はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

新幹線・新幹線の大合唱

2009-12-16 | 駅周辺・駅舎・新幹線問題

2009年12月16日(水曜日)
とうとう、孫が新型インフルエンザにかかっちゃった・・・

もちろん、我が家には出入り禁止だし、
娘は仕事を休み、アパートに隔離状態になったふたり。

健さんは娘に頼まれた食糧を買い込み、アパートまで宅配係り。
アパートの4階の部屋の窓に、孫の姿が見えたので声をかけたら
窓は、手を振るどころか、ピシャリと障子を閉めてしまったそうだ。

孫なりに、他の人に移してはいけないと理解しているだろう。

19日には、楽しみにしていた保育園でのクリスマス会だったのに・・・
クリスマス劇やクラスごとの劇、歌にお遊戯と
一生懸命、練習に励んでいたのにね。

タミフルを服用するので、目を離さないようにと医者からいわれているとか・・・
ワクチンの接種をしているといっても、当分の間は
わたしとの接触は厳禁。

ちゃんと、治ったら、クリスマス会でするはずだった歌やお遊戯を
みせてもらうのを楽しみに待ってる、はるみバァバです。

さて、市議会では、最終日の明日、
新幹線の敦賀までの延伸など県内着工を求める意見書を
議員提案でだすとのこと。

反対しているのは、わたしのほか、愛敦会、共産党・・・

先日の一般質問でも新幹線着工によって、
敦賀市が負担するであろう、工事費や
在来線の第3セクター化による自治体負担金分について
どの程度の予算を見込んでいるのかを問いただしたけれど、
概算もしていないという敦賀市。

まるで市民の悲願でもあるかのように、新幹線・新幹線と
行政も議員も声高に叫んでいる・・・
その行政や議員だって、敦賀市民は新幹線を望んではいないということを
知り尽くしているというのにである。

そりゃ、市民全部が新幹線をいらないと思ってるわけじゃないし、
JRとお国が、全額負担してつくってくれるというなら、
市民もこばまないだろう。

国に陳情を繰り返したり、意見書を提出するまえに、
新幹線が着工になった場合のメリット・デメリットつまり
*敦賀市が負担しなければならない予算額(財源と市債を組んだ場合の償還等)
*在来線はどうなるのか
*経済効果はどのぐらいか
などを、市民にきちんと説明すべきだ。

駅周辺の整備事業にしても、一番重要な財源や予算額さえ
一切、口をつぐんだままの行政・・・

家を建てるときだって、まずは、資金調達をどうするのかが大前提。
それを、お金のことは考えずに、こんな家にしようよ! 
と思い通りの家を建て、
ありゃりゃ、こんなに高くついたわ・・・どうしましょ?
なんていう人はいない。

手持ちの資金と住宅ローンなどの返済も含めて綿密に検討するのが
常識じゃない?
それでも、不況の風が吹き荒れれば、返済もできず
家を手放すことになる人が、いっぱいいるというのに・・・

それを強引に推し進めようとしているとしか思えない敦賀市・・・

駅舎の改築やバリアフリー化も敦賀市の計画案にする場合は
100%敦賀市が負担するという。
そのうえ、新幹線もとなったら、いったいどれほどの予算を
つぎこむつもりなのか。

財源は日本原電の1号機の延命と3・4号機の建設、もんじゅ再開だのみ?

 

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痛し痒し

2009-12-15 | 医療と健康関連

2009年12月15日(火曜日)
10月30日付で厚生労働省があらたに11の難病を特定疾患治療研究事業に
追加したということを今日、知りました。

すでに、福井県や敦賀市にもその通知は届いており
医療機関では広報しているとのことでした。

敦賀市には、「敦賀市特定疾患特別見舞金支給条例」というのが
制定されています。
毎年1回、医療費の負担があるかないかで3万円と5万円が
対象者に支給されるというものです。

1ヵ月以上も前に、通達がありながら、なぜ、12月議会に
条例の改正案がでてこなかったのでしょうか。

人事院勧告による、給与等の条例改正は、提案された議会初日に
可決するという超スピードだったのに・・・
(期末手当の支給のこともあってのことなのですが)

早い話、今年度分の見舞金の支給を見送ったということになります。
3月議会に改正案が提案され、施行は4月以降という
シナリオなのでしょう。

今回の難病指定で、何人の方が対象になるのかはまだ、わかっていませんが
条例改正が3月に持ち越されたことがなんともはや、悔しい・・・

さて、心配していた雪は、降らなかったけれど
けっこう、寒い・・・とは言え、例年に比べれば気温は高め。
昨日は、委員会の途中で、とつぜん吐き気をもよおし、
委員長の「これにて、委員会を閉じます」の言葉と同時に
トイレに駆け込むはめになりました。
今日も朝から、頭痛と身体の節々の痛みに悲鳴を上げています。

ミニサイズの貼るカイロをあちこちにペタペタと貼りつけ
冷やさないようにしているのですが、今度は貼った場所が
かゆくてたまらない・・・
下着ではなく、セーターに貼ってるのに・・・です。

かゆい・かゆいを連発していたら、そりゃあんた、
老人性乾皮症(ろうじんせいかんぴしょう)だよ・・・だって

そういやぁ、保湿クリームぬってても、足には粉吹いてることもあるし・・・
いやですねぇ・・・

それに、去年の手術痕が 寒いとキュンキュン締め付けられるようで、
部屋の中でも、毛糸の帽子を手放せなくなってきたし・・・

で、また帽子で頭がかゆい・・・
痛し痒しって言葉の語源そのまんまを体感してます・・・

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議員年金廃止の意見表明はほど遠い・・・

2009-12-14 | 議会

2009年12月14日(月曜日)
久々に寒い・・・明日のお天気は雪マークになっているし・・・

まだ、スノータイヤに換えていない。

今日は、敦賀市議会が議員年金を廃止するという意見にまとまったことから
新政会の奥本議員から
きちんと敦賀市議会の意見を表明すべきだとの提案があった。

わたしは大賛成    

ところが、政府与党となった民主党議員が全国市議会議長会の組織の末端として
すべきではない・・・などとわけのわからん組織論を展開。
議長の顔に泥を塗ることになるとまで言いだした。
?????
全会一致でまことにスムーズに廃止で意見がまとまったというのに、
ここにきて、市議会議長会には楯突いちゃいかんっていうのかな・・・

廃止でまとまったけれど、その実、内心じゃ存続してほしかったの?
と、勘ぐってしまうじゃありませんか。

北信越議長会でもほとんどの県が全会一致で議長会の提案する
公費負担増での存続案に賛成しているという。

その報告書なるもんには、福井県の欄に廃止が1・・・となっているだけ。
ぜひとも、意見書を提出したいもんだと願っているけれど、
政府与党さんは阻止に向けて動き出してるかもね・・・

議員年金を廃止にすれば、140億円ともいわれている国の税金からの
公費負担分が削減されるわけだから、民主党にとっても御の字のはずなのに
なんで、意見の表明をしてはいかんのか理解に苦しむわたしです。

さてその政府与党さんたちは福井県内でも「地域戦略局」を組織。
国に要望するためには、「地域戦略局」にお願いして、
順番をとらなくてはならないんだそうな。
また、民主党の地方議員(県議会議員・市会議員・町会議員)にお願いして、
紹介してもらわなければ、「福井地域戦略局」にも行くことすらできないという。

