京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ~起こること・・すべては愛~

この手から愛の想いをとどける・・

2024-03-04 14:16:11 | アロマトリートメント

またまたご無沙汰しておりました~。

今年は雪がとても少ないですが

日々寒暖差がとても激しく、思っている以上に身体に負担がかかっているようですが

みなさまお元気にお過ごしでしょうか?

私はありがたくも元気に過ごさせていただいています(*^。^*)

先日、週1.5日で働かせていただいている小多機で

ご利用者さまにハンドトリートメントをさせていただきました。

約1カ月前、職員の方から

「福庄さん、アロマの先生をされているんですよね

施設でご利用者さまにアロママッサージしていただくことは可能ですか?」

・・とお声をかけていただきました。

(※本来「マッサージ」という言葉は「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格を持っている方のみが

使える言葉でアロマで行わせていただくのは「アロマトリートメント」といいます)

とてもうれしくて、「是非させてください!!」とお返事させていただきました。

まずはお声をかけてくださった職員の方に

「アロマセラピーとは?」「アロマセラピーの作用」についてお話させていただき

その後、簡単なハンドトリートメントを学んでいただき、

実際ハンドトリートメントを受けていただきました。

トリートメント中、「とても眠くなりました」とお話してくださいました(*^。^*)

そして先日の木曜日、ご利用者さまお1人お1人個室にて

照明を落とし、ヒーリング音楽をかけてゆったりした雰囲気の中施術を受けていただきました。

職員の方のご要望で普段お話できないようなことも、1対1だったら話しやすいかも・・

少し時間をかけてお話を聴いてさしあげたい・・というとてもお優しい想いから

このスタイルで施術をさせていただくことになりました。

何もお話しにならず、だま~~って静かに施術を受けてくださる方

いろいろなお話をしてくださる方・・それぞれでした。

「あなたの手・・とっても温かいわね すごく気持ちいい」

・・とお声かけくださる方も・・。

その中でとても感動した場面がありました。

普段みなさんと一緒に過ごされているときはいつも冗談を言って周りを笑わせたり

存在じたいがとても可愛らしくて、笑顔がとっても素敵なユーモラスなおばあちゃまなのですが、

トリートメントさせていただいていると、

昔、最愛のご家族を戦争で亡くされたお話をしてくださいました。

「戦地に何通も何通も手紙を書いて送ったのよ

絶対帰ってくると思っていたのに、、

海軍は憧れでね・・〇〇は自ら志願して戦争にいったの」・・と

目に涙をためながらお話してくださいました。

「小学校の頃、学童疎開にも行ったわ。

最初はほんとうに辛くてね・・なんで私がこんなところに行かないと行けないの!

帰りたい・・帰りたい・・っていっつも泣いていたわ。

おかあちゃんを恨んだことも・・。

でもね・・あの経験があったから、、わたし・・つよくなれたのよ」

そんなお話をしてくださいました。

私も思わず涙がこみあげてしまいました。

戦争を知らない世代の私達にとって、幼い頃から家族と離れて生活すること

どんなにどんなに不安で寂しくて、、お辛かったことか・・

それでもこのおばあちゃまは恨みつらみを言うのではなく

「あの経験があったからこそ強くなれた」と、、お話されて・・。

ほんとうに素晴らしいなぁ・・って、、。

みんなみんな・・誰もがあえて口にしないだけで、

生きてきた過程の中でそれぞれに辛い体験もいろいろとされて・・

それでもこうやってがんばって生きてくださっていること

ただただ・・頭の下がる想いのみでした

トリートメントが終わったあとも、何度も何度も

「ありがとうね・・ありがとうね」と感謝の言葉をたくさん伝えてくださいました。

施設のお仕事では、ご利用者のみなさま、、ほんとうにたくさんの感謝の言葉を伝えてくださいます。

ひとつひとつ「なにか」をさせていただくたびに

「ありがとう」って伝えてくださるのです。

私こそが私という存在が少しでもみなさまのお役に立たせていただける・・ということがありがたいのに・・。

日頃お仕事をさせていただいている間中、とても温かな想いに包まれています。

お1人、15分ほどの短い時間でしたが素敵な経験をさせていただきました。

この手を使って、日頃の感謝の想いをのせて・・愛の想いを流させていただける・・。

いくらAiが発達しても、、この人間の手のぬくもり・・手からでるエネルギーは

精油との相乗作用で人の心に安心感、、深い安らぎを与えることができる。

また機会があればぜひさせていただきたいと思います。

ありがとうございました。

コメント