ウエットランド中池見」が昨年8月に応募。
大阪ガスによる大規模な開発の危機を乗り越え、
生態系維持に取り組む活動が評価された。【酒造唯】

 ◇開発危機乗り越え、生態系維持を評価
未来遺産は、地域の自然や文化を後世へ伝える活動に取り組む市民団体、
NPOなどを登録する。
全国から50団体の応募があり、10団体が選ばれた。
選考の基準は「危機にある遺産」「生物多様性」を守る活動。
事務局によると、中池見湿地は豊かな生態系と水田農業が併存し、
自然と文化が融合した景観を作っていることが、登録の決め手になった。

NPOには助成金が交付され、来年3月に東京で開く登録式典で額が決まる。
笹木智恵子理事長(63)は「いろいろな賞に応募してきたが、
選ばれたのは初めてでとてもうれしい。
ラムサール条約への登録など、これからの活動に追い風になる」と話した。
未来遺産にはこのほか、広島県の
「このままの鞆がいい!住民の手による歴史的港湾都市『鞆の浦』の
歴史・文化・自然の継承と再生」などが登録された。


http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=9166

「未来遺産」に中池見保全活動 日本ユネスコ協登録

               
       
ウエットランド中池見が開いている自然観察会。
メンバーが参加者をガイドしている=8月、敦賀市樫曲

 
文化・自然遺産を未来に伝えていく運動を展開している
日本ユネスコ協会連盟の第1回「プロジェクト未来遺産」が1日発表され、
福井県敦賀市樫曲の中池見湿地の保全活動に取り組む
NPO法人「ウエットランド中池見」の活動が登録された。
同湿地が10万年前の泥炭層と人間のかかわりを残していることが評価された。
同法人の笹木智恵子理事長(63)=敦賀市=は
「中池見湿地あっての活動。みんなの宝として残していきたい」と喜んでいる。

プロジェクト未来遺産は地域の文化・自然遺産を守る活動を登録し、
推進団体と地域を支援・助成しようと同連盟が初めて設けた。
「危機にある遺産」と来年の国際年に合わせた「生物多様性を守る活動」を
テーマに4月から全国公募した。
32都道府県からウエットランド中池見を含む50の活動の応募があった。

9月から大学教授や企業の代表ら24人でつくる未来遺産委員会が
書類審査や現地調査などを行い、10の活動を選んだ。

登録されたウエットランド中池見は2003年の発足。
現在の会員は全国に150人。
中池見湿地を「いきもの不思議の国」と位置づけ、
保全や生物の種類、数などの調査を行っているほか、
自然観察会や会報発行などを通して啓発活動に取り組んでいる。

同連盟は「中池見湿地は泥炭湿地生態系と湿地水田農業が併存した、
たぐいまれな場所。
自然と文化の融合した固有の財産」と評価。
「10万年前の泥炭層にある湿地と人間とのかかわりが残っており、
地球規模でも未来に継承すべき『いきもの不思議の国』にふさわしい」
として最上位にランクした。

登録式典は来年3月22日に東京で行う。
同連盟は登録団体に助成金を贈るほか、広報の面でも活動を支援する。

笹木理事長は「中池見湿地の自然を守る法律はなく、市民活動が必要。
同湿地が遺産として認められたことがうれしい。
登録は活動の支えになる」としている。

推薦したふくいユネスコ協会の光野稔会長は
「中池見湿地の保全活動・自然再生を、ウエットランド中池見と
一緒に取り組んでいきたい」とするコメントを出した。

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中池見湿地、国定公園編入へ調査 県、ラムサール登録向け

2009-09-17 | 中池見

2009年9月17日(木曜日)
総務常任委員会が午前中で終わり、食事を済ませて
控室でイスに座ったとたん、居眠り・・・

あ~、やっぱり疲れてる・・・

まだヒアリングしたかったけれど、
こりゃ無理だわ。
家に帰って、寝なおそう・・・と
市役所の1階フロアまで降りてきたら、
なんと!

