忘れる名人

令和3年10月14日人生の処方箋

[いやなことは　忘れるか　切り換えるか]

将棋では天才といわれる藤井三冠が、天敵、豊島竜王に勝ちました。豊島竜王は、敗者の弁で『明日からはまた切り替えていきます』といいます。

さて、かつて7冠を将棋史上初めて獲得した羽生善治永世名人は、私は切り替えも大切ですが『まず誰にも負けないくらい、忘れるのも名人です』といいます。

この方達は、プロの世界でしのぎを削って、体感したことばです。根本に好きという精神があるからです。

負けても勝っても大好きなのです。私たちにも好きはあります、それを今以上に大好きになれば『切り替えも、忘れることも』達人になれるでしょう。

奥が深すぎて迷子になってしまう。といった人がいますが、苦に出会えば出会うほど、奥が見えて楽になり、好きがこうじていくものです。迷うのは、まだまだこれからです。合掌でともに進みましょう。やります！

運気

令和3年10月13日人生の処方箋

[運気はだれが招くのか]ライン日記

昨日、テレビを見ていると、経済的なことを絡めた運気に恵まれる法を教えていました。思わず気になったものです。

そこでは、お金のことは、まず家の中を整理することで良くなるとあります。終わりに、運の悪い人とは付き合わないようにする、特に愚痴をこぼす人は避けましょう。といわれています。

ところが、考えてみれば私の命の親、御神尊様は愚痴はおろか、病苦に貧苦に恨みつらみに寄り添い、その苦衷(くちゅう)に耳を傾けて幸せの道を手助けしました。

私がその背中に教えられたのは、人の愚痴、苦しい胸の内を聞き届けることにあります。だから、運気を自分のなかに取り込む秘訣は、進んで愚痴に耳を傾けていくことです。

運気はいかなる事情があるとも、自らの合掌心で招くものです。けして隣人を見放してはなりません。その人が運気を運ぶ人だからです。やります！

結婚とは

🟦令和3年10月12日人生の処方箋

[夫婦は　親子より近し　されど悩まし] ライン日記

天地の法則は不変です。でも、人間関係は時代とともに変化していきます。変化のもっとも見られるのは夫婦関係でしょう。

夫婦は切れず離れず、ともに喜び、ともに悲しみの中に生きる幸せと、事情のある無しにかかわらず、離れることの幸せもありそうです。たしかに昔は、籍の抜けない時代、女性が低く見られたものです。

もともと夫婦は赤の他人、それが結婚で夫婦となり、子供が生まれ、やがて子供も大きくなり、生活も別になります。しかし、夫婦は生涯をともにしますが、その間もめることもたくさんでてきます。

それに我慢できず、現状は3組に１組の割で離婚しています。つまり時代とともに、夫婦の縁の成り立ちも離婚も、二人の間で合意できれば、親の承諾も法律的に必要ない時代です。

それでも、親の生き方を問われるところが合掌の道です。心構えとその子に対する運命的責任の流れは、黙って背負う覚悟はすべきです。やります！

マンネリ化

令和3年10月11日人生の処方箋

[無造作なる合掌の旅のゆくえ]人生の処方箋

アメリカの１ドル紙幣には、神を信じる心においてこれを発行する、と書いてあると聞いたことがあります。あくまでも伝聞です。

今朝は信じる心のもと、合掌の生活がマンネリ化していないかです。合掌は良し悪しに関係なくありがたいと、感謝の生活につながるものです。それが、良いことないなあ。ならまさに危険信号です。

無感動、無関心、無感覚、無頓着、ものごとに関心がない、まわりに感受性がはたらかず、気にかけなくなっていると感じられれれば、このままの人生の旅路は危ないものです。

いま一度『けさの合掌、今の合掌、今日一日の合掌を心にとどめ』てみてください。やります！