静岡県熱海市内の伊豆山地区で起った大規模な土石流。
崩落の起点近くに大規模なメガソーラー施設を
作ったのが原因ではないか? というニュースがあった。
しかも盛り土だったらしいし・・・
風力発電やメガソーラーによる環境破壊が全国各地で
問題になり始めている。
「再生可能エネルギー」という呪文が福島原発事故のあと
エネルギー政策の目玉となって開発がドンドンすすみ
それにあわせるように自然破壊も急速に拡大している。
これまでは、自然保護の砦だったはずの環境省までもが
推進の旗振りをしだしている。
風力発電もメガソーラーも廃棄物になったときに
誰がどこで処分するのか・・・というのは決まっていないし
法整備もされていない。
原発の反対派の人たちは、「放射能」を出さないクリーンな
エネルギーだというけれど、自然破壊を伴う開発行為と
最終処分場の問題は原発と同じだ。
何人もの著名な方々の「再生可能エネルギー」の講演で
風車やソーラーが産業廃棄物になったときの
処分は、誰がどこで処分しその費用は誰が出すのか?
という質問を繰り返してきたが、
いまだかって回答してくれた人はいない。
これまで敦賀市の周りで計画している風力発電計画の
事業者からも回答はない。
経産省も環境省も回答を持っていない。
おいしい話には、きっと
暗くて深い闇もおまけについてくるのだろう。