京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

ドラマ:「コウノドリ」を観て

2017-11-16 12:48:03 | 日記・エッセイ・コラム
前回放送されていた時の「コウノドリ1期」は観ていなかったのですが


今回はなぜか録画しよう・・と思い立って録画していました


先日時間ができたので、第1話~第3話までみました


なんだか、、とっても胸がきゅーーーっとなってしまう


とてもとても切ないドラマです。


主役の綾野剛さんの切ない表情がまた、、その「きゅーーーっと感」を増幅させます。


きっと現代のほぼすべてのお母さんがこのドラマで描かれているようなことを


体験なさっているのではないかなぁ?・・って思います


第3話は、、見ていて過去の自分の姿ととても重なるところがあり


少し胸が苦しくなり、、涙がいっぱい溢れました。


ひとつは「産後うつ」のお話しでした


私は産後うつまではいきませんでしたが、ドラマで演じられていたお母さんと同じような想いを持ったことがあります。


まだJHASのアロマに出逢う以前のことです


もともとあまり子供が欲しいという願望がなかった私


私は高校1年ときから働くことが大好きで


仕事に生きがいを感じるタイプだったので、子供ができると自分の自由な時間が制限されることや


仕事が思うようにできないことが自分にとってはすごくストレスになるだろうなぁ~と思いがあったり、、


またその頃はまだまだ父親のことを許していなかった時期だったし、


昔の自分の苦しい子供時代が癒されておらず、、


自分が子供を育てるなんて全くイメージもわかず・・


どうしても子供がほしい・とは思えなかったのです


(昔は結婚すら望んでいなかったのですけどね・・一生独身でいいとさえ思っていたほどです^_^;)


それに対して夫は子供が早く欲しい・・という考えでした


ずっとずっと夫にはお断りしていたのですが


あることがきっかけとなり(ここを話すと長くなるので、、またいつか・・)


産んでも、、いいかな?と思えたのが結婚3年めでした


子供を望んでいなかった私でしたが産婦人科の先生から「妊娠されていますよ」と言っていただき


その後エコーの写真を見せていただいたときには、


自然と涙が溢れ、、自分のお腹の中に別の命が宿っているのだと思うと


とても不思議な気持ちと共に、、無条件でうれしい・・という気持ちになりました


絶対この子を幸せにする・・


大切に育てる・・って、、思いました


妊娠がわかってすぐにひどい悪阻がはじまりました


当時は札幌に住んでいて、友達もまだいなくて


いつも京都の実家の母に電話して泣きを入れていました


それでも産婦人科の先生の「悪阻があるってことは赤ちゃんが元気な証拠だからがんばってね。」


の言葉だけをたよりに、がんばりました


身体によいというものを食べて、、


体操して


胎教に良いと言われるCDをかけたり、お腹にむかって読み聞かせをしたり・・


編み物をしたり・・


悪阻はとってもしんどかったけど、、(入院もしました)


でも生まれてくる赤ちゃんのために最低限ですが自分ができる努力をしていました


そしてまゆっちが誕生し、里帰り出産でしたので1ヶ月だけ実家でお世話になりました


母が手助けしてくれるものの、すべてのことが初めてで、、


わからないことだらけど、(みんなお母さんは同じですよね)


授乳の時間とかおむつがえとかで睡眠時間がおかしなことになって


とにかく必死のぱっちの赤ちゃんとの生活がはじまりました


生活のリズムが変わって身体もへとへとに、、


1ヶ月たって、札幌に帰ると・・そこからが「現実」のはじまりでした。


まゆっちはとても夜泣きがひどい子だったので(当然ですね・・私の心が安定していなかったから・・)