しかも自民党かどうかの踏み絵まであるんだそうな・・・
自民党の籍を抜いてこなくっちゃ、国へあげてやらないぞ!
といわれるらしい・・・

最近、やたらと「政府与党としては・・・」なんて言葉を
敦賀市議会の中でも聞くようになってきたけど、
そういうもんなんかねぇ・・・

今年の漢字は「新」になったけれど、不審・不信・腐心に陥りそうな気分だわ・・・

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敦賀市のホームページ・・・

2009-12-13 | 日々の暮らし

2009年12月13日(日曜日)
友人から携帯にメールが届いた。

阿久根市のブログ市長のブログを読んで、

敦賀市のホームページとちがって、ようわかるわ・・・とのこと。

こちらはその竹原市長のブログ

http://www5.diary.ne.jp/user/521727/

平成21年12月支給 
阿久根市職員の期末勤勉手当額の公表について(市長含む)

http://www.city.akune.kagoshima.jp/sisei/syokuin_h21_kimatu.pdf

上記、阿久根市役所のホームページには正規職員の分が
1円単位で公開してあります。

たしかに、阿久根市のホームページは見やすいし検索しやすい。

http://www.city.akune.kagoshima.jp/

こちらは敦賀市のホームページにあった
「市職員の給与などを公表します」のページ。

http://www.city.tsuruga.lg.jp/sypher/open_imgs/info/0000008461.pdf

「職員の給与・定員管理等について」

http://www.city.tsuruga.lg.jp/sypher/open_imgs/info/0000011736.pdf

どちらも昨年度のものだし、全体の様子はわかっても
阿久根市のようなのは、ない・・・

市民の方からは、
敦賀市のホームページ、めっちゃわかりにくい・・・
スッキリしすぎとって、あじけないわなぁ・・・
検索しにくいで・・・
などと、苦情が寄せられる。

そのつど、
担当課もがんばって親しみやすい、わかりやすいホームページにしようと
がんばってるから、もうすこし待っててね・・・
と、回答している。

たしかに、スマートですっきりしてて、ITに慣れ親しんだ人なら
とっても使いやすいのかもしれないけれど、
温かみがあまり感じられないのも確か。

市のホームページの情報量はけっこう増えているけれど、
なかなかそれを使いこなせないIT弱者のわたし・・・

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河村VS市議会  どえりゃぁことに なっとるわ

2009-12-12 | 議会

2009年12月12日(土曜日)
朝から、歯が痛みだし、こりゃ困ったことになってきた・・・

だいたい、歯が痛くなってくるのは悪い兆候。
議会終了まであと1週間、がんばれるかな・・・

その議会、今、名古屋市議会は大もめにもめている。
議会VS河村市長のニュースから目が離せない。

選挙の際、河村市長が公約に掲げた10%減税の条例案をめぐり、
激しい攻防が続いている。

中日新聞の特集「河村VS市議会」がとてもおもしろい。

しかし、名古屋のような大都市の議会がこれほどひどいもんだっとは・・・

報酬だって桁違い・・・ま、記事を読んでみなはれ・・・

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/200911/CK2009112802000199.html

台本なし真剣勝負 11月議会の陣<1>

市民を代表するのは誰か-。
名古屋市の河村たかし市長と議会の対立が激化している。
開会中の11月定例会。
市民税減税や地域委員会設立などの実現を目指し、
市長が支援者による市議会の解散請求(リコール)までちらつかせて
議会改革を迫れば、議員側は「議会の独立を侵害している」と憤りをあらわにする。議会は、そして市長はどうあるべきなのか、先進自治体の例も参考にしながら、考えてみたい。

「議員は権力者ではなく奉仕者のはず。今の議会は王様だ」

「(市長が)解散というならご自由に。受けて立つ覚悟だ」

27日、論戦が始まった名古屋市の定例議会。
市長の挑発的な発言に市議も強く反論、傍聴席からは「市長がんばって」と
声援があがる。
何が起きるか分からない脱「予定調和」の状態となっている。

議員の重要な仕事である本会議での質疑と、市側の答弁。
河村市政になるまで、ほとんど「台本」があった。
議員と市側は議会前に何度も内容を調整し、議場では互いに「紙」を読むだけ。
再質問のやりとりまで原稿があり、緊張感は漂わない。
「今回は何を聞いたら良いかな」。
“手抜き”議員は質問も丸投げする。
議会対策が豊富な職員に「自分で質問を書ける議員が何人いるか」と尋ねると、
「2、3…」と指を折り、止まった。

市長は予算や条例を提案し、議会が審議する。
議員も条例を提案できるが、議会側からの政策的な条例案の提出は
地方自治法が施行されて半世紀余り、ゼロだ。

2007年春に当選した市議75人のうち、計10回の本会議で
「皆勤賞」の議員は2人のみ。
一度も本会議で質問していない議員がベテランを中心に14人もいる。

河村市長が就任した今年4月以降、職員は答弁書を用意するが、
市長がそのまま語ることはまずない。
ましてや今回は市長と議会の全面対決。
市側に質問書を渡さず「真剣勝負」に臨む議員も。
近年まずなかったことだ。

最近、市長と議員の両者から「二元代表制」との言葉が盛んに飛び交う。
これは共に直接、選挙で選ばれたことを指す。
どちらが欠けても市政は進まない。
今、その両者が「われこそは市民の代弁者」と名乗り、
互いに相手を「王様だ」「独裁者」と批判する。

議会のあり方を改革した先例がある。

北海道栗山町は06年、議会の役割や責任を定めた「議会基本条例」を
全国で初めて施行した。
議員が住民の前で説明する「議会報告会」、
20から13へと議員定数の大幅削減、議場での一問一答方式。
矢継ぎ早の改革で知られ、全国から毎年1000人強が視察に訪れる。

改革の契機は、地域分権一括法の施行(00年)により、
町や議会の責任が増すと判断したから。
改革を率いた橋場利勝議長(64)に、名古屋の状況を説明し、ただしてみた。

「町長の関与? 全然無い。それは筋違い。人に言われて改革するもんではない。
住民の信頼を得るためには、町も議会も自立心を持って
自ら襟を正さないといけない」

【議会VS市長第1ラウンド】 
河村市長就任後、初対決となった6月定例会で、
市長肝いりの「政務秘書の設置」案が自民、公明などの反対で否決された。
市長は「減税実現のために、政府へ交渉するにも政務秘書の力が必要。
何で否決されるか分からん」と怒りを隠さず、議会との対立の始まりとなった。
同案は今定例会にも提出している。

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/200911/CK2009112902000178.html

仕事に見合う報酬とは 11月議会の陣<2>

「年収2400万円ですよ。明らかに、もらいすぎでしょ。
税金でこれだけ、身分保障されとったら、誰も辞めたがりませんわ」。
27日の名古屋市議会定例会。
河村たかし市長が、いつものように市議の“厚遇ぶり”を指摘すると、
傍聴席から「そうだ」「そうだ」の声があがる。

市議の懐具合の内訳を見る。
報酬は月89万円、ボーナス445万円で、計1513万円。
別に「第二の報酬」ともいわれる政務調査費が月50万円。
さらに本会議などで登庁するたびに交通費代わりの費用弁償が1日1万円。
平均で年82万円となる。

締めて2195万円。
市税収入の落ち込みを受けて今年は報酬と政調費を1割ほどカットしたが、
市長は削減前の2400万円を引き合いに出すことが多い。

ある市議は、自身のブログで「税金や年金、党費や事務所の家賃や光熱水費、
事務員の給料などを引いたら、手元に残るのは10万円そこそこ。
同年のサラリーマンと比較しても高いと思えたことはない」と説明する。

2400万円が多いか少ないかはさておき、対する市長。
就任直後に条例を改正し、報酬2500万円を800万円に引き下げた。
自らの退職金(4年で4225万円)も廃止した。

