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2019・7月5日、心の処理
[喜びは、汝自身の生命なり]
消えやすいといえば、『喜びごとほど、消えやすいもの』はありません。
人生には、さまざまな喜びごとが、目の前を通過します。しかし、自分が『見て、聞いて、ありがたい』と思わなければ、一瞬を頂点にくだり坂です。
つまり、『喜びの心のまなこ』を開く修行がなければ、人生に喜ぶ材料はありません。『悲しみは毒薬、喜びは心身の良薬』につながります。そのポイントは、『切り替えの力』です。
どんな、解説本を開いても、処世の術はとかれています。しかし、『切り替え(新陳代謝の道、独特の人間力』からきたものです。しかも、『御神尊様の苦行の悟り』です。
3度の食事をわすれないように、まず以って『祈りこそ、人間力をたかめる』ものです。祈りの力こそ、どんな事情に出会うとも、それを『ありがたいと受け止める心の養い方』につながるのです。
『喜びは、あなたの見方、考え方によりうまれる』ものです。きのうも、明日も、そして 、今日ただいまの現在に、その姿を現わしています。
『悲しみに邪魔され、悲しめば視野はせまく』だから、見逃し、『ありがたいと、口にするだけ』で、その瞬間の喜びを手にできるのです。
『努力なき喜びは、悲しみがふえる』だけ。しかし、『努力より生まれた喜び』は、さらに喜びが増えるのです。
喜ぶべきことを以って、喜ぶのは当たり前、喜びの生まれどころを知って、初めて感謝と喜びに浸ることができます。