病院の診察とリハビリの前に、県立美術館で
「大永平寺展」と「レンブラント版画名品展」を観た。
レンブラントは素晴らしかった。
越前和紙を使っていたともいわれるレンブラント・・・
エッチングや銅版画の繊細で精密な技法もさることながら
エスプリの効いた題材にも驚かされた。
「アダムとエバ」は、これまで観てきた「アダムとイヴ」からは
想像もできないほど醜い、下腹のたるんだ
中年のおっさんとおばはんなのである。
実写版だとこうなる! と言わんばかりの「アダムとエバ」には
おもわず、吹き出してしまった。
しかし、照明が暗すぎておもわず「もっと光を!」と叫びそうになった。
ゆっくりと見て回りたいのだけど、診察の時間が気になって
少々、速足にならざるをえなかったのがちょっと残念。
さて、わたしがリハビリを終え敦賀へ向かっているころ
高木復興庁大臣の記者会見があったらしい。
週刊誌の記事は、事実無根だと表明したという。
木曜日発行の週刊誌に掲載されてからの
微妙なタイムラグでの会見である。
週刊誌の取材に応じた方たちも、
きっともう口をつぐむんだろうな・・・
しかし、これで一件落着・・・するかしら?
これで火消しが出来れば良いけど、そう甘くは無いと思いますが。何せネットの時代。
何よりも敦賀市民、福井県民が受けたダメージはどうしてくれるの。
これからは他所で自己紹介する度に「福井県敦賀市から来ました。」 「ああ、あのパンツの泥棒の。」 「いえいえ本人が否定してますから。」 「でも本当のところはどうなの?」と関係無い市民が詰まらなくも恥ずかしい会話をしなくてはなら無くなった。 まったく困ったもんです。お大尽もとい、お大臣にも。