土曜日にイヤ~なことがあって、
ずっと落ち込んでるわたしのために
健さんが映画に誘ってくれた。
わたしがずっと観たかった「HOKUSAI」である。
ふたりで映画を観たのは何年前? ってぐらい昔で
それが「利休にたずねよ」だった。
久々に映画館に足を運んだだけでも
ワクワク・ドキドキなわたし。
子どものころは、幼馴染の和子ちゃんと毎日のように
家の真向かいにあった第一劇場へ入り浸っていた。
もぎりのお姉さんや映写室のおっちゃんも
友達だと思っていたし
家に帰ってからは、
ふたりで映画のシーンを再現して遊んでもいた。
成人式の日、たったひとりで「ひまわり」を観て
ソフィア・ローレンと一緒に泣いて
腫れぼったいまぶたがさらにポンポコポンになったっけ・・・
何度観たのかさえ思いだせないほど観た映画は
「ローマの休日」。
そのあとは、オードリー・ヘップバーンの出演作を
むさぼるように観た。
ほかにも
「エデンの東」「ブーベの恋人」「ドクトル・ジバゴ」
「風と共に去りぬ」「ある愛の歌」「太陽がいっぱい」
「ベン・ハー」「十戒」「明日に向かって撃て」
「タクシー・ドライバー」・・・
いったい何本観たんだろう?
たぶん500本は下らないかも・・・
イヤイヤ・・・子どものころ和子ちゃんと観た映画を入れたら
500じゃ済まないかもしれない・・・な。
そんな映画好きだったわたしだけど、結婚してからは
ほとんど映画館へは足を運んでいない。
健さんと一緒に観にいったのは数えるほどしかない。
で、今日は貴重な映画鑑賞でのデートでした。