中池見のミズトラノオが・・・
おもわず、フロアに座り込んで見入ってしまいました
そして携帯でパチリ。
なんとも上品なフジ色・・・
どなたがおいたんでしょうねぇ・・・

  

              

さて、その中池見湿地。
ラムサール条約登録にむけて、福井県が動き出しました。
国定公園に編入するための調査費用が
県の補正予算に経常されました。

敦賀市が最重要課題としてずっと福井県にねばりづよく
要求してきた苦労がやっとむくわれます。

市長はじめ担当部局の職員のみなさんのおかげです・・・
そしてなにより、20年以上も湿地の保全運動に
かかわってきた、笹木さんはじめ
中池見の仲間たちの地道な活動があったからこそです。

福井新聞に大きくその記事が掲載されました。

本当にうれしい!
ゴミ処分場問題で福井県を厳しく追及してきたことが
ラムサール登録への道を閉ざしてしまったのではないかと
ずっと、心に引っかかっていただけに、
新聞記事を読みながら、ウルウルになっちゃいました。

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8452

中池見湿地、国定公園編入へ調査 県、ラムサール登録向け

敦賀市の中池見湿地のラムサール条約登録に向け、
福井県が登録の選定条件となる国定公園編入に必要な
自然環境調査に乗り出す。
直近の決定会議となる、2012年上半期に
ルーマニアで開かれる第11回同条約締約国会議での
登録入りを目指す。

同条約は国際的に重要な湿地を保全する。
県内では05年に初めて、三方五湖が登録された。

中池見湿地は数十メートルにも及ぶ泥炭層からなり、
その地層には約12万年分の環境の変遷が記録されている。
国内屈指のトンボの生息地であり、
湿地特有の多様な動植物が息づく貴重な地域。

同条約の登録については、以前から同湿地の保全に取り組む
NPO法人「ウエットランド中池見」などが
推進活動を続けており、所有・管理者である
敦賀市も県に支援の要請を行ってきた。

登録には、法律の中で保全が図られていることが
条件となることから、まずは自然公園法の管轄下にある
越前加賀海岸国定公園への編入を目指す。
その基礎資料として本年度は景観や動植物、
利用状況などを調査する。

来年度からは必要書類を作成し、
県の環境審議会などに諮り内容を詰める。
同時に環境省との協議も進め、国内候補地に選定されるよう
アピールする計画。
本年度の調査にかかわる396万2000円を、
9月補正予算案に計上した。

県自然環境課によると、
環境省は10月にも検討会を立ち上げて候補地選定作業に入り、
10年冬ごろに大枠の候補地を決める方針。
国定公園編入は、11年冬に開催予定の
国の環境審議会での正式決定を目指すという。

同課は「敦賀市の地元の皆さんとも相談しながら、
登録に向けた作業を着実に進めていきたい」としている。
同法人の笹木智恵子理事長
一歩前進したとありがたく受け止めている。
よりよい方向に向かうよう協力していきたい
」と話している


そうそう、中池見で保護されたカワセミのカワちゃん・・・
まだ赤ちゃん? 獣医さんのところで治療を受けていたのですが
放鳥できるぐらいまで、元気になり、中池見の仲間たちが
見守る中、無事飛び立ったそうです・・・(ヨタヨタとだそうですが)

みっちゃんがメールで可愛いカワちゃんの写真を送ってくれました。

    
                    
                               

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NPO・中池見ねっとの田植えの記事

2009-05-26 | 中池見

2009年5月26日(火曜日)
もうすぐ父の日やで・・・と健さん。
それがどないしたん・・・

あんな、え~作務衣みつけたんや。
いまなら、30%引きらしいで。

あんな、うち、あんたの娘とちゃうで。
父の日のプレゼントは、子どもから
もらうもんやろ!

子どもにねだったら、かわいそうやんけ・・・
みんな、汲々しとるのに・・・

ほなあんた、母の日になんかしてくれたか。
な~も、せんとってからに
よう、うちに父の日のプレゼントねだれるな!

