2010年4月27日(火曜日)
おやおや、また検出器の不具合?
もんじゅ再開のニュースが大きく取り上げられたばかりというのに
どうももんじゅでまた何か、あったらしい・・・
ナトリウム漏れはないから、大丈夫!
ですまさないでほしいなぁ~
どうも、もんじゅの命取りは検出器のようだ。
運転再開には影響がない・・・とのことらしいが
ほんとに大丈夫? と心配になってくる・・・
保安院はどう判断するのか・・・
知事は国の厳しい監視体制の強化を求めたそうだけれど
本当に機能してくれるんだろうかねぇ・・・
ニュースでどう報道されるのか注目だ!
とりわけ、原子炉の安全性は当然だが、冷却に使う液体ナトリウムは、酸素や水に触れると激しく燃える。漏れれば火災にもなる。中学校の実験で、脳裏に刻まれている方も多い。14年前もナトリウム漏れと白い広がりが、全国に映像ともに、状況が国民の目に明らかになった。
この14年間、原因の調査、対策、改造と総点検と着実というよりは、時間をかけ、政治にも翻弄されながら、時間が過ぎた。その間、地元振興もエネルギー研究開発拠点化の具現化が進み、広域連携大学の着工までこぎつけた。
昨日も敦賀市の白木の元区長で、元市議会議長の橋本昭三さんがテレビに登場していた。白木のトンネルをはじめ、道路と港の整備から生活基盤である雇用環境が大きく変わった。
14年間の総括は、これからだが、話が出てからでも30年を超える。建設でまちは潤い、終了でその浮き沈みは大きいが、いまだに、敦賀市の財政は、交付金や固定資産税で不交付団体を続けている。いずれにしても、高速増殖炉「もんじゅ」の大事業は、国家プロジェクトと同時に、敦賀市、白木にとっても、大事業に変わりがない。
再開にむけての環境整備は、昨日の川端文部科学大臣の敦賀市訪問で最終場面を迎えたが、これも大きな舞台だ。今後は、最終点検、連休明けの現場での制御棒引き抜きと入念な現場での作業に移る。タービンに蒸気が送られ発電までには相当な時間と労力が必要だ。どれだけの人が、この事業に関わり、これからも関わるか、敦賀市にとっても、公開ヒヤ、建設、運転、廃炉、管理と時間軸は、百年を超えるだろう。市民とのかかわり考えても歴史に残る大事業に変わりがない。