数日前、京都の小倉勇さんから電話があった。
「今年も敦賀大空襲の12日に敦賀へ行くから会いたい」
敦賀女性史の会の田代章子さんにもぜひ、会いたいと
言伝があったので、
タミヨさんから田代さんに連絡をしてもらった。
お寺での法要の後、タミヨさん家で
1年ぶりに再会。
タミヨさんから、お茶菓子を頼まれていたので
水仙まんじゅうを買っていった。
京都からの道中で、小倉さんは水仙まんじゅうを
食べたいと言っていたそうで、
「懐かしい味や・・・」と、喜んでくれた。
50年も前に京都の、神田川のうなぎや
東華菜館の中国料理、晦庵河道屋のにしんそばなどなど
学生の分際では、とうてい足を運べないような高級店で
ごちそうになった話で、盛り上がった。
現在も、若い人たちに「駅の子」の話を続けている小倉さん・・・
介助なしでは、動けない身体でありながら
最近は、子ども食堂も手掛けているという。
話はつきないけれど、別れの刻は駆け足でやってくる。
コロナが収まったら、必ず京都へ来てや・・・
去年も京都へ会いにいく約束を果たせなかったし、
今年こそは・・・行けるといいけれど・・・