2019(元年)5・28、情と人間関係
[情とは血液と、その循環の如し]
抱え込んでいる悩みや苦しみは、いまさら戻ることのできない後悔だったり、誰も体験していない明日への不安だったりします。
その原因は[夫婦親子]や[他者との精神的循環作用が停滞する]と、とたんに、淋しさ、冷たさ、苦しさを感覚するようになっています。とたんに不幸せという即決、があらわれます。
それを[つい相手のせいにしてしまう]ので、余計に苦しさは、倍増するのです。
仕事の忙しさを理由に、物言いが荒々しくなり、平気で乱暴なことばを浴びせたりします。
『おしゃべりではあるが、口やかましい』おしゃべりがあります。まさに口を使った、毒物のたれ流しですね。
御神尊様は、ほんとうのおしゃべりは、《相手を認め、元気の出ることばのやりとり》といわれます。
それを重ねる努力こそ、精神的循環作用が順調に流れ、その瞬間に、ここでも幸せという即決が瞬時にうまれるのです。
すべて『天地の、計らいは平等』です。人と人のあいだに、情が循環している限り、笑顔の絶えない人間関係が生まれ、幸せはかぎりなしです。
情は常に我と人とのあいだに、循環しなければならない天地の慈悲ですね。
苦しさは、そのことを天地が教えてくれています。