31・3・28、
[人には、見たまま聞いたまま、思うままに、生きんとする悪癖あり]
愛嬌のある癖もありますが、誰もが一度は〈早合点、早トチリ、早呑み込み)など、見たまま、聞いたままで決めつけて、失敗した経験があるはずです。
御神尊様は『癖とは、一方的一方通行、自分の事だけ考え、他を考えない』と教えられています。
つまり、『独りよがりで、一方的な独断、偏見を持つことの危うさ』を戒められています。また、見たまま、聞いたまま、思うままに生きる』では、あまりにも、身勝手が過ぎましょう。その結果、不平と対立を生じるばかりです。
そこに、人としての生き方の努力はなく、早晩、壁に突き当たることになります。それを、『人生不可解のナゾ』といわれたものです。
ひとが『人として生きる』ために、『見方、聞き方、思い方』を『信仰によって磨き』互いの心の理解と交流に努め『感謝の生活に生き抜く』ことです。
すなわち『ありがとうの言葉』こそ、悪癖をのりこえる妙法でありましょう。
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