市長の持論は「議員をやって、お金が残るのは日本だけ。
海外では議員はボランティア」。
政治活動費は、個人献金でまかなうべきだとも主張する。

市長自身の懐はどうだろう。
事務所によると個人献金は月40万円ほど。
市長が豪語する割には、「事務所の維持費やスタッフの給与だけでも赤字」
(事務所)が実情だ。

知名度のある市長でもそうなら、市議はより厳しい。
「今みたいに(議員が専業の)職業議員で、高給イメージでは
誰も議員に寄付してくれない。
全国的に『議員はボランティア』が定着しないと」と河村市長。
その市長が「これぞボランティア型」と絶賛する町がある。

かつては「合併しない宣言」で全国に名をはせ、昨年3月から全国で初めて、
議員報酬を日当制にした福島県矢祭町だ。

本会議や委員会に出席した時だけ、1日3万円が支給される。
昨年度、町議10人に支給された報酬は平均で年120万円余。
いずれも農業や材木業、自営業などを兼ねているからこそ、できる。

「議員の報酬は、議員活動への対価であり、生活給ではない。
議員活動は成人式や入学式に出席することではない。
議員バッジを着けるのは議場だけ」。
推進役を担った菊池清文町議(64)は言う。

「ずっと農林業をやってきた私は、くわやなたを手にした立場で町政に参加する。
生業を持ったいろんな立場の人が参加し、議会を運営できるのが、
地方自治本来の姿では」

【議会VS市長第2ラウンド】
6月定例会で、市は市民税10%減税案を提案したが、
「財源が不透明」と採決は見送り。
市長は「本来、減税は議会が要求し、役所が嫌がる話なのに」とため息。
同案は今定例会にも提出しており、再び可決が見送られれば、
来年4月からの実施に黄ランプがともる。

http://www.chunichi.co.jp/article/feature/vsshigikai/list/200911/CK2009113002000168.html

議員の賛否隠す党議拘束 11月議会の陣<3>

名古屋市議会が開会した20日。
河村たかし市長が“諸悪の根源”と決めつける「党議(会派)拘束」をめぐり、
議場で、つばぜり合いが演じられた。

市長が「今は党議拘束や党派の交渉で、数人の議員により
議会の意思を決定している」と発言すると、
自民市議が憤然と立ち上がり「(会派内の)自由な議論で意思を決めている」と、
議事録からの削除を求めたのだ。

党議拘束とは何か。
市議は所属政党別に会派を組んでおり、民主27、自民23、
公明14、共産8など。
議案は多数決で成否が決まるが、会派は事前に内部の議論で賛成か、
反対かの方針を決め、議場では同一歩調をとる。
これが党議拘束だ。
決定に従わないと注意や除名もある。

2007年4月の名古屋市議選は、政務調査費が一大争点となった。
若手議員を中心に政調費の使途の全面公開を公約の柱に掲げた
“政調費チルドレン”も生まれた。
しかし、政調費の全面公開はいまだに実現していない。

彼らは「会派内で全面公開を訴えた」と口をそろえる。
会派内の議論は非公開のため、彼らが実際にどれだけ強く主張したのかは
分からない。
ただ、議場はじめ公開の場で議論は聞かれず、市民の耳に届いていないのは事実だ。

議会と市長の対決が続いた27日。
議場には、愛知1区で河村市長の地盤を引き継いで初当選した
佐藤夕子衆院議員の姿もあった。
愛知県議時代に、会派の方針に反して政調費の全面公開を貫き、厳重注意を受けた。「会派は便利。公約を守れない言い訳にできてしまう。有権者は議員に一票を投じたのであり、会派に入れたわけではないのに」。佐藤議員は、そう言う。

会派内で意見が分かれた場合、通常、ベテラン議員が調整役を担う。
そして各会派の代表が集まる、ヤミ団幹(団長幹事長会)と
呼ばれる非公式の会合で意見を調整し合う。
こうしたボス支配的な構図が、議員個人の政策能力の低下をもたらしたと
嘆く声もある。

ある市議は、かつての有力市議らの実名を挙げながら言う。
「自民、公明、民主の4、5人が集まり、物事をパパッと決めていた。
彼らの顔色を見ないと、本会議でも委員会でも怖くてモノが言えんかった」。
ほんの数年前の話である。

「当時と比べれば今は民主的」と多くの市議は言う。
確かに、政治信条や理念を同じくする議員が会派を組み、
かんかんがくがくの議論を繰り広げて方針を決めることは、
政策実現のため「数が力」となる民主主義の基本だ。
だが、実のある議論ができているかどうかには疑問もある。

「議会改革」の先行例である北海道栗山町や福島県矢祭町には党議拘束どころか、
そもそも会派がない。
栗山町では、予算や条例案に対する各議員の賛否をホームページで
議員別に公開している。

名古屋市議会はどうか。
「各会派の意向は(委員会で)事前に分かるし、
議会運営上は半数を超えたか否かが分かれば良い」(議会事務局)との理由で、
議員個人の賛否は、公開されるどころか、記録にも残っていない。

【議会VS市長第3ラウンド】
9月定例会では、市内の大手塾理事長を市教育委員に登用する人事案が、
73対1で否決。
市長が議場で「議会の暴挙だ」と議長に詰め寄る場面も。
議員一人一人の考えでは同案に賛同者もいたと明かし、以後、
党議拘束が問題だと強く主張し始める。

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ほんまにずさんな福井県・・・

2009-12-11 | ゴミ処分場問題

2009年12月11日(金曜日)
今日も身体にはお疲れモードが充満・・・

環境保全対策特別委員会では、
樫曲の民間処分場問題に議論が集中しました。

遮水壁の工事中(ボーリングしてコンクリ、ートを流し込む)、
土砂のかわりにゴミが掘り出された件についてです。

なぜ、いまになってゴミが掘り返されたのか・・・
ゴミの山を囲い込んで封鎖し、浄化するという方法を県が決めた際、
工事のための調査などを請け負ったコンサルタント会社の
調査自体がずさんだったということです。

最新の機器を屈指して(たしか電磁波探査?)、
ゴミのありかも、岩盤や地下水の流れも詳細に把握できる!
できた! と力説し、処分場対策協議会での市民側の意見を無視して
すすめられてきた工事・・・
市民が求めてきた細かいメッシュでのボーリングはしないでも大丈夫!
予算も少なくて済む! ということでした。

工事を一時、中断しあらたにボーリングを行って調査し
計画を一部変更、遮水壁を延長することで、
工事費用も増えることになってしまいました。

その費用もまた、20%の割合で敦賀市が負担・・・
これは、コンサルタント会社と福井県で負担してもらわな!

今回見つかったゴミが産廃なのか一般廃棄物なのか
そのゴミの量はどのくらいなのか、
それすら解明されていないというのです。

県が公表している119万立方メートルというゴミの総量さえ
不確かな情報と言わざるをえません。
蒸し返してほしくない県は、またまただんまり戦術?

