令和2年9月8日(火)う~ん、今日も35℃越えか!?今年は残暑が厳しすぎ
とちのみ特派員です。
今年は、とんと六十里越街道に足を踏み入れていなかったので、少しだけ街道の雰囲気を味わおう
と「十王峠」に行ってきました。
「十王峠」は、1200年の歴史の路「六十里越街道」のビューポイントとしても人気の高いスポットです。
「十王峠」とは…街道の難所の一つであった十王峠。かつては十王堂、石地蔵、茶屋や旅人の安全を見守る常夜灯がありました。この峠は、俗界と聖界を隔てる結界の地とされていました。
この日は、鶴岡市東岩本の北野から十王峠まで10分ほど車を走らせ…いよいよ十王峠のお地蔵さまの所に到着です。
快晴にめぐまれ、月山→姥ヶ岳→湯殿山と連なる山々を眺めることができました。

この場所には、ゆっくりと山々を眺められるように、木のベンチが置いてあります。道路沿いには駐車場(2台程度)もあります。

ここについたら、やっぱりお地蔵様を拝んでから…まずは行き交う旅人の安全を願って手を合わせました。

手を合わせて顔を上げると…お地蔵様の顔には、ちょうどチョウチョがとまっていました

なんとなく、ほっこりした気分になりながら「十王峠」の眺望を楽しみに街道へ向かいます。
お地蔵様のところから、少しだけ鶴岡市街方面へ下ると、目印のノボリと案内板が「十王峠」への入口です。
さあ、ここからとっても短いミニミニトレッキングの始まりです。

急な坂道に息が上がりつつ、一歩づつ足を進めていきます。

上を見上げると…心地よい木漏れ日
とても涼しいです。

ミニミニトレッキングだけあって、約5分ほどで「十王峠」に到着です
お手軽コースです。
ここには、木で作られた椅子がありました。ゆっくりすわって眺めを楽しめるなんて超ぜいたくな時間です

それではお待ちかねの「十王峠」からの眺望がこちらです!!

連なる山々は、左側から「月山」「姥ヶ岳」「湯殿山」

中央に見えるのは、大網集落と六十里越街道、棚田が広がっています。

そして、右側に見えるのが、高速道路、国道112号、湖があるのが「月山ダム」

山からの風が吹き抜けていくなか、木の椅子にすわって眺める絶景。なかなかいい時間ですの~
ここには、六十里越道俳句大会の句碑が立っていました。
「目覚めたる 湯殿の吐息 霞をり」
快晴のときはもちろんですが、霞がかっていても魅力的な風景が広がることでしょう。

すっかり癒されて、ゆっくりと下っていきました。
こんなに眺望が良いということは、海側もよく見えるかもしれない!!
舗装道路に到着すると、お地蔵様のところに戻らないで、鶴岡市街地方面へ歩いてみました。
わー!!やっぱり!!木々の間から、日本海、庄内平野とみごとな眺望です。


快晴に恵まれ、六十里越街道ミニミニトレッキングですっかり癒されました~
ちなみに「十王峠」は、鶴岡市街から山形市方面へ走る国道112号から見える 向かって左手の山々に、よーく眺めると見つけることができます。(写真は櫛引の国道維持出張所からの眺めです。)

あさひむら観光協会では、六十里越街道ミニトレッキングとおいしい「食」を体験できる秋のイベントを企画しています。
今年の秋は六十里越街道を歩いて、心も体も癒されてみてはいかがでしょうか
くわしくはこちらをごらんください。
あさひむら観光協会ホームページ イベント情報
明日からは、少しだけ気温も下がる予報のよう
栄養つけて、しっかり睡眠とって、また六十里越街道にいくぞ~
とちのみ特派員がお届けしました。せば、まだの~