ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

2012-11-19 10:18:14 | 日々の暮らし・思い出
この一週間、謂わば、非日常の時空間だった。

普段の7日間よりこの7日間という時間はずっと長く感じた。

時間は観念だから、こういう感覚が在るんだろうな。

楽しい時はあっという間だ、というのも聞くけど、

それで行くと、今回の旅は楽しくなかったのかってことになるけど、そんなことは全く無い。

なんで長く感じたんだろう?

その時間が無意識的に自動的に流れるという感じじゃなくて、

ひとつひとつじっくり味わったせいなのか・・・

どの日も歓迎されて歓迎されて、本当に嬉しく楽しかった。

初めての土地や、久しぶりに会う友人、久しぶりの娘や婿さん、寝たきり母、

久しぶりの夫の兄弟、その家族、どの人とも心と心の付き合いだなと思った。

本当に嬉しく楽しい贅沢な日々だった。


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義父の凄さ

2012-11-19 09:54:56 | 日々の暮らし・思い出
一週間家族三人で家を離れていた。(ブログは予定投稿というのをやっていたよ)

どこも紅葉がとても綺麗だった。

群馬県の富広美術館の近くの『不動の滝』に行った時のこと。

急な坂道が階段状になっていて、そこを降りた先に滝が綺麗に見える場所が作られてある。

まぁ、ちょっとした展望台。

96才の義父もそこを歩いて降りた。紅葉と滝が本当に美しかった。

さて、その帰り道、かなり急な階段は義父に辛かったのだろう、途中で二回息を整えていた。

上がりきった時、労うとにっこり笑った。

大変だな、と感じただろう時でも、義父は弱音を吐かない。

少し微笑むだけ。

後になってその時のことを聞かれたら、あの時はきつかったぁと淡々と言う。

けど、義父にはハードだったと少し反省。

それが二日前。昨日帰路についたんだけど、その朝、義父は車に乗るなり、

普段もっと歩かないといけないなぁ、というようなことを言っていた。


最近、辛いとき、悲しいときも笑顔で、なんて言葉を聞くと、

辛い時は辛いし、悲しい時は悲しいんだから、無理することないのになぁ、

なんて思っていたけど、義父の様子を見ると、

本当にそんなふうにしているなぁと気が付いた。

彼にとってそうすることはちっとも無理じゃないのかと思った。

そうする、と言うより、そう在るのだろうと思う。

自然な在りようなんだろう。


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レストランのトイレ

2012-11-19 09:19:52 | ひとの幸福
最近はコンビニや喫茶店やレストランのトイレにこんな張り紙がある。

「いつもきれいに使って頂いてありがとうございます」。

トイレを使おうと思った人が用を足す前にそれを見ることになる。

トイレを使う人を『きれいにトイレを使う人』として観ることから、

始まっている。

この張り紙を張った人がどんな顕在意識で張ったのか、

それは知らないけれど、

この張り紙の“言葉”はそのような人間観の基から始まっている。

「汚さないで下さい!」という言葉と、

「・・・使ってくれてありがとう・・」という言葉とで、

どっちが使う人にとって快適なんだろうか・・・


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