令和5年6月10日(土)春から夏に季節の移り変わりを迎えています。まだ体が暑さについていけないな~ちょっとだるいぜ…とちのみ特派員です
さあ!今日、6月10日は何の日かご存知でしょうか…?
そう、6と10で「六十里越街道の日」
毎年、この日はアルゴディア研究会が主催する《六十里越街道の日》祈りの道・パワースポットを五感で体感する旅「新緑と残雪の古道を往く 六十の詣で ~壱~」が行われるのであります。
私、とちのみ特派員もアルゴディア研究会に所属しておりますので、今日は”お昼のおもてなし隊”として、2年ぶりの…六十里越街道”細越峠”への入山となりました。
今回は、ガイド・アルゴディア研究会員も含め、総勢30名での古道歩きになります。
はじめに、集合場所の道の駅「月山」月山あさひ博物村文化創造館(ゆどのみち六十里越番所)では、六十里越街道の資料展示コーナーにてオリエンテーションです。
六十里越街道DVDをご覧いただきながら、アルゴディア研究会の安達事務局長からコースの紹介です。
十数年前のDVDですが、街道をよく理解できる内容ですの~
六十里越街道は、湯殿山詣でたくさんの人たちが行き交った祈りの道です。今日は、湯殿山詣での身支度(菅笠・白装束・金剛杖)で街道を歩いていただきます。
オリエンテーションが終わり、お客様とガイドさん、随行のスタッフはスタート地点に移動して入山です。
お客様の出発をお見送りしたところで、本日の重要な任務を仰せつかった”お昼のおもてなし隊”5名は別ルートから、昼食会場となる細越峠を目指して出発です。
車で走ること30分、街道との合流地点に到着。こちらもいよいよ入山です。
荷物を背負い込み、六十里越街道の手ぬぐいを頭にキッ!!とかぶって気合を入れて足を進めました。
なんて言ったって2年ぶりですから 気合入れないと歩けないかも…そんな心配を抱えてのスタートです。
街道に足を踏み入れると・・・約2か月ほど、季節が逆戻りした景色が広がっていました。
日陰になる街道には残雪もありました。
街道沿いのモミジの木には、小さな小さな芽が出ています。葉の色がとてもきれい
細越峠に到着直前には、湯殿山遙拝所で湯殿山を眺め拝みました。
歩みを進めること約1時間。何とか細越峠へ到着しました。
まずはひと休みです。これ重要です!
木のイスに座ろうとしたところ---生まれたてのエゾハルゼミがとまっていました。
生まれたてなのか?じーっとしています。
この日の街道は、エゾハルゼミの鳴き声でとても賑やかでした。こんなに近くで見られるとは
ひと休みした後は、本日の昼食メニュー”ミズの入った山菜汁”の準備に取りかかりました。
まずは主役の「ミズ」の準備です。今日は包丁を使わずに、手でちぎります。
手でちぎると味がしみやすくなって、とってもいいそうです。
鍋の湯が沸騰したら、身欠きにしん(あく取り忘れずに!)☞シイタケ☞味噌☞ミズ☞油揚げの皮 の順で鍋に入れて仕上げました。
いよいよ「ミズ汁」の完成しました!
そして、配膳に全精力をつぎ込んでしまい、なんと、うっかりミズ汁の写真撮影を忘れました
(イメージとして2年前のミズ汁の写真を掲載します。すみません・・・)
おかげさまでミズ汁は大変好評で、たくさんおかわりをしていただき、無事に売り切れ
汗をかいた後のミズ汁、おいしく召し上がっていただきました。
下準備をしていただいた安達事務局長、布施さん、ありがとうございました。
ちなみに今日のお弁当は産直あさひ・グーさんの🍙弁当です。
おにぎりの一つはシソのごはんだったのですが、お隣さんから🍙交換しようよ😋という要望に応えたので、のり🍙2個になっています
ブナ林の中でゆったりとぜいたくな昼食タイムを過していただけたかと思います。
やったー!無事に任務完了です
昼食タイムのあとは、本日の案内役 山船頭人の小野寺さんから細越峠のお話をお聞きしました。細越は「細聲」とも言われたそうです。
この後、参加者は湯殿山詣でを目指し、さらに先へ進みます。
湯殿山碑の周りは、ちょうどお花畑のように花が咲いていました。
おいずりを身に着けたお客様が連なって街道を上っていきます。
昼のおもてなし隊も、急な上りを一歩づつ進んで行きます。
街道には小さな小さなミズバショウが咲いていました。
リュウキンカも美しく咲いています。花盛りの六十里越街道でした。
本日の任務も無事終了し、街道合流地点に到着しましたので、お客様の到着より一足早く戻らせていただきました。
参加された皆さま、大変お疲れ様でした。
六十里越街道は、目に入るさまざまな風景が心を癒してくれます。
お客様が安心して「六十里越街道」を歩いていただけるよう、これからもお手伝いしてきたいと思います。
六十里越街道のくわしい情報はこちらのホームページをご覧ください。
その2おすすめコースなど詳しくはこちらはじめての古道歩き 出羽の古道「六十里越街道」(あさひむら観光協会ホームページ)
鶴岡市朝日地域の観光情報は次のホームページ・フェイズブックをご覧くださいませ~
本日もブログを読んでいただき、ありがとうございました。
とちのみ特派員がお伝えしました。せば、まだのー