泣き始めると、よく車に乗せてドライブにいったものです


車に乗るとすぐに眠ってくれるので、夜中でもよく車を走らせていました


最初はとにかく手さぐり状態だったのですが、、


まゆっちが5ヶ月の頃に夫の転職で沖縄に移住することになりました


この沖縄時代の前半が一番つらい時期でした


知り合いも誰もいない・・


夫は札幌でも沖縄でも仕事がとても忙しくて、お休みもほぼない状態


午前零時をすぎての帰宅も何度もありました


ずっとずっと家にまゆっちと2人でいて、、


相変わらず泣きまくるまゆっちに


あの・・ドラマの方と同じセリフを言いました


「なんで泣くのよ~~泣きたいのはこっちだよ!!」


この頃は、、「うつ」まではいかなくともかなり精神がまいっていた頃でした


妊娠中は絶対優しいお母さんになろう~、、この子を絶対に大事に育てるんだぁ~と思っていたのに・・


この時は既に「鬼」になっていました


自分でも「このままだと自分がダメになる!!」なんとかしなければ・・と


本来人づきあいがとっても苦手なのですが、勇気をだして地域の子育てサロンのようなところに行きました


まゆっちと同じ月例の子を持つお母さん達も何人もいらっしゃったのですが、


どうしても馴染めず・・逆にストレスになってしまい行くのをやめてしまいました


その頃から、まゆっちに対して本当にひどい想いを持ってしまった私でした


「やっぱり産まなければよかった。 この子のせいですべての自由が奪われた。」


でも・・そんな悪魔な想いが出てきた直後は


「私はなんてヒドイ母親なんだろう」と自分を責めて・・・


髪の毛を掻きむしって・・


布団に口をあてて、、声が外に漏れないように大泣きました


その頃だったかな・・


夫が「そろそろうちもパソコンを買おうか」と言ってくれて、


最初は「そんなんいらんよ~~」って言ってた私ですが、


今思うと、そういうことを夫は言わない人なのですが


後にも先にもこの時は自分ですべて手続きをしてくれて


OCNのPCパックというすごくお得な価格でPCが手にできるプランで


PCを手にすることができました


1999年・・ちょうどPCが世に出回るようになった時期です


私はずっと家にいるので、なにげにインターネットとかやってみると・・意外に楽しくて・・


そこで、1冊のPCの本を購入し


「ご近所さんを探せ」といういわば出会い系サイト・・


いや・・かなり正統派な出会い系サイトがあることを知ります


自分のハンドルネームと、興味のあるキーワードをいくつか入力し、


どういう人達と繋がりたいのか?というのもすべて入力できます


例えば「子育て新米ママ」とか「○○地域の方」とか・・いろいろ


男性は拒否・・というのも設定できました


私はもちろん女性のみ!を選択し、


いくつかのキーワードを入力したのですが、覚えているのが


「アロマ・癒し・心理学・0歳の女の子の母」だったと思います


そして、そこに登録されている方達のことも自分からもちろん検索できます


その時、私と同じようなキーワードを入力されている方を1人みつけ、、


しかも子供さんがまゆっちと1ヶ月違いで生まれた女の子のお母さんで・・


年齢は私より3歳年下のママさんでした


なによりうれしかったのが、、


まさにその方のお家はうちから「ご近所さん」(車で10分ぐらいのところ)


私のほうからその方にコンタクトをとらせていただきました


まずはそのサイトを通じてやりとりするので、本当のメールアドレスとか


絶対明かされることはないので安心でした。


けど・・1通目のやりとりからびっくりするほど気が合ってしまって


それから毎日彼女とメールのやりとりをしました


ほんとに楽しくて・・楽しくて・・


何度かメールをやりとりした後、「今度一度お会いしましょうか?」と


私の家で会うことになりました


(実はこのとき、、当然のことだと思うのですが・・メールで知り合っただけの関係なので


どんな人がでてくるかわからないからと・・彼女のご主人がうちのコーポの下まで


車で送ってくださったそうです(*^。^*) )


でも・意外と(*^。^*) 普通な私だったので、安心してご主人は帰っていかれたそうです


この真実をあとになって教えてもらいました。


その彼女とは初めて会ったとは思えないほどに気があって、、話もあって、、


彼女は沖縄の人なのだけど、彼女も私と同じで子育てサロンにいっても全く誰とも気が合わず


数回で行くのを辞めてしまった・・というのも共通点で・・


なにより私達には同じような夢があり、、


その夢について語りあうのが本当にたのしくてしかたありませんでした


これまで苦しかったまゆっちとの生活が一変したのでした


そして2人で話し合って、時々子供を保育園で一時預かりしてもらって


その間、一緒に羽を伸ばそう~~ということになりました


この時間があったおかげで、逆にまゆっちと少し離れることによって


まゆっちをお迎えに行く時間にはまゆっちが愛しく感じられるようになっていました


そうこうしているうちに、上記の体験が元となって


やっぱり子育てで大事なことはお母さんが元気でいること!!