などと、実に微笑ましい(?)夫婦の会話を
繰り広げている我が家です。

昨晩は疲れていたのに、やっぱり腕の痛みと
足のだるさが、わたしの睡眠の邪魔をして
今日は1日、ウツラウツラ・・・

夜、東京からひさしぶりに帰省している
タカヒロ君が、ドラゴンボールZの
スーパー・サイヤ人みたいな髪の毛で
わたしに会いに来てくれました。

タカヒロ君は
よしもと芸人リトル・ドンファン江村なんです。
いまにテレビで顔を見せられるように
がんばるわ・・・といって帰って行きました。

さて、先日の中池見での田植えのことが
今日の中日新聞に載っていたので紹介します。

http://www.chunichi.co.jp/article/fukui/20090526/CK2009052602000006.html

休耕田で希少植物育てる 
     中池見湿地でNPO法人が実験

        
            中池見湿地の休耕田で田植えをする
          中池見ねっとのメンバーら=敦賀市樫曲で

希少な動植物が生息する敦賀市樫曲の中池見湿地で、
湿地の環境保全活動に取り組む同市の
特定非営利活動法人(NPO法人)「中池見ねっと」が
湿地内にある休耕田を耕し、
希少な植物を育てる実験を始めた。
同湿地でこの種の実験が行われるのは初めてで、
成果が注目されている。

同湿地は田んぼが広がるが、
大半は休耕田でヨシが生い茂っている。
稲作を続けている水田や休耕田の一部には、
全国的に絶滅の危機にひんしているデンジソウや
オオアカウキクサなど約40種の希少植物が見られる。
中池見ねっとは休耕田でも耕して状況を復元すれば、
これらも育つと推定。
湿地を所有する市に実験の許可を得て、
取り組みをスタートさせた。

実験期間は来年3月末まで。
田んぼの状態にして希少植物の生育を試みるため、
中池見ねっとのメンバーらがヨシを刈り取り、
23日に田植えを実施。
今後は6-7月にデンジソウやオオアカウキクサなど
湿地にある希少植物約10種の株を植えたり、
移し替えるなどして、田んぼの状態の観察を続ける。
対象の休耕田の面積は、約1400平方メートル。

増田茂事務局長(52)=同市櫛川=
「そう簡単にはいかないだろうが、
中池見湿地で希少植物を増やすのに貢献できれば」と話す。
中池見ねっとでは、成果が出れば市に実験継続の
申請をする方針だといい、今後に期待をかけている。
中日新聞・伊藤隆平)

 

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中池見探検隊は孫とバァバの二人連れ・・・

2009-05-23 | 中池見

2009年5月23日(日曜日)
・・・疲れた・・・
元気いっぱいの5歳児・孫といっしょに、
3時間余りも湿地の探検をしてしまった59歳・祖母は
すっかり体力を使い果たしてしまいました。

午前中に田植えを終えたばかりの田んぼを
見学するところから始まった今日の湿地探検。

こちらがその田んぼ 

まずは山沿いの小道をぐるりと
ひとまわりすることにしました。

大きなクロアゲハが野アザミにとまったり
ヒラヒラと花から花へ軽やかに飛び回るのを
眺めたり、
まだあまり大きくなっていない
シオカラトンボを追っかけたり、
1メートルぐらいのシマヘビに遭遇したり、
タンポポの綿毛を吹きとばしたり、
と、なにもかもが初めての体験の孫は
目をキラキラせています。

          

バイパス側の沼では、つがいの水鳥も見ることができました。
茶色っぽい水鳥・・・
名前がわからない・・・
(あとで、出会った野鳥の会の方に聞いたらカルガモとのこと)

水路のところでは、めだかの大群に
大はしゃぎ!

オタマジャクシも見つけました。

クモクモ仙人の泉で乾いたのどを潤しました。
足元で、半分カエルになりかけのオタマジャクシが
浮草の上をピョンピョン飛んで逃げまわります。

      

さわるの怖~い・・・といって、最初はなかなか
つかめなかったオタマジャクシ。
大丈夫だから・・・
わたしがつかまえて、孫の手のひらにそっと
のせてやりました。
かわいい!
今度は、自分でつかまえようと泥の中に
手をつっこんで、必死になってます。