さて、委員会終了後、スポーツ振興課とヒアリング。
福井県スケート連盟と敦賀市スケート協会への補助金50万円について
詳細な内容を確認しました。

敦賀市長杯第1回全日本マスターズショートトラックスピードスケート競技大会
の開催に補助金をだすというものです。

敦賀市長杯という冠をつけたスポーツ大会へのこれまでの補助金と
あきらかに趣旨も目的もちがい、新しい形なんだそうです。

敦賀市長杯という冠つけなくとも、マラソンのように敦賀大会で
いいんじゃないのかなぁ・・・

まだ全日本スケート連盟の公認の競技会ではなく、
これから3年ほどかけて、公認してもらえるよう働きかけていくとのこと。
ニューサンピアのスケートリンクを存続させた以上、
ソフト面での支援もしていくつもりのようです。

でも、スケートリンク存続のために
敦賀市は8000万円も支援しているんですよね・・・

これからスケートの競技人口を増やしていこうというという
福井県スケート連盟や敦賀市スケート協会の熱意をくんだそうだけれど、
納得できないわたしです。

その補助金、敦賀高校のブラスバンド部がマーチングで全国大会へ
出場するための奨励金につこてほしいわ・・・と個人的には思ってしまいました。

北陸にはスケートリンクもなく、敦賀が唯一残ったリンクだから・・・
なんて説明もありましたが、今年、石川県でスケートリンクが
オープンしてるんですよね。

http://www.pref.ishikawa.jp/other/gallery/2009/09/090920.html

9月20日、金沢市西泉の健民スポレクプラザにアイススケートリンクが
オープン
しました。
石川県からアイススケートリンクが消えて4年。
この間、フィギュアスケートやアイスホッケーなどの選手たちは
他県での練習を余儀なくされるなど不便を強いられてきましたが、
再び県内で練習ができることとなり、競技力の向上が期待されます。
この日、谷本知事らのあいさつやテープカットの後、
フィギュアスケートの模範演技が行われ、オープンを祝いました。
また午後には一般の方に無料開放され、多くの方々でにぎわいました。
リンクは、今シーズンは来年のゴールデンウィークまで営業。
早朝、夜間は専用利用となりますが、午前10時~午後6時は
一般の方がご利用できます。

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コミュニティバスに乗車してきました

2009-12-10 | 議会

2009年12月10日(木曜日)
市役所前かから金山線のコミュニティバスに乗車。
途中、野坂ひばりヶ丘線への乗り換え(1回限り200円の料金でOK)も体験。
同じバスが、路線を変更するので、乗りっぱなしだったけれど・・・

思ったより乗降客が多かった。
カーブに差し掛かると運転手が「左にカーブしますのでご注意ください」
とちゃんと車内放送を流すなど、親切な対応。
ただ、次の停留所の案内放送が聞き取りにくかった。

低床型で車いす対応にはなっているけれど、後部座席への段差がきつい。
小型バスなので座席を確保しようとすれば、そうならざるを得ないし
改善はむずかしい。

まだ試験運行の段階なので、これから市民のみなさんの意見を
お聞きしながら、検討していくことになる。

新ダイヤになって初めての乗車で2路線を体験、
これからほかの路線も乗ってみなくっちゃ・・・

そうそう、新ダイヤで路線が大幅に変更になり、どの路線を利用していいのか
わからない方のために、「私の時刻表」なるもんを
市役所で作成してくれるとのこと。
いいサービスを提供しているわ・・・と感心!

車内放送の音声が聞き取りにくい点についても、
担当課へ話したら、その場ですぐバス会社へ電話を入れ
改善するよう申し入れてくれたし・・・

「私の時刻表」の担当は政策推進課(市役所4階)
電話:0770-22-8111

http://www.ton21.ne.jp/sypher/www/service/detail.jsp?id=5215

「私の時刻表」は、コミュニティバスの時刻表から、
使うところだけをカードにまとめた自分仕様の時刻表です。

こんなときに
・よく使う区間、時間帯が決まっているので、その路線の時刻表だけ手元にほしい。
・目的地に行くのに乗り換えをしないといけないが、
 どのバスに乗っていいかわからない。

例えば、沓見からリラ・ポートまでバスで行こうとすると、乗り換えがあり、
ダイヤを探すのが大変です。
政策推進課にお電話いただければ、最短ルートを掲載した
「私の時刻表」をお作りします。

大きさは、文字が見やすい「葉書サイズ」と
持ち運びに便利な「名刺サイズ」の2種類からお選びいただけます。

「私の時刻表」は無料で作成いたします。
お気軽にお問い合わせください。

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原因はホルモン剤の副作用・・・

2009-12-09 | 医療と健康関連

2009年12月9日(水曜日)
今日の診察は午前中だけなので、健さんの車で福井へ・・・
完成したばかりの具谷のトンネルを抜け、8号線を走った。

さてお次は何が見つかるか・・・ドキドキ半分、期待半分?
(そんなの期待してどないすんねん・・・)
悪いところはないし、ホルモン剤の副作用が原因らしい。

しかし、ホルモン剤をやめるわけにもいかず、
身体のほうをなだめなだめしながら、耐えるしかない。

お腹の調子については、まだ胆汁がすこししかでないので、
脂っこいものや、肉類をたべると吐き気や下痢の症状が出ることが多いとのこと。
緩和する薬も処方してもらい、お昼過ぎに病院を後にするころができた。

入院生活の1ヵ月、ホルモン剤を飲まなかったら、
ショボショボと生えかけてきた体毛・・・なのに
服用を開始したとたん、きれいさっぱり抜け落ちてしまった。

まだ、髪の毛にまでは影響が出ていないだけまし。

あと10日ほどで冬至。
午後の4時半を過ぎると、あたりはうす暗くなる。
今年はまだ、木枯らしさえ吹いていない。
あすも敦賀市内の日中は14度前後との気象予報。

それでも、冷えは大敵・・・首の付け根(もちろん背中側)あたりに
ホカロンを貼り、下半身は薄手のスパッツを2枚がさねという重装備の毎日だ。

明日は総務常任委員会で市内一円オール200円になった
コミニュティーバスの視察(所管事務調査)。

金曜日は環境保全対策特別委員会と日程はぎっしり。

さっきから、お腹がまたゴロゴロいいだした・・・
夕飯は煮素麺だったので、少々お腹がすいてきたからだろう。
でも、夜食は食べないもんね・・・美容と健康のために・・・

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もんじゅの事故から14年・・・

2009-12-08 | ニュースから

2009年12月8日(火曜日)
昨日の昼過ぎから、頭痛に合わせ目の奥の痛みがひどくなり、
3時半過ぎに、帰宅。
そのまま眠ってしまった。

夜もブログすら書けない状態・・・
でも、ちゃんと夕飯は食べられたし、きっと大丈夫だろう。

ちょっと疲れがたまってくると、身体がいうことを聞いてくれなくなる。

目の痛みは、取れたけれど相変わらずの頭痛。

夜は、ウエットランド中池見のみなさんが八新で懇親会。
わたしもお茶を飲みながら参加。
みんなの顔を見ただけで、元気が湧いてくるから不思議だ。

さて、今日12月8日はもんじゅが14年前にナトリウム漏れ事故を起こした日。
読売新聞の福井県版には、もんじゅの運転再開の検証記事が掲載されていた。
14年前の夜、新聞記者が「もんじゅが事故った」と
店に駆け込んできたときには、まさかそんな重大な事故だとは
思ってもみなかった。
14年前か・・・
右手首の動脈を切る事故で、あと15分遅れていたら命がなくなっていたと
医師からいわれたのも、この年の10月だった。
わたしの人生はこの時を境に、めまぐるしく変わっていった。
わたしにとっては、生きていく喜びと命の尊さを身体じゅうで
味わってきた14年だ。

もんじゅの関係者は失われた14年などといってるけれど、
誰かに奪われて失ったわけではない。
自分たちが見失ってしまったためにおきたことだ。
かっては「神の火」とまで称賛されたもんじゅ・・・
神さまはいつだって、身勝手で人間の思い通りには事を運んでくれない。


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/?from=dmst1

もんじゅ事故14年 再開へ
地元・国慎重に最終判断

日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市白木)で
1995年12月に起きたナトリウム漏れ事故から8日で14年。
もんじゅは事故以来、停止しているが、機構は今年度内の運転再開を目指して
準備を進めており、同日には法定検査がすべて終了する予定だ。
その結果、国や県、敦賀市が運転再開を了承すれば、
再始動への条件はすべて整うことになる。
もんじゅを取り巻く現状と、運転再開までの課題を検証する。(冨山優介)

