蓼科から帰ってきました~。
蓼科はちょうど紅葉の美しい時期に入っていました。
京都の紅葉も美しいけれど・・信州の紅葉はとても優しい感じがして好きです。
朝夕、かなり冷え込む・・との前情報をいただいていたのですが、
研修中はそれほど冷え込むこともなく、むしろホテルのお部屋では汗ばむほど暑かったです。
今回の研修テーマが「ホットストーントリートメント」だったせいもあるのかな?
(※ホットストーンセラピーからホットストーントリートメントに名称が変更となりました。)
研修の一番最初にちょっと特例である方の「公開過去生セッション」が行われました。
まず最初に少しそのことについて綴らせていただこうと思います。
テーマは「生きることは愛」だったように感じています。
個人のことなので詳しくは書くことはできないのですが、
どうしても綴らせていただきたい箇所だけ抜粋して書かせていただこうと思います。
今回公開過去生セッションを受けられたのは「Aさん」(仮称)
Aさんは半年ほど前にある大きな病を発病されたのでした。
「病」もまたまぎれもなく「エネルギー」です。
その病の原因となるひとつめの要因として「ある方」からのAさんに対する
強い念(恨みのような想い)が絡んでいたことは確かでした。
しかし・・今回の過去生セッションでAさんがその病を患うことになった一番大きな
理由が明らかとなるのでした。
Aさんはある時代(過去生です。)に自分の不注意から火事で愛してやまない妻と子供2人を亡くしてしまうのでした。
それまでまるで絵に描いたような本当に幸せな日々をご家族で過ごされていたのです。
最初その現実を受け止めきれずに・・涙も出ることなくずっと放浪の旅に出るのです。
その時代Aさんが今でいう警察官のような仕事をされていたのですが、
一番大切な守るべき家族を自分の不注意で亡くしてしまったことにひどい罪悪感を抱え
その生では自分が亡くなるまで妻と子供への祈りを捧げる人生を送るのでした。
話は今生にもどります。
実はAさんの病が発病する少し前、Aさんの愛犬(小型犬)が事故に巻き込まれたのでした。
本来なら命が助かるのはちょっとありえないほどの状況だったのですが、
愛犬ちゃんは奇跡的に助かるのでした。
そしてその時期と重なるようにAさんが発病されるのです。
これはどういうことかというと、
Aさんの魂は決めていたのです。
「命がけで伴侶や子供を救う」ということを・・・
あの時代・・助けられなかったから・・・
「自分の命を捨てででも大切なものを守るのだ」と・・・。
なので、今生愛犬ちゃんが生死をさまよったとき・・Aさんから愛犬ちゃんに
生命エネルギーがどんどん流れていき、Aさんは結果自分の生命エネルギーを
自らの魂の意思で弱らせていったのでした。
ゆりあ先生は仰いました。
「愛するものが助かるのなら自分なんてどうなってもいい」
この想いは確かに愛かもしれません・・・。
でも・・ほんとの愛ではないわよね・・・。
あなたはあの時代・・大切な妻や子供を失ってとても辛くさみしい人生を送ったでしょ?