泉のまわりは、細い板を渡してあって、
足もとがかなり不安定・・・
案の定、孫は泥の中へ片足を突っ込んでしまいました。
さいわい、長ぐつの中はセーフ・・・

おっと、今度はわたしが落っこちそうになりました・・・
歩きすぎて、足がそろそろ悲鳴をあげかけています。

そろそろ行こか・・・
イヤャ! まだ行かん・・・
バァバ、足が痛いんやわ・・・

また今度の日曜日、お天気やったら
中池見に連れてきてやるから・・・
今度は、タモももってきて、
メダカとオタマジャクシすくおさ・・・

やっと、田んぼのところへもどってみると、
すでに、ネットも張り終えていました。
みなさん、ほんとにお疲れさま・・・
なんにも手伝えなくて、ごめんね。

さあ、そろそろ帰ろか・・・
まだまだ、歩けるよ・・・
あっちのほうも行きたい・・・
というので、しかたなくふれあいの里まで
足を延ばすことにしました。

木道では6センチはあろうかというほど
大きな毛虫やちいさなバッタ、
20センチほどもあるムカデにもごあいさつ。

     

ふれあいの里では、
横山大八さんが描いた鳥たちの精巧な水彩画の
展覧会を開催中でした。

いくつもの水槽には、
オタマジャクシの小さい生まれたてのから
足が出てきてシッポのあるカエルになりかけのまで、
そしてアカガエルと、子どもたちが成長の過程を
理解できるように並べられています。

イモリやメダカの水槽もあります。
すっかり水辺の生き物のとりこになってしまった孫。
なかでも、オタマジャクシに
はまってしまったようです。

ふれあいの里をあとにして、帰ろうとしたら
もう一度どうしてもクモクモ仙人の泉で水を飲むんだと
言い張り、どんどんひとりで先に歩いていきます。
水を飲むのは口実で、やっぱりオタマジャクシを
つかみたかったようです。

でも、自分では1匹も捕まえることができず、
やっとあきらめました・・・

来週もまた、晴れるといいね・・・

コメント (3)
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あした、晴れるといいね・・・

2009-05-22 | 中池見

2009年5月22日(金曜日)
シトシト降り続く雨のせいか、今日は少し
肌寒い・・・

あしたは中池見湿地で田植えです。

本当は17日に予定されていたのですが、
悪天候だったため、23日の朝からということに
なりました。

お天気もよさそうだし、午後から
孫を連れて、中池見へ遊びに行きます。

長そで、長ズボン、長ぐつを用意しといてね
と、娘にメールしました。

そうそう、今日の朝日新聞に
中池見で自然観察員として大活躍の
笹木智恵子さんがおおきな写真入りで
紹介されていました。

まだWEBには載っていなくて、
残念ながらブログにあっぷできない・・・

中池見湿地でも、アライグマが確認されたり
アメリカザリガニが増え続けたり
セイタカアワダチソウがはびこったりと、
外来種に侵略されています。

外来種によって、湿地本来の生態系が
脅かされてきています。
なにも中池見湿地だけに限った問題ではなく
日本全国いたるところで、深刻な事態を
引き起こしています。
【ここで小説のご紹介
 柴田哲孝のKAPPA・・・ブラックバスを題材に
 外来種の問題も提起されています】

アライグマの駆除にしても福井県は
滋賀や京都から比べて、その取り組みが大幅に
遅れているのが現状。
まさに現場知らずのお役所仕事。

アライグマの駆除だからと、罠にかかった
アライグマ以外の動物は、
たとえハクビシンなどの外来種でも
逃がすんだそうな・・・

あほちゃ~うんか・・・とあきれるばかり・・・

するとなったら、それひとつのみに集中し
物事を多様に考え取り組むってことを決してしないのが
失敗しないで出世する公務員のあるべき姿・・・
とでも、マニュアルに書いてあるんだろうか・・・

縦割り行政が生み出した、悪癖のひとつでしょうねぇ。

明日に備えて、今日はこれでおやすみなさい。
明日は中池見の写真をアップできるかな・・・

コメント (1)
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週刊金曜日・最新号のきんようぶんかは河野先生による『奇跡の泥炭湿地・中池見湿地』