 ■原子力機構

機構は96年10月からもんじゅの安全性総点検を実施。
点検結果や改善成果を順次、国へ報告してきた。
だが、昨年3月のナトリウム漏えい検出器誤作動問題などによって、
国から「事故の教訓が生かされておらず、保守管理能力にも問題がある」
と指摘されたため、機構は再び組織改革や機器の点検などに取り組んだ。
先月9日にようやく「組織の改善は進み、設備の安全性も確認され、
運転再開は可能となった」とする最終的な報告書を
経済産業省原子力安全・保安院に提出した。

向和夫・もんじゅ所長は「運転再開できるところまで来たことを、
自信を持って示したい」と意気込む。

 ■国

保安院は法定検査の結果などを踏まえ、報告書の検証作業を本格化させる。
外部の専門家の意見聴取も行い、運転再開の妥当性について最終判断を示す。
検証結果は内閣府の原子力安全委員会にも報告され、
同委員会が了承すれば、国がもんじゅの再始動に対して
“お墨付き”を与えることになる。
保安院関係者は「検証は全力を挙げ、かつ慎重に進めている」と話す。

 ■地元自治体

運転再開の最後のハードルは、地元の同意となる。
法令による安全規制とは別に、機構と県、敦賀市とが結ぶ安全協定で、
事前協議が必要と定めているからだ。
機構は国の了承後、両自治体に協議を申し出る方針。
14年間も停止していた原発が運転再開するのは世界的にもまれなだけに、
両自治体とも、諮問機関での検討を経た上で、議会の意見も尊重し、
是非を判断するとしている。

敦賀市原子力安全対策課の松永隆司課長は
「この1年は機構の真剣な姿勢が伝わってきた。
前進している印象がある」と評価。
桜本宏・県原子力安全対策課長は「確実に組織改善がなされているか検証し、
慎重に対応したい」としている。

(2009年12月8日  読売新聞)

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原稿はできたけれど・・・

2009-12-06 | 議会

2009年12月6日(日曜日)
やっと書き上げた一般質問の原稿・・・
さあ、印刷だぁ~

という時になって、なんと印刷ができない! 
何度試しても、紙詰まりを起こし、紙を取り出すのにも一苦労。

オイオイ! がんばってくれ!
なだめすかそうが怒ろうがまったくいうことを聞いてはくれない。
トホホ・・・
ほんとにパソコンだのコピー機だのと相性が悪いったらありゃしない。

今から修理に出しても間に合わないし・・・
というわけで、リムーバブルディスクなるもんに保存して
明日、早めに議会へ行って、控室のパソコンから印刷することにした。

これで一件落着。

さて日曜の夜は、本町界隈といえどもとても静か・・・
11月・12月は飲食店にとってかきいれどきだというのに、
最近では、歩く人の姿さえ、チラホラ・・・だけでもあればいいんだけど
今日なんか、タミヨさん家から我が家まで帰りつくまでに
誰一人として出会わなかった・・・

タクシーも代行も清水町の道路で、列をなして駐車しているけれど
ズ~っと駐車したままだし・・・

景気がよくなる話はどこからも聞こえてこない。

北朝鮮ではデノミネーションが実施され、新貨幣に交換できる期日も
今日までのたった1週間だった。
これまでの100ウォンが新価1ウォンになったことで、
市民にも大混乱が起きているという。
交換できるお金の上限も決められていて、タンス預金などで
貯めこんだ人にとっては、泣くに泣けない状況になっているらしい。

在日の人にも影響はあるのだろうか・・・

ところで今回のわたしの質問は、すべて予算がらみの内容。
税収の落ち込みが続く中、大きなプロジェクトがすすめられている
敦賀市の財政状況も楽観してはいられない。
少しでも、ムダな予算を見直し、将来に大きなツケを
残さないようにしたい。

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中池見・今日のニュース

2009-12-05 | 中池見

2009年12月5日(土曜日)
昨日に引き続き、あまり調子が良くない。
今日の予定では、中池見管理委員会の会議を傍聴することに
なっていたけれど、外出は見合わせた。

すでに記事がwebに載っていたので、アップします。

なんだかボ~としているので、今日はこれでおしまい・・・
鎮痛剤をのんで休みます。


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20091205-OYT8T01128.htm

中池見湿地 ゲンゴロウなど再生事業
 
多様な動植物が生息する中池見湿地(敦賀市樫曲)の保全や管理について、
学識者や関係団体が話し合う敦賀市の「中池見管理委員会」
(座長=高田研・都留文科大教授)が5日、
湿地内のビジターセンター「中池見人と自然のふれあいの里」で開かれた。
自然環境の現状維持に加え、生息数が減っている
ゲンゴロウなどの希少生物の再生事業を盛り込んだ
来年度の市の管理方針を承認した。

再生を目指すのは、ゲンゴロウ、ハッチョウトンボ、ゲンジボタルの3種類。
市から湿地保全を委託されているNPO法人「中池見ねっと」が
湿地内の荒れた水田を手入れするなど、生息環境を整えていく。
来年度から、再生や保全の取り組みに参加する
市民ボランティアを募ることも決まった。
また、委員から「現在行われている希少動植物の生息状況調査だけでなく、
外来種も含めた湿地全体の生態系のデータを集めるべきだ」
との意見が上がり、事務局の市環境課も「検討していく」と答えた。

(2009年12月6日  読売新聞)

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=9201

中池見、国定公園編入目指す  ラムサール登録向け敦賀市

約3千種もの動植物が確認されている敦賀市樫曲の中池見湿地の保全などを
検討する管理委員会は5日、同湿地内の
「中池見 人と自然のふれあいの里」で開かれた。
市はラムサール条約登録に向けて福井県と協力し、
まず自然公園の国定公園編入を目指し、
必要に応じて財源を投入する考えを示した。

登録には、法律の中で保全が図られていることが必要なことから、
県は国定公園編入に向けた調査費を9月補正予算に計上。
委員会で県の担当者は「自然公園、その先のラムサール条約登録に向け、
いいタイミング。
法律での保全担保として越前加賀海岸国定公園への編入を目指す」と説明した。

委員からは「中池見湿地保全活動は日本ユネスコ協会連盟の
未来遺産にも登録された。
これを機に湿地全体の管理をしていくべき」との考えが示された。
市は同湿地の保全・利活用計画の実施状況などを報告。
来年度は県からの核燃料税交付金を活用し、
同ふれあいの里前の木道整備などを行っていくとした。

1997年から行われている動植物モニタリングについては、
委員から「トンボやゲンゴロウなど中池見に生息していそうな種を
追加してはどうか」
「希少種だけでなく、セイタカアワダチソウなど外来種もチェックすべき」
などといった意見が出された。(福井新聞)

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CEF社、東証マザーズ市場へ新規株式公開だって・・・

2009-12-04 | 風力発電

2009年12月4日(金曜日)
ひさびさに、体調が良くない・・・
腕や足の関節も痛くて、だるい。
しかもお腹の調子までもがもひとつ、すっきりしない。

は~、でるのはためいきばかり・・・

なんとか月曜日までには少しでも元気を取り戻したいなぁ~

さて、新舞鶴港で広大な土地を取得し、大々的に風力発電の増設を
目指すらしい、CEF社・・・

補助金申請もままならず、ファンドも立ち消えになったというのに
どこに資金があるのだろう?
と、思ってましたがいやはや、こういう手があったんですね・・・

ひょっとして、敦賀・今庄ウインドファームも
あきらめていない?
と、ちょっと不安になってきましたね。
敦賀市の環境審議会はしっかりしているから大丈夫だとは
思うけれど、イエスでもなくノーでもない答申だと、
市長の決断に委ねられることになります。
それがわたしを不安にさせる・・・

経済のニュースからそのCEF社の記事を紹介しておきます。

記事の中にあるマザーズ市場ってなんだ?
東証マザーズのホームページを検索してみました。

http://www.tse.or.jp/listing/mothers/

マザーズってのは、将来成長が期待される新興企業に対して
早期の資金調達の機会を提供する観点から
「利益などの財務数値」に関する基準を設けていないそうです。
つまり、CEF社は将来有望?


