なんた! さぶいんだ!
いよいよ、にしんずしの季節到来。
健さんは、寒空の下、にしんずし用の大根を塩漬けして、
腰が痛いらしい。
にしんずしで、一番の大仕事は、身欠きにしんの下ごしらえである。
一晩、あく抜きをしたにしんの、うろこをこさげ落とし、
頭とシッポを切り落とす作業は、根気との勝負だ。
しかも、身欠きにしんの匂いが、体中に染みこむのである。
かれこれ10数年前までは、わたしの分担だったけど
今は、傍観者で・・・「わたし、食べる人」に徹している。
今日は、健さんとタミヨさんに頼まれて、麹を注文した。
調味料は、塩としょうゆと酒、それに麹と鷹の爪だけという
ごくごく、シンプル。
ときどき、つけ方教えて・・・と言われるけれど
調味料の分量なんか、量ったこともないし、
塩は何グラム? 醤油は何CC? お酒は・・・と、
聞かれても目分量としか答えようがない。
お酒と麹をケチらないこと、重石をきかすこと・・・ぐらいかな?
年末には、八新のメニューにあがってくるので、お楽しみに・・・