2009-04-10 | 中池見

2009年4月10日(金曜日)
今日届いた「週刊金曜日」の
【きんようぶんか 読書】のページはなんと
河野先生による『奇跡の泥炭湿地・中池見湿地』

       
 移りが悪い・・・

そう! 
あのクモクモ仙人・斎藤慎一郎さんの遺稿集なんです。

表題は「クモクモ仙人」が惹かれた生物の楽園

問い合わせさきは、笹木智恵子さんになってます。
(tel:0770・23・5003)

前略・中略で最後の最後のところだけ、
一部抜粋しました。
全文をお読みになりたい方は、ぜひ「週刊金曜日」を
お買い求めくださいませ・・・

敦賀市内だとカボスに置いてあったはずです。

こちらは「週刊金曜日」の公式サイト
http://www.kinyobi.co.jp/

  前略******中略******
 
 しかし、中池見湿地とそれを取り巻く丘陵地帯から
採集、確認されたクモには、水辺を好んで住む種が8種、
草原性の種が44種、森林性の種が65種、ガレ場を好む種が
14種、その他にも41種、という実に多種多様なクモの
生息が確認され、あらためて中池見湿地一帯が
クモたちの楽園でもあることがわかった。
''クモクモ仙人''斎藤さんの面目躍如である。
ご本人の発見の喜びと興奮が、ひしひしと伝わってくるのが、
本書の正に魅力だ。
           ~河野昭一/京都大学名誉教授~

こちらはその斎藤さんのことを書いたブログ

http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/cc01cf4b80b9b4c12d687a22d0eb719d

http://blog.goo.ne.jp/aran1104/e/9961dd8e8c438f8db0ba7bf50cce9c79

さて今日も朝から快晴・・・
これだけお天気が続くと反動が怖いような気も
しないではない。
天が抜けたかと思うような局地的集中豪雨とか
地震とかがおきないことを祈ってます。

今朝は暗いうちから起きだして、
13日の議会運営委員会の議題である
「予算決算常任委員会について」の文書と
18日の日本科学者会議(於:福井大学)での
報告用レジュメを作成しておりました。

午後から政務調査費の収支報告書もついでに
書き上げようと、パソコンの前に座ったまでは
覚えていたのですが・・・
パソコンに頭をのっけて、眠っておりました
おでこには、パソコンのかどっこでできた線が
真一文字にビシッ! 
指で触っただけでも、どれぐらい深い線かが想像できる!
自分の顔を確認するのが恐ろしくて、
鏡には近寄れなかったわたしです。

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日曜インタビューはNPO「中池見ねっと」事務局長・増田茂さん

2009-03-30 | 中池見

2009年3月30日(月曜日)
あたらしいパソコンさん、小型で廉価のわりには
よく働いてくれています・・・
メールの送受信も順調だし、
ブログもアップできてるし・・・

ただ、キー操作が少々やりにくい。
慣れていないせいもあるけれど、押し間違えて
わけのわからん言葉の羅列になる。
とくに、句読点とドットは必ずと言っていいほど
押し間違う!
メールアドレスを入力すると、ドットが全部/スラッシュ/に
なってたりする・・・

それに画面が小さいので、全画面を見るには
一々横へスクロールしなけりゃならない。
おっ、スクロールなんてぇ言葉が自然にでてくるのも
ちょっとは、パソコンと親しくなれたのかも・・・
と、自画自賛するわたし。

いつ、戻ってくるのかわからないミルクを
待ちながら、当分はリトルちゃんとがんばる!
と心に誓ったはるみです。

わたしのリトルちゃんは、NECの10.1型ワイド液晶
WindowsのXP  LaVie Light

ミルクがソニーのVAIOだったので、ソニーの小型液晶に
しようかと思ったけれど、如何せん値段が
リトルの倍ほどもする。
しかも、LANケーブルには接続ができないんだそうな・・・

店員さんに20分以上もかけて、あれこれ質問攻めのあと、
NECの最新モデルに決めたのでした。

さて、29日の毎日新聞・福井県版の日曜インタビューは
NPO「中池見ねっと」事務局長・増田茂さん(52)