CEF:来秋にIPO、主幹事は野村へ-資金調達で風力発電増強

http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=arLcE5eJxIeo

12月4日(ブルームバーグ):
風力発電事業者のクリーンエナジーファクトリー(CEF)は、
2010年秋ごろに東証マザーズ市場へ新規株式公開(IPO)する。
主幹事会社には野村証券を選任する予定。

同社の鎌田宏之社長(49)は2日、ブルームバーグ・ニュースとの
インタビューで、IPOで最大100億円程度の資金を調達し
風力発電の設備能力を現在の18万4500キロワットから
「3年から5年で50万キロワットまで拡大したい」と語った。
さらに、10年後には100万キロワット程度まで増やすことを計画している。
風力発電所建設の対象地域として東京電力、関西電力、
中部電力の管内を考えているという。

経済産業省が昨年まとめた長期エネルギー需給見通しによると、
地球温暖化対策の一環として風力発電は20年までに
現在の約5倍の500万キロワット規模まで導入が進むとみている。

民主党はマニフェストの中で、風力や太陽光など
再生可能エネルギーの1次エネルギー供給全体に占める割合を、
20年までに10%程度まで引き上げるとしている。
国際エネルギー機関(IEA)のデータによると、
06年にこの割合は3.2%だった。

鎌田氏は、同社が「半周遅れで風力発電事業に参加」したことから、
日本風力開発(2003年3月東証マザーズ上場)など先行した事業者と
競合するため、建設関連など独自技術の向上に努めたと強調した。
その結果、高さのある風車などを建設地に運搬するために
通常は幅12メートル程度の林道が必要だったが、
特殊な重機を導入することで約5メートルの林道だけで
済ませることが可能になったという。
さらに自社で建設作業員を育成した結果、1基建設するための工期を
通常の15日から5日まで短縮した。

低周波音の被害

再生可能エネルギーとして脚光を浴びる風力発電だが、課題もある。
鎌田氏は風車建設地周辺の地元住民への対応を課題のひとつに挙げた。
同社が運営する伊豆熱川ウインドファーム(静岡県東伊豆町)では、
近隣住民が風車の出す低周波音が原因とみられる健康被害を訴えている。
こういった問題について、
鎌田氏は「我々も地域と接点を持っており不感症ではいられない。
風力発電は強引に入っていくビジネスではなく、
あくまでも共生を目指すビジネス」との立場を示した。

東伊豆町議会議員の藤井廣明氏によると、伊豆熱川ウインドファームが
風車の試運転を開始した07年12月以降、
風車の近くの住民の間で不眠症やいらいら、
吐き気などを訴える声が高まったという。
08年4月にはブレード(羽根)が折れる事故が発生し
風車の運転が停止すると、近隣住民への影響も収まったことから、
何らかの健康面への影響があるとみられている。

09年2月に風車は運転を再開したが、再度5月にブレード破損事故が起き、
以後運転停止の状態が続いている。
藤井氏によると、周辺住民は夜間の一部風車の停止や減速運転などを
CEFに対し求めている。

総務省のウェブサイトによると、健康被害の原因が
同風力発電施設から出る低周波音だと特定することを求める申請が
7月に公害等調整委員会に提出されている。

CEFは伊豆熱川ウインドファームのほか、
9カ所の発電所で合計100基の風車を運営している。
白馬ウインドファーム(和歌山県日高郡)でも09年3月、
試運転中にブレードが破損し運転を停止している。
破損事故が起きた風車では、いずれもゼネラル・エレクトリック製の
ブレードが使用されている。

地元住民への対応不可欠

鎌田氏は「ストレスを軽減するための手段として距離が必要なら距離、
それ以外に付随するものが必要であればそういうものも対応しないといけない」
とし、「少なくとも既知となっているマイナスの部分については、
新しい案件からは削減する方向で計画している」と述べた。
そのうえで、新規の事業で得られた知識と経験を
伊豆熱川ウインドファームなど既存の風力発電設備で起きている
問題について活用することが重要との見解を示した。

同氏は、伊豆熱川ウインドファームの試運転に向けては
経済産業省の原子力安全・保安院と協議中と述べるにとどめ、
再開時期の明言は避けた。

ドイツ証券の直原知弘アナリストは
「投資家は注目するだろう」としたうえで、風力発電事業の成長については、
再生可能エネルギーの普及加速を狙って民主党が掲げている
固定価格買い取り制度の導入が「大きな鍵を握る」と指摘した。

直嶋正行経済産業相は9月の就任時に、再生可能エネルギーで発電した
電力すべてを一定期間、一定価格で電力会社に買い取らせる制度について、
「なるべく2年以内に導入したい」との方針を示している。
11月から始まった買い取り制度では、
対象は太陽光発電の余剰分に限定されている。

記事に関する記者への問い合わせ先:
東京 岡田雄至 Yuji Okada
yokada6@bloomberg.net

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へクサムシが多いと大雪だ・・・

2009-12-03 | 日々の暮らし

2009年12月3日(木曜日)
凍結候補の直轄国道区間があきらかになった。
福井県は次の通り。
カッコ内の数字は全体の事業費で単位は億円

【福井県】国道8号敦賀バイパス(482)▽国道8号8号防災(165)
▽国道8号8号耐震対策(9)▽国道8号福井8号環境対策(71)
▽国道27号美浜東バイパス(260)▽国道27号福井27号環境対策(210)
▽国道158号大野油坂道路大野東・和泉間(523)

8号敦賀バイパスはどの区間なんだろ?
4車線化の工事の分も含まれているのかなぁ?
明日、聞いてこなくっちゃ・・・

今日は、昨日までの小春日和から一転、
冬らしいお天気になってしまった・・・

暖かい日が続くと、やれ地球温暖化だ! 大変だ! とぼやき
寒くなった途端、やっぱり寒いのはいやだなぁ~
大雪になったらどないしょ・・・とぼやく。
ほんと、人間って勝手だわ。

今年は、ヘクサムシ(カメムシ)が異常に多い。
ヘクサムシの多い年は大雪になるとお年寄りたちは心配している。
モズのハヤニエも高いところにあるんだそうな・・・

ヘクサムシの退治方法は、ペットボトルがいいらしい。
ペットボトルの口でそっとすくい取ると、おもしろいように
とれるんだそうな・・・
で、すぐにキャップを閉める。
何匹もたまってくるとヘクサムシは自分たちの匂いで酔って
フラフラになるという。
その姿がまた、愉快なんだと聞いた。

ウチのばあちゃんは、ビンにいれとるわ・・・という人もいた。

多いといっても街中じゃ、1~2匹が部屋の中に忍び込んでくるぐらいだが
農家の人曰く、窓にビッシリへばりついとるんにゃで・・・

ン~、そりゃちょっと怖い・・・

この時期になると、市役所から除雪についてのチラシが
各家庭に配られてくる。

タミヨさんは読みながら、ためいきをついている。

除雪車が通った後は、家の真ん前に、大きくてガッチリと固まった
雪の岩みたいなのが、ゴロゴロ・・・
一人暮らしのお年寄りの力じゃ、とてものかすことができないからだ。

チラシには、その雪のかたまりは、各家庭で処理してください・・・
となっている。
除雪車が通った後、市役所には玄関の前の雪のかたまりを
なんとかしろ! という苦情が殺到するという。

