先日、「のんのんちゃんの里親募集~」の記事を書かせていただいたとき
まりん(真凛)との出逢いについても少し触れさせていただきました。
文中に、「夫は本当は動物が苦手だったのです。」と書きましたが実はこの私も数年前までは
動物がどちらかというと苦手でした。
最近新しく入学された生徒さん達にこのお話をさせていただくと皆さんとっても驚かれます。
それはそうでしょうね~~。いまやマリン&ラビにらぶらぶ~ベタベタ~のてんてんから
は想像すらできないことでしょう。
「苦手」というよりは動物さんにそれほど感心がないというか、、、好きとか嫌いとかそういう感情
がほとんどなかったのです。
わんちゃんは特に怖かったですね・・。
小学校3年生のとき、3匹のドーベルマンに追いかけられたこと、小学校5年生のときに
セントバーナードに追いかけられたことがとても恐怖として残っていたのでしょうね。
どんなちいっちゃなわんちゃんでも「ワンワン!」と近くによってくると怖かったのです。
そんな私がどうして今やこんなにもマリンやらびを愛しいと思えるほどまでになったのでしょう~。
アロマの入学したての頃、代表の先生はもちろんのことたくさんの仲間達がまるで人間と
同じように動物さんと生活をされている姿を間近で見させていただいたとき、はじめて
「自分はとっても愛が欠落してるんじゃないか~」と真剣に悩んだ時期がありました。
「どうして私は動物さんのこと・・なにも感じないのだろう・・・。」と・・・。
そしてそんな先生や仲間の姿がとっても眩しく感じられたのでした。
人には誰でも例外なく「傷」があります。
人はみ~~~んな本来誰もがとっても優しい存在なのです。
でもその「優しさ」を忘れてしまうとき・・・
それは「傷ついたとき」なのでした。
例えば、とっても大好きだった人に突然ひどいことをされたとき・・・
愛されている・・と思っていた人に突然裏切られてしまったとき・・・
とても愛して育てていた動物さんを突然事故で亡くしてしまったとき・・・
人はとても深く傷つくのでした。
愛したら裏切られる・・・。愛したら傷つく・・・。そんな法則が出来上がってしまうのですね。
愛していたものが目の前から突然いなくなったその悲しみに耐えられなくて
人は知らず知らずインプットするのです。
「もう愛さない」と・・・。
てんてんも心の記憶として残ってはいませんがもしかしたら動物さんとの関係でそのような
「傷」がどこか奥深くに残っていたのかもしれません。
「香り」というものはとても不思議なものです。
「懐かしさ」を「香り」で感じることがありますね。
アロマを本格的にまなびはじめ、日々の様々なシーンで植物のエッセンスを無意識で嗅いで
いるうちにどうやら少しずつ少しずつ「本来の優しかった自分」を思い出してきたのかもしれません。
(香りは鼻という器官で嗅いでいますが、脳にその香りをインプットさせているので脳で香りを
嗅いでいる・・・といってもよいでしょう。)
植物にはそういった人間が本来持っている様々な素晴らしい力を思い出させてくれる大いなる
力があるようです。
「どんなに辛い体験も・・・どんなに悲しい体験をしたとしても起こること全てには意味があり
それは大いなる愛の流れの中での出来事・・・。」
ホリスティックアロマセラピーの門をくぐった一番最初に先生から聴かせていただく言葉なのですが、
その言葉の真意を1年1年深く理解できるようになると同時に今まで閉ざしていた「感じる」とという
感覚を少しずつとりもどしていったように思います。
「自分にもこんな優しい気持ちがあったんだ・・・こんな優しい眼差しで動物さんを見ることが
できたんだ・・・」
まりんとらびとの生活をスタートさせてその気持ちはどんどん大きくなっていきました。
「感じる」ことは素晴らしいことでもあり・・また「感じるがゆえ」に辛いこともたくさんあります。
でも、、、感じることはやはり素晴らしいことです。
先ほど「人は傷ついたときに感じることをやめてしまう・・」と書きましたが、実はそうではないのです。
確かにそういう人達もいらっしゃいますが、人は傷が深いほどに優しくなれる人だっているのです。
自分が痛い目にあったから・・・辛い目にあったから同じような人が目の前にいると優しくそっと
寄り添ってあげることができる・・・思いやることができるのです。
だと・・・したら、、、やはり「傷」は愛なのですね・・。
てんてんは最初は多分、、、感じることを封印した人でした。
心がとても弱かったからでしょう。
でも様々な出来事がきっかけで封印していた「感じる感覚」を思い出す流れがやってきました。
てんてんの魂は「感じることを思い出したい」と深く望んでいたのでしょう。
最初は辛かったです。今まで感じなかったことまで感じてしまうのですから・・・。
でも、、、そこを乗り越えて、、、どんなこともすべて意味があって愛なのだと理解できたとき
心は強くなり、感じながらも目の前で起こる現象を穏やかな眼差しでみつめている自分が
いることにも気がつきました。
動物さんを捨ててしまう人達・・・。虐待してしまう人達・・・。
もちろんあってはならないことです。
でもその人達の自分達でさえ気がつかれていない奥深い悲しみに・・・涙が滲むことがあります。
そっと・・・「愛を思い出しますように・・・」と願っている私がいます。
それはかつててんてん自身もその人達と同じように凍りつき深く心を閉ざしていた時期があっ
たからわかるのだと思うのです。
てんてんがこんなにもマリンやらびのことを愛しく思えるなんて・・・
数年前には考えられなかった奇跡です。
昔のてんてんを知っている人だったらみんなが口を揃えていうことでしょう。「奇跡だ!」と・・・。
夫ももともと動物がとても苦手でしたが、特にまりんが来てからはなにかが変わり始めている
ようです。
無意識なんでしょうね・・・。テレビをみながらそっとまりんの頭をなでたり・・・・
優しい目でまりんをみつめていることがあります。
動物の純粋なエネルギーが固くなった人間の心をゆるめてくれるのでしょうね・・。
この場所を必要として来てくださっている皆様がアロマセラピーの香りに触れ、自分の中の
優しさをどんどん思い出していっていただけたら・・・と思っております。
(↑リビングに置いてるお気に入りステンドグラスアロマランプ)
(↑ まゆっちがDSiで撮影したまりん。 馬みたい~)
(↑ まゆっちがDSi で撮影しイタズラしたまりんとてんてんの合体作。こわっ!!)
今日もまた晩ご飯のご紹介~~。
またまたまゆっちのリクエストで
☆大豆ハンバーグ
(中身は木綿豆腐、玉ねぎ、干し椎茸、人参、大豆、バター、味噌)
大根おろしをたっぷりのせて、その上になめたけをちょこっとのせポン酢でいただきました。
☆水菜、キャベツ、おあげさんのサラダ
☆ゴマ豆乳シチュー
(中身は里芋、エリンギ、長ねぎ、人参、おあげさん、豆乳、白練ゴマ、西京味噌、こぶだし)
夫はこれにプラス☆サバの焼いたの
やっぱり盛り付け&写真撮りはへたっぴだけど、味はばっちり~自我自賛!
家族からも「おいしい~♪」のお声いただきました。