愉しく生きていることが大事!!ってわかって、、


まだまだまゆっちは小さいのだけど、保育園でお世話になって


私はずっとやりたかったアロマの自宅サロンをはじめよう!!と決心しました


沖縄は子供の数がものすごく多くて、待機児童の子がめちゃくちゃ多かったので・・


最初は2ケ所の保育園で「一時預かり」という形で月・水・金は一か所で、、


火・木・土は別の保育園で・・お世話になりました


まゆっちが可哀想かなぁ~と思ったのですが


やっぱり子供はすごいなぁ~~すぐにどちらの保育園にも馴染んでくてました。


そして、、間もなく一時預かりでお世話になっていたひとつの保育園で


通常の保育園生としての空きがでて、ひとつの保育園でお世話になることができました


友達は私がアロマサロンを立ち上げるのにいっぱい協力してくれました


PCは持っていたけど、プリンターは持っていなかった私に


快くプリンターを貸してくれて、、、


自宅サロンの自作チラシを作りました


那覇ジャスコの前で一緒にそのチラシ配りを手伝ってくれたりもしました


この頃から私はどんどん本来の元気をとりもどし、


まゆっちも少しずつ集団生活に慣れてくれて・・全く人見知りしない子に育ちました


沖縄の方達はなぁ~~んて敷居が低いのでしょう


配ったチラシをみて、たくさんの方が名もないセラピストの私のところに施術を受けにきてくださいました。


ほんと~~にうれしかったし、愉しかったなぁ~~。


(今の所属しているスクールは街頭でチラシを配布したり、


チラシをポスティングすることは意味があって禁止となっておます。)


なので私は世の中にはいろ~~んな考え方があると思いますが


保育園推奨派なんですね


本当に保育園の先生には大・大・大感謝でした。頭があがりません


コウノドリの3話をみて、、あの頃の切ない想いが蘇ってきたり、、


ほんとにもう一歩で育児ノイローゼになりそうだった私でしたが


そんな中でも助けてくれた人達がいてくださったこと・・


保育園の先生・・・そしてネットで知り合ったその友達のことを思い出して


泣けて、、泣けてしかたありませんでした


そう、、この間、、私がアロマのお仕事をはじめよう!!と思った「原点」について書かせていただきましたが


コウノドリを観て、、思い出しました


あの時の私のように、親元を離れて・・なにもわからないまま子育てがはじまって、、


なかなか地域の子育てサークルの人達とも馴染めず・・旦那さまもお仕事でお忙しく


1人でうつうつとしていらっしゃるお母さん達の少しでも癒しの場となれば・・と思いもあったのです。


札幌で妊娠中、、定期的に信頼のおけるセラピストさんからリフレクの施術を受けていました。


本当に不思議なもので、、トリートメントを受けている最中は


ぴた!っと悪阻が治まるんですよね・・・


すごくすごく気持ちよくて・・


特別なことは何もお話しにならないセラピストさんでしたが、、


優しい笑顔でいつもトリートメントしてくださいました


このセラピストさんがアロマの自宅サロンをされていて、、この方のやり方に憧れて


私の夢ができたのでした


いつか必ずアロマの自宅サロンをやろう!!って・・・。


なかなか今のところ妊婦さんとのお出会いはほとんどないのですが、、


是非・・妊婦さんや子育て中のママさん達が一息抜ける場所となればうれしいなぁ~なんて思っています


コウノドリを観て思ったこと・・


書かせていただきました。


アロマの生徒さんのお話しによると、、この先の4話も5話もやっぱりせつないお話しが続くようですが、、


みはじめたので又時間のある時に観たいと思います。
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