今日は雨が降ったりやんだりの1日でした
こんな日に読むのにぴったりだなぁ・・と思いながら読んだ本
昨日の夜まゆっちと桂川イオンの書店にいった際
まゆっちが「少し前から気になってる本がある」と言って教えてくれました
目次を見るだけでも「これは買いだな!」と、、即購入
15章ある中のいくつかを書いてみますと
第1章「自分は何も知らない」ということを知る
第2章 頭で考えようとしないこと
第3章 「今」に気持ちを集中すること
第10章 このままでよい、ということ
第14章 成長を待つこと
第15章 長い目で今を生きること
25年間茶道を習い続けていらっしゃる著者が茶道を通じて
気付いたこと、感じたこと、、学んだこと等が優しい語り口調で描かれています
「道」がつく世界はどの道も奥深いものだと思いますが
この本に書かれてあることはアロマの世界にもすごく通じるお話しだなぁ
・・と思ってよみすすめています
京都校の生徒さんで半年程前から茶道を習い始められた方がいらっしゃいます
*さんは旦那さんのご両親と同居されていらっしゃるのですが
お嫁に来た頃、お義母さんが仰ることや、お義母さんが大切にされていること等
わからないこと、理解できないことがたくさんあったそうです
でも、、ご自身が年齢を重ねられて
またお茶を学ぶ中でやっとあの頃わからなかったお義母さんのお気持ちがわかるようになった
あの頃はなにもわかっていなかった・・と
とても感動的なお話しをしてくださったことがありました
私自身もこれまで茶道に興味がなかったわけではないのですが
なにせ、、「正座」に関してものすごいトラウマがございまして^_^;
まぁ・・それだけではないのですが、、
細かいことがとても苦手な私なので、、今のところ学ぶまでには至りません
私の父は35歳の時に陶芸をはじめ
その流れで38歳の頃から茶道を学びはじめたらしいのですが
父が38歳の時って私は14歳
父が38歳の時に家を新築し、新しい家には茶室がありました
師範の資格も持っている父ですが
もうとっくにお茶は辞めているものだとばかり思っていたのですが
先日聴いてみますと・・
なんと!!まだお稽古を続けているのだそうです
父はただ今74歳
実に36年間もお茶のお稽古を続けているのです!!
これにはびっくりしてしまいました
父といえば超気難しい人で、人づきあいがとても苦手な1匹狼タイプ
それでもお茶の先生とは相性がよかったのか
母がまだしっかりとしていた頃
「パパは〇〇先生のことはとても尊敬し信頼してはる」とよく言っていました
父の茶道の先生はもうすぐ90歳になられるそうです
私はJHASのアロマをはじめて18年
まだまだまさにその倍・・父は茶道を続けているのですね
私はほんとに茶道のことはなにもわからないのですが
父の師匠は茶事(茶会)のとき、人には頼まず
懐石料理もすべてご自身が創られるそうなのです
これってすごいことみたいですね
父にとってお茶のお稽古は静かに本来の自分にかえれる場所なのかなぁ?
って勝手に想像しています
「日日是好日」10月より主演 黒木華さんと樹木希林さんで
映画が全国公開されるそうです
私は、、本の世界で自分で景色を想像しながら愉しみたいと思います
匂いやそこに流れる風や・・様々な音まで聴こえてきそうな良書です