令和3年6月21日人生の処方箋
[毎日はいても 落ち葉はたまる]ライン日記
落ち葉は、日々掃除をするかたわらから落ちてくるものです。私はかつて30代の後半、総務を担当し朝は参道を掃くのが仕事の始まりでした。2年間ほどしましたが、落ち葉には泣かされたものです。
散る落ち葉には何の罪もありません。それを掃除する私たちの心しだいということです。落ち葉も悩みの原因に見立てることもできます。となりの落ち葉まで片付ける人もいますが、平気で散るに任せ知らん顔もあります。
御神尊様は、掃くなら不平不満でやるのではなく、喜んでやることが天地の道にかない、やることと人生の喜びが一致して、その姿勢が天を動かすといわれます。
<裏を見せ、表を見せて散る紅葉>とは心のなかを紅葉にたくしたものです。また<散る桜 残る桜も散る桜>とあります。
御神尊様は、人生苦を悲しい思いで諦めるのではなく、『心の新陳代謝』で積極的に心を働かせることを求めています。
諦めもひとつの悟り、しかし、それはそれで精神力が要求されます。それよりも人の役に立つという、前に向いてこそ心の落ち葉も庭の落ち葉も、明日の運命の豊かな肥料となりましょう。やります!
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