自分の家の前の雪や、子どもたちが学校へ通う道路の雪は
自分たちで、雪かきするのが当たり前だ。
タミヨさんもそれは十分、わかっているしこれまでは
そうやって、雪かきをしてきたけれど、
年をとったら、やはり無理だという。

市役所は地域のみなさんで、協力してやってほしいと思っているけれど
タミヨさんが住んでる地域は、とくに高齢者だけの世帯が多い。

わたしが元気なほうやんにゃで・・・とタミヨさん。

いまじゃ、ペットボトルのふたも開けられないほど
力がなくなったはるみさんは何の役にもたたない・・・

そんなこんなで、やっぱり雪は降ってほしくないね~と
思ってしまう。
ほんま、勝手やね・・・
さきからゴロゴロと雷さまのおでましだ・・・
雪起こしなのかな~

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ウエットランド中池見の活動がユネスコのプロジェクト未来遺産に登録されました

2009-12-02 | 中池見

2009年12月2日(水曜日)
なんと! 12月議会は一般質問をする議員が21人も!
議会事務局へ通告書を提出しに行ったら
わたしで16人目。
受付時間は12時47分だった。

抽選で残っている番号は1番と10番台が少し・・・
ガラガラポン・・・

おやまぁ! なんと! 1番を引いてしまいましたがなぁ。
ラッキー
ということで、12月7日 午前10時から
わたしの一般質問でございます。

今回の質問は
1.事業仕分けについて
2.議員年金について
3.駅周辺整備事業について  の3点。

それにしても最近の敦賀市議会はほんとに充実しております。
予算決算常任委員会での質疑も活発になってきたし
来年度からは完全一問一答式になるし、
議員年金は県内では唯一、廃止の意見となったし・・・

あとは委員会の放映と合わせ、会議のネット配信ですね。
議員年金が廃止になり、公費負担が減れば
それも夢ではない・・・

さて、今日はうれしいニュースがありました。

NPOウエットランド中池見が取り組んでいる中池見湿地の保全活動が日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に選ばれ
登録されたのです。

おでんやの女将から議員へと
わたしの人生の大きな転換のきっかけとなった中池見湿地・・・
笹木さんはじめ、毎日の地道な活動を支えてこられた
仲間のみなさんに、心から祝福の拍手を贈ります。

斎藤さん、天国から見てますか?
わたし、うれしくて涙がでちゃいましたよ。
感無量って言葉はこういうときのためのものだったんだ・・・

新聞記事は、読売・中日日刊福井・毎日・福井の順です。


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20091201-OYT8T01395.htm

県から「ウエットランド中池見」
     日本ユネスコ「未来遺産」 

             
ウエットランド中池見が開いた中池見湿地での
自然観察会(ウエットランド中池見提供)

地域の自然遺産を守り伝える全国の活動を支援するため、
日本ユネスコ協会連盟(東京都)が1日に発表した「プロジェクト未来遺産」に、
県内から、NPO法人「ウエットランド中池見」(笹木智恵子理事長)が
中池見湿地(敦賀市樫曲)の保全に取り組む活動が選ばれた。
同NPOは湿地のラムサール条約登録を目指しており、
「大きな追い風」と歓迎している。

プロジェクトは、失われゆく各地の文化や自然を守るため、
同連盟が今年度から始めた。
4~8月に公募したところ、全国から50の活動について応募があり、
このうち同NPOなど10の活動をプロジェクト未来遺産として登録した。

中池見湿地は、周囲を里山に囲まれた約25ヘクタールの泥炭湿地。
絶滅危惧(きぐ)種を含む約2000種もの動植物が残ることで知られている。
江戸時代には水田として稲作も営まれていた。

同NPOは、湿地の保全活動に取り組んでいた市民が集まり
2003年度に設立。
動植物の保護や市民向けの自然体験教室の開催などの活動を続けている。

同連盟によると、多様な生物が残る自然環境と、
文化を融合させようとする同NPOの姿勢が評価された。
プロジェクトに登録されたことで、今後は同連盟が広報活動などを支援し、
協賛企業も募っていくという。

笹木理事長は「プロジェクトに選ばれたことで、
中池見湿地を保全する機運も盛り上がる。未来に素晴らしい自然を残せるよう、
一層がんばりたい」と話している。


http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2009120202000188.html

中池見保全を未来遺産登録 日本ユネスコ協連盟が敦賀のNPO活動評価

                
プロジェクト未来遺産に登録された敦賀市の中池見湿地
=2006年9月、本社ヘリ「おおづる」から

日本ユネスコ協会連盟は一日、
敦賀市の特定非営利活動法人(NPO法人)「ウエットランド中池見」が
同市の中池見湿地で実践している保全活動などを
「プロジェクト未来遺産」に登録した、と発表した。

未来遺産の登録は、文化振興や自然保護に取り組む
国内各地のユネスコ協会で構成する同連盟が、本年度から始めた事業。
地域の文化や自然を未来へと守り伝える活動を登録し、
広報の協力や助成金などを支給して支援する。
これにより、活動の関心度が上がり、地域内外での活動の継承や
発展につながるとしている。

今回は三十二都道府県から五十件の応募があった。
有識者らによる未来遺産委員会が、「危機にある遺産」や
「生物の多様性を守る活動」などのテーマで活動している現地を調査し、
十プロジェクトを選んだ。

登録されたウエットランド中池見のプロジェクトでは、
十万年前の泥炭層の上に、環境史と文化史の情報を備えた
中池見湿地の保全や自然再生活動をしている。

ウエットランド中池見の笹木智恵子理事長(63)は
「中池見湿地が全国的にも評価され、うれしい」、
敦賀市環境課の平野栄久課長は
「県と取り組んでいるラムサール条約登録実現に向けて追い風になる」
と話している。 (長谷川寛之、安福晋一郎)


http://mainichi.jp/area/fukui/news/20091202ddlk18040661000c.html

未来遺産:「いきもの不思議の国・中池見湿地」活動、
                         登録--日本ユネスコ /福井

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の民間組織である
日本ユネスコ協会連盟が今年度から選定を始めた「プロジェクト未来遺産」に、
「いきもの不思議の国・中池見湿地」(敦賀市)の活動が登録された。
NPO「ウエットランド中池見」が昨年8月に応募。
大阪ガスによる大規模な開発の危機を乗り越え、
生態系維持に取り組む活動が評価された。【酒造唯】

 ◇開発危機乗り越え、生態系維持を評価
未来遺産は、地域の自然や文化を後世へ伝える活動に取り組む市民団体、
NPOなどを登録する。
全国から50団体の応募があり、10団体が選ばれた。
選考の基準は「危機にある遺産」「生物多様性」を守る活動。
事務局によると、中池見湿地は豊かな生態系と水田農業が併存し、
自然と文化が融合した景観を作っていることが、登録の決め手になった。

NPOには助成金が交付され、来年3月に東京で開く登録式典で額が決まる。
笹木智恵子理事長(63)は「いろいろな賞に応募してきたが、
選ばれたのは初めてでとてもうれしい。
ラムサール条約への登録など、これからの活動に追い風になる」と話した。
未来遺産にはこのほか、広島県の
「このままの鞆がいい!住民の手による歴史的港湾都市『鞆の浦』の
歴史・文化・自然の継承と再生」などが登録された。


http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=9166

「未来遺産」に中池見保全活動 日本ユネスコ協登録

               
       