そのことを体験しているのだから・・・今生は愛すべき伴侶さんと子供さんに
同じ想いをさせてはいけないわ。
あなたはなにがなんでも生きなきゃ・・・。
そのゆりあ先生の言葉に・・・公開過去生セッションを聴講していたたくさんの仲間が
泣いていました。
きっとAさんと同じような想いを持って生きてきた人が多かったからでしょう。
親なら子供や生活を共にしている動物が大変な病気や怪我に見舞われたら
「変われるものなら変わってやりたい。 自分の命を差し出してでも・・」
そう思う気持ちは当然のことかもしれません。
てんてんも愛犬まりんが大変になったとき
「頼む!!まりん、私の代理をしないで!!自分がやったことは自分で解消するから・・
自分で背負うから・・どうか・・私の代理で苦しまないで!!」
そう泣きじゃくって・・まりんに意思で伝えたことがあります。
でも・・・ふと考えたのです。
「私が苦しむことをまりんは望まない・・。まりんが一番望んでくれるのは私が
幸せになること・・。ただただそれだけなんだ・・」って・・・。
まりんはてんてんが自分をひどく責めたり・・・夫と言い争ったりしたときは
必ずと言っていいほど、自分の身体をはって教えてくれました。
突然ゲーゲー吐き出したり、突然ぜんそくのような咳をしはじめたり、、、
足が突然立たなくなったり、、、腫瘍ができたり・・・
そしててんてんは先日の「まりん腫瘍騒動」から本気で自分を大切にすること・・・
自分で自分を幸せにしてあげることをまりんに誓ったのでした。
「自分なんてどうなってもいい」という想い・・・
そして自分を責める想いは自分で自分の生命エネルギーを奪っていきます。
自分で自分のエネルギーを奪ってはいけないのですね。
このブログでも何度も書いてきましたが、
「起ることすべてには意味がありそれは愛の中での出来事」なのだから・・・
反省して謝罪することは大事だけれど、罪悪感で自分の身を滅ぼすのはやはり愛ではないのですね。
人間が一番してはいけないことなのかもしれません。
ゆりあ先生は仰いました。
「自分で決めた設定(自分は幸せになってはいけないという想い)は自分で変えられる」
心で決めたことも・・・
魂で決めたことも・・・
必ず自分の意思で変えられるのです。と・・・。
そして最後にAさんは片手にある魂に有用な精油を握られて
もう片方の手でご自身の胸に手を当てられて
新たなる決心を自分に伝えられたのでした。
「私は生きる。 なにがなんでも生きる。 そして幸せになる」と・・・。
Aさんは今生でも幸せな日々が続くと
「こんなに幸せが続いたら怖い・・・幸せの後には必ず不幸がやってくる」
そのように思われていたそうです。
でも・・ゆりあ先生はいつも仰います。
「幸せのあとには・・幸せしかこないのよ・・・。幸せに上限はないの。」
「こんなに幸せが続いたら怖い・・・幸せの後には必ず不幸がやってくる」
この法則は実は誰でもない・・自分自身の意識が作りだしていただけなのですね。
自分の中に罪悪感というものがあると・・・
「自分は幸せになんてなってはいけないのだ。」という無意識の意識から
幸せがくると・・・幸せになってはいけない・・もっと苦しまないと・・と
あえて自分の意思で苦しい人生を選択していたのでした。
やはり・・どんなことも自分からはじまっているのですね。
新たなる決心をご自身の心と魂に伝えられたAさんは
セッション後見違えるように目の輝きが変わっていらっしゃいました。
そして目の力がどんどん増していらっしゃいました。
またまた目の前でお一人の方の心と魂が癒されていく瞬間に立ち会わせていただくことができて
同じ仲間として、てんてん自身もまた深く癒されたのでした。
自分で自分の生命エネルギーを奪うのでなく、
自分で自分に与える生き方・・・
これはアロマのレッスンで何度も何度もお伝えしておりますね。
自分をほめる・・・自分を励ます・・・
自分で自分にいっぱいヒーリングをする・・・
そうやって自分に愛を与えていく生き方こそがすべてに繋がる愛のはじまりなのですね。
てんてんも改めて研修の夜、寝床に入って
自分にいっぱいねぎらいの言葉をかけてあげました。
「よくがんばってるね~~。大丈夫!! 」
そして精油を一滴手の平に落として自分の手でいっぱいチャクラや気になる臓器を
ヒーリングしました。
生きることは愛・・・。
どんなことがあっても・・・私は生きていく・・・。
自分のために・・・そして愛する人達・・愛する動物のために・・・。
そう改めてかたく心に誓った、蓼科の夜でした。
~研修の感想は続きますぅ~