京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ~起こること・・すべては愛~

9/30 母が光にもどりました

2022-10-11 19:31:26 | 認知症*母のこと

爽やかな心地のよい秋風にのって、金木犀の甘く優しい香りが街中に漂った9/30

母が79歳で光にもどりました。



(娘のまゆっちが昨年11月に撮影してくれ写真・遺影にさせていただきました)

家族が見守る中、母はとても穏やかに、、静かに・・息をひきとりました。

夕陽に照らされた母の顔はとても美しかったです

9/28~母の傍にいさせてもらうことができたので、

母のお顏や身体に・・たくさん精油入りのクリームを塗ってあげることができました。

(ローズ・ネロリ・ローマンカモミール・ラベンダー・クラリセージ・ゼラニウム)

大好きな母の手、、たっぷりクリームを塗ってマッサージさせてもらいました。

私が小さい頃、寝床で母は私の髪をよく撫でてくれたなぁ・・

働き者だったので、いつも母の手は荒れていたけれど、、

認知症になってからはすっかり指のひび割れや手の平のカサカサもなくなって、、

最期はとてもきれいな手になっていました(*^。^*)

亡くなった後、看護師さんに成り代わって

母の身体を温かなタオルで全身拭かせてもらえた時間はとても幸せでした。

納棺師の女性が、とても素敵な方で・・

母のお化粧もとってもナチュラルに仕上げてくださり、

棺に入った母は生前のように、更に可愛らしくなりました

告別式のとき、遺影の母が今にもケタケタと笑い出しそうで、、

私は不謹慎かもしれないけれど・・何度も吹き出しそうになるのをこらえました。

母はほんっとによくしゃべり、よく笑う人だったので・・

母を想うとき、、大きな声で笑う母の顏しか思い浮かびません。



(↑9/3(土)特養に面会に行ったときの写真)

火葬場で最後の母の肉体とのお別れをするとき、、

一度、母の前で手を合わせたあと、すぐに天を仰ぎました

母の魂は無事に肉体から脱出に成功し

上からやさしく見てくれているように感じだからです。

「お母ちゃん、お疲れさまでした。本当にありがとうね。また、、会おうな。

そして来世こそはもっとラクな人生を歩んでね」

そう、、心の中で伝えました

たくさん、、たくさん、、苦労した母でした。

辛いこともたくさんあった母でした。 
 
でも、、母は幸せだったと思います。 
 
人は亡くなり方にその人の生き方が表れる、、といいますが・・

母が光にもどった日、通夜の日、告別式とすべて良いお天気に恵まれ、、

死顏もほんとうにきれいで、、母は母なりの幸せを・・人生を精一杯生きたのだと思います。。 
 
元気な時から母はことあるごとに伝えてくれました。 
 
「典子(てんてん)の旦那さんも、、ひろ(妹)の旦那さんも・・ほんとうに良い人で、、

2人とも、良い家庭を築いてくれて・・それだけで私はほんまに幸せや」と・・。 
 
幼い頃から家庭環境に恵まれず、

結婚してからも父との関係は決して良いとはいえませんでしたが

それでも・・自分の家庭を持つことができて、、とても幸せだったのではないかと思います。 

母のことが大好きで、母に対して超甘えん坊だった私ですが

そんな私が母がいなくなっても、、しっかりと強く生きていけるように・・

母はものすご~~い長期計画を立てて、私に心の準備をさせてくれました。

私が一番辛かったのは、8年前、母が認知症になって・・

あれだけよくしゃべり、よく笑う母が・・こちらが話しかけないと

なにも話さなくなり、、笑わなくなったときでした。

昔から母には、、母にだけは・・自分の心のうちを話すことができましたので、

よくいろんな話を聴いてもらっていました

もう、、それも叶わなくなり、、

お料理がとっても上手で、、とってもきれい好きだった母がなにもしなくなって、、

あの頃が一番泣いたかな・・哀しみを味わいつくしました。

そして、、その頃から・・私は、、私の中の母とよく会話をするようになりました

私の中の母は昔と変わらずどんな私も包み込んでくれて、

いつも励まし、、微笑んでくれています。

そしてそれは今も・・変わることなく・・私の中に母がいつのときもいてくれます

昨年10月~今年の5月末まで、短い期間だったけど母と一緒に暮らすことができ

昨年末12月の私の誕生日には、母をいっぱい抱きしめて

「のりこを生んでくれて本当にありがとうね。」

「おかあちゃんの子に産まれて本当に幸せ」 
 
「おかあちゃんは最高~~~~のお母ちゃんやで」

「おかあちゃん、だいすき!!」 
 
涙いっぱいで伝えることもできました。

もしも母が頭もしっかりとしていて、、

重い病気で長い闘病生活を送って苦しむ姿を何度もみるような流れだったとしたら、、

私達家族は今頃、深い哀しみのどん底に落ちて、、
 
日常生活もままならない状態に陥っていたと思います。

母の死はたしかに、、早かったですが・・

それでも・・私達家族に・・充分な心の準備期間をくれたように思います。

そして、母が認知症になったことで、、

父と妹と・・密に関わるようになり、、たくさん話し合う機会が増え

絆も深まったように思います。

母の深い愛を感じています

母が一番望んでいること・・ 
 
それは家族みんなが仲良く暮らすことだと思いますので、、

これからの人生も・・家族を大切に、、仲良く・・たくさん笑って・・

生きていきたいと思います。 

優しいメッセージをくださったたくさんのみなさま

お花や、お菓子、お線香等贈ってくださったみなさま

みなさまの温かな想いに支えていただいて、、

やさしさに包まれて、、元気に過ごさせていただいております。

アロマのお仕事も10/5~再開させていただいております。

ほんとうに、、ほんとうに・・ありがとうございました。

母との数えきれないぐらいのたくさんの思い出を胸に・・

母からいただいた愛を、、しっかりと繋げていきたいと思います。

(↓ おまけ 奇跡の2ショット写真 (*^。^*))


 

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