令和3年3月19日人生の処方箋
[人間は生まれながらにして 不幸とは限られていない]
この時期の雨を『催花雨』(さいかう)とよぶそうです。花の開花を促すのですね。天地の慈悲の現れです。
思えば、幸せはどこかに転がっているのではなく、また楽しいことが何処かにあるのでもなく、つまりは目の前にあることを楽しむことからでしょうか。
人間は絶えず苦の中にいるように見えます。コロナ禍ですから、それぞれの家庭、職場、業種によっては良し悪しがでています。
しかし[人生は生まれながらにして、不幸とはかぎらない]のです。コロナの時代の前から、人間は伝染病との歴史です。科学医学のチカラで乗り越えてきました。
インフルエンザでは毎年2000人が亡くなっているそうです。コロナよりはるかに多い、なのに問題なのは、誰がコロナの菌をもっているかがわからない、しかもワクチンが遅れているなどが要因です。
並べてみたら悪因ばかり、でも人間は生きているのです。震災の中でも、亡き人のために復興のウネリが勢いをつけています。
御神尊様は生まれながらに『不幸せは宿命』ではないといわれます。『運命はあなたの心がけしだいで開拓できる道』を示されました。目の前の悪条件に左右される信念の弱さこそ、この時代もっとも要注意です。ものごとは心しだいです。好意を感じれば、どんな人でも花に見えるものです。やります!
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