イブ2才 ⑤

帰宅してイブは昼寝。

昼寝から起きてもぞもぞしていた時に、

同じ部屋に娘と私が話をしていた。

イブには目もくれずに話をしていたら、

イブは自分から私にふざけた感じで話しかけて来た。

それに乗って返事すると嬉しそうにする。

こちらから話しかけると、だいたいは反対の事を言う。

～する？と言うと、～しないと応える。

反応を観ているみたいに感じる。

こうするとこの大人はどう反応するんだろうって。

放っておくと話しかけてくる。面白い。

こういうのも動的平衡なのかと思う。

バランスをとろうとする。

こういうことは教えられてするものじゃない。

自ずとそうなるんだろうな・・・

イブ2才・・④

今日は車で出かけた。

着いた所でベビーカーに乗せて歩いていたら砂利道だったせいか、

もろに尻に響くのだろう、

「うごかさないで！」と言い出した。

母親がなんだかんだと言っていたが、

そのうち「みずのみたい」「あたまがいたい」と叫ぶように。

居心地が悪いやら、なにやらいろいろ不快感が積もって来たんじゃないかと推測。

人のたくさんいる観光地なんてこの位の子供にとっては、

それほど愉快な場所じゃないんだろう。

相手の都合がどうだろうとそんなことはこの子には関係ない。

幸福快適で居たいという欲求にすこぶる正直。

五月蝿く感じた私は「・・・痛いね～」と言ったら（頭だけだった）、

「おばあちゃんはいたいねって言わない！」とぴしゃり。

本当に心から共感してるかどうか見抜いてる。

それからは歩いたり、抱っこしたり、またベビーカーに乗ったりを繰り返して、

なんとか車に戻った。