今日も息子の運転で医大へ向かった。
自分のガンは、すっかりなくなっていると
思いこんでいた健さんにとって、ドクターの言葉は
悪魔の声に聞こえていたかもしれない。
ペット検査の結果、頸動脈を巻いていたガンが、
小さくはなっているがまだ生きているという。
今後、大きく育つと治療がいっそう難しくなるので
小さくなった今、手術で取り除くのがベストだ・・・
と言うのが、ドクターの診断である。
これからのスケジュールは、
月曜日に麻酔科の主治医の診察と説明を受け
7月2日に入院し、手術は6日、
手術後、2週間ほど入院が必要とのことだった。
で、その後はお昼も食べずに何時間もかけて手術に向けての
さまざまな検査を受けるハメになった健さん。
付き添っていったわたしの歩数計は、病院内だけで
なんと! 4500歩!
いくつ検査を受けたのか、今はそれすら思いだせないほど
疲れ果ててしまった。
8号線で帰る途中に、昼食だか夕食だかわからない食事をして
家に帰りついたのは午後6時過ぎ・・・
健さんにとっては、心にも身体にもハードな1日だったと思う。
月曜日も入院の時も手術の時も、わたしは付き添えないけれど
ありがたいことに、娘と息子が病院へ行ってくれるという。
娘や息子たちに、これ以上の心配や負担をかけないためにも
わたし自身の体調をととのえ、健康管理に励まなくっちゃ!