増田さんが事務局長を引き受けてくださったおかげで、
中池見湿地は新しい局面を迎えることになりました。

NPO法人の市民団体と行政が協働する画期的な試みの
一歩が踏み出されたともいえます。

ここからは、インタビュー記事です。
http://mainichi.jp/area/fukui/interview/news/20090329ddlk18070428000c.html

◇自然のサイクル実感 湿地保全へ3者スクラム
              --増田茂さん(52)
 
世界的にも例のない過去10万年以上の泥炭層が積もり、
環境省の絶滅危惧(きぐ)種に指定されている
約50種の動植物など、多様な生態系をはぐくむ
中池見湿地(福井県敦賀市)。
大阪ガスによるLNG基地開発の危機にさらされたが、
02年に白紙撤回され、05年に全域が市へ寄付された。
これを機に、共同で保全活動に取り組もうと、
地域住民、自然保護団体、管理会社の3者が昨年5月、
NPO「中池見ねっと」を設立した。
事務局長の増田茂さん(52)に話を聞いた。【酒造唯】

--NPOではどのような活動をしていますか

増田さん 
 昨年6月、NPOと敦賀市で
「中池見湿地生物多様性保全協議会」を作り、
08年度に約900万円の環境省の補助金を受けました。
自然保護については、今は協議会としての
活動がメーンになります。
ただ09年度で協議会の期限が切れるため、
その後の管理運営を担う「受け皿」を目指して
NPO独自での活動も行っています。
小学校の教材に使う中池見の紙芝居の製作に取り組んでおり、
4月から市内全校に配布する予定です。

--3団体が集まった意義はどこにありますか

増田さん 
 住民、自然保護団体、管理会社、3者には
それぞれの立場や考え方があります。
「保全」と一言で言っても、どのようなことが可能なのか、
その中身が問題です。
別々に活動するよりも、それぞれの考えをすり合わせて
方向性を出したほうが効果があります。
現在は大阪ガスが残した基金(約3億円)を
湿地の管理運営に充てていますが、
基金が底を突いたときにも、
活動を終わらせないようにしなければなりません。

--ご自身が中池見の保全に
            取り組むことになったきっかけを

増田さん 
 大阪で教員として勤務するかたわら、妻の実家
(滋賀県守山市)で無農薬のコメ作りを手がけていました。
中池見から大阪ガスが撤退することを新聞で知り、
「中池見の休耕田でコメ作りができないか」
と考えたのが始まりです。
最初は週末などを利用し、ボランティアで参加しましたが、
だんだん仕事が忙しくなり「2足のわらじは無理やなあ」
と、50歳を機に退職を決めました。

--中池見の魅力はどこにありますか

増田さん 
 人間とのかかわりの中でできた
「2次的な自然」という点です。
江戸時代からここで稲作が営まれてきました。
近年の農業では「コメだけを作って他は皆殺し」
という考え方がまかり通っていましたが、
田んぼに水を張ると、ミジンコやメダカ、水草など
多くの動植物による自然のサイクルが生まれます。
「人間も自然の一部」ということを
実感できる場所だと思います。

--教員としての経験も生かせますね

増田さん 
 大阪では、メダカどころか魚1匹いないドブ川ばかりで、
子どもの遊び場所もありません。
ある中学で中庭にビオトープを作ったところ
「あの草ぼうぼうは何だ、早く除草剤をまいてきれいにしろ」
といった府教委の幹部もいました。
福井の子どもの学力が高く、大阪が低いことが
最近話題になりましたが、環境が全然違いますから。
こうした自然が福井に残っていることが、
非常に大きいと思います。
「生物多様性」というのは決して生き物だけを
大事にするという考えではありません。
「人間にとって大事」ということが本当の意味です。
子どもが中池見を訪れ、多くの動植物と触れ合うことで、
命の大切さを学ぶ感性が育つのではないか、と考えています。

==============

 ■人物略歴

 ◇ますだ・しげる
1957年、敦賀市生まれ。
中学まで同市内で過ごし、大学卒業後に大阪府教委に採用。
中学の理科教諭を24年間、教頭を2年間務めた後、
中池見湿地の保全活動に携わるため08年3月末に早期退職。
同年5月に中池見ねっとが発足し、事務局長に就任した。

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