ウエットランド中池見が開いている自然観察会。
メンバーが参加者をガイドしている=8月、敦賀市樫曲

 
文化・自然遺産を未来に伝えていく運動を展開している
日本ユネスコ協会連盟の第1回「プロジェクト未来遺産」が1日発表され、
福井県敦賀市樫曲の中池見湿地の保全活動に取り組む
NPO法人「ウエットランド中池見」の活動が登録された。
同湿地が10万年前の泥炭層と人間のかかわりを残していることが評価された。
同法人の笹木智恵子理事長(63)=敦賀市=は
「中池見湿地あっての活動。みんなの宝として残していきたい」と喜んでいる。

プロジェクト未来遺産は地域の文化・自然遺産を守る活動を登録し、
推進団体と地域を支援・助成しようと同連盟が初めて設けた。
「危機にある遺産」と来年の国際年に合わせた「生物多様性を守る活動」を
テーマに4月から全国公募した。
32都道府県からウエットランド中池見を含む50の活動の応募があった。

9月から大学教授や企業の代表ら24人でつくる未来遺産委員会が
書類審査や現地調査などを行い、10の活動を選んだ。

登録されたウエットランド中池見は2003年の発足。
現在の会員は全国に150人。
中池見湿地を「いきもの不思議の国」と位置づけ、
保全や生物の種類、数などの調査を行っているほか、
自然観察会や会報発行などを通して啓発活動に取り組んでいる。

同連盟は「中池見湿地は泥炭湿地生態系と湿地水田農業が併存した、
たぐいまれな場所。
自然と文化の融合した固有の財産」と評価。
「10万年前の泥炭層にある湿地と人間とのかかわりが残っており、
地球規模でも未来に継承すべき『いきもの不思議の国』にふさわしい」
として最上位にランクした。

登録式典は来年3月22日に東京で行う。
同連盟は登録団体に助成金を贈るほか、広報の面でも活動を支援する。

笹木理事長は「中池見湿地の自然を守る法律はなく、市民活動が必要。
同湿地が遺産として認められたことがうれしい。
登録は活動の支えになる」としている。

推薦したふくいユネスコ協会の光野稔会長は
「中池見湿地の保全活動・自然再生を、ウエットランド中池見と
一緒に取り組んでいきたい」とするコメントを出した。

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選択的夫婦別姓 機は熟したのではないか~福井新聞・論説~

2009-12-01 | ジェンダー関連

2009年12月1日(火曜日)
ポカポカと小春日和が続く今日このごろ。
午後4時半過ぎに市役所を出て家へ向かう途中、
一面の水色の空のまんなかに、ポッカリとそりゃ見事な
昼の月が浮かんでいました。
大きくて真っ白でとても気位の高いキリリ! としたお月さま・・・

あまりの美しさに、赤信号で停車したままボ~と見とれておりました。
ブッ・ブーととつぜんの警笛!
おやまぁ、信号はすでに青に変わっているではありませんか!
あわてて車を発進したわたしです。

とっても幸せな気分が体中からあふれでて、ルンルン・・・

午前中に委員会、午後からは各課とのヒアリングが続き
けっこう疲れ果ててしまったせいか、夜は食欲がなくて
タミヨさんを心配させてしまいました。

タミヨさんは今、認知症の予防にもなって身体も元気になる
体操の教室に通っているんだそうです。

体操をしてくると、お腹がすいてたまらないらしく
わたしより旺盛な食欲・・・
来年の干支は「トラ」ですが、
12年後の寅年までは生きとられんやろから最後の寅年になるわ~と
最近、口ぐせのように言うのですがイヤイヤ、この分だと
12年後も同じセリフを言ってるような気がします。
年賀状にトラを84、描くつもりだそうです。

タミヨさんの母のヨシエさんは「丙午(ひのえうま)」
タミヨさんは「丙の寅」
そしてわたしは「五黄の寅(ごおうのとら)」

迷信なのに、五黄の寅だというとやっぱり! と妙に納得されるわたし・・・
タミヨさんまでが
あんたには丙午と五黄の寅の両方の血がはいっとんやわ・・・だって・・・

ちなみに五黄の寅(ごおうのとら)とは
九星(きゅうせい)の五黄土星と干支(えと)の寅年が重なる年で、
36年置きに来ます。
(12と9の最小公倍数の36年周期でやってきます。)
大正3年・昭和25年・昭和61年 五黄土星は、本命星の中で一番強烈な星で、
トラも十二支の中でもっとも強い干支なのだそうです。

あんたの心臓は鉄どころかステンレスでできとんか・・・
なんていわれたこともあります。
心外だわ! 光り輝くダイアモンドよ! なんてね・・・

さて、最近の福井新聞の論説、なかなかいい!!!
今日は、選択的夫婦別姓でした。
福井県選出の自民党国会議員には、
稲田朋美、山谷えりこのふたりプラス、間接的にではあるけれど
山本拓と結婚した高市早苗といった夫婦別姓に強硬に反対する
女性議員が存在しています。

なのに、福井県の御用新聞とまで言われている地元紙で
よくぞ書いてくれました

http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news6/index.php

選択的夫婦別姓 機は熟したのではないか
 
結婚時に希望すれば結婚前の姓をそのまま使用できる
選択的夫婦別姓制度の導入などに向け、千葉景子法相や
福島瑞穂消費者・少子化担当相が民法改正に意欲を示している。
来年の通常国会への法案提出が具体化しそうだ。

選択的夫婦別姓の導入などは、法務省の法制審議会が1996年2月に
答申した民法改正案要綱に盛り込まれた。
だが、政治家や宗教団体などが「家族の一体感が損なわれる」などと反対し、
改正は実現しないままになってきた。

賛否は今も分かれるだろう。
福島氏は先日のテレビ番組で「丁寧に話せば分かってくれる人は多いと思う」
と述べ、慎重意見に配慮しながら民法改正を進める意向を示した。
ぜひ、そうあってほしい。

氏名は人格の象徴である。
しかし、現行民法では結婚する際に夫婦どちらか一方の姓を
名乗らなければならない。
法的には姓の選択権は夫婦どちらにもある格好だが、
現実には妻が夫の姓に改める例がほとんどだ。

そこを問題視したのが国連女性差別撤廃委員会で、条約に基づき
日本政府に対し2度も改善勧告をしている。
ほかの国では実際、法改正が進み、夫婦別姓を認めるところがほとんどだ。

選択的夫婦別姓とは、もちろん別姓を強制するわけではない。
夫婦それぞれの事情に応じ、同姓にするか別姓にするかを自由に選べる制度である。
家族みんなが同じ姓を名乗る方が一体感があるように思えるにしても、
別姓で一体感を損ねた国の話は聞かない。
現制度維持を求める主張の根拠は、いささか薄弱なようだ。

姻届を出さない「事実婚」は、わが国でも増えている。
事実婚の夫婦から生まれた「婚外子」の出生率が上昇し、
遺産相続では法律上の結婚をしている夫婦から生まれた嫡出子の
半分しか認められないなどの差別も表面化している。
離婚・再婚の増加も顕著だ。

1898(明治31)年に制定された民法は戦後の1946年、
現憲法の成立によって家制度が廃止されるなどしたため大幅に改正された。
だが、家族にかかわる部分がかなり残され、
現代の多様な結婚、家族形態にそぐわなくなっている。
女性を妻や母、嫁としての役割に閉じ込めるのではなく、
自立した個人としての生き方を尊重するという認識がいま、
求められているといえる。

選択的別姓のためには、夫婦と子を家族の基本単位とする
戸籍制度から個人単位の戸籍へ改める必要も出てくる。
別姓を選んだ夫婦は、現行制度では一つの戸籍に記載できないからだ。

法制審議会の答申から13年。
この間に、男女共同参画基本法やドメスティックバイオレンス防止法などができ、
憲法が定める個人の尊厳、両性の本質的平等に対する
国民の意識も高まりつつある。
民法改正への機は熟したのではないか。

コメント (2)
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