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2月11日(日): 特別な光のオーロラ/ミッション別ページ

2024年02月10日 22時15分57秒 | 天文・宇宙

特別な光のオーロラ

2023年11月5日午前3時23分(米国東部標準時午前5時23分)、NOAA・NASAの Suomi NPP 衛星に搭載された可視光赤外線画像放射計センサーが、カナダ西部上空のオーロラのイメージを撮った。

オーロラは、地球の磁気圏の強い地磁気の嵐によって引き起こされる、夜空に現れる色とりどりの光のリボンである。太陽からの複数のコロナ質量放出が、荷電粒子の波を地球に送った。地球の磁気圏に衝突した後、磁場に閉じ込められた粒子の一部は加速されて地球の上層大気に入り、そこで窒素と酸素の分子を励起し、オーロラとして知られる光子を放出する。

もしこのようなディスプレイに興味があるなら、 科学者達がオーロラの目撃を検証し、分析し、宇宙の天気モデルに含めるのを手伝う (*)ことができる。

(*) オーロラの発生を知らせ、写真を撮り、追跡するなど。

<ひとこと>: 大判はイメージのリンクから。

<出典>: Monika Luabeya(著者名です)

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2月10日(土): NASA、新しい気象ミッションを開始/ミッション別ページ

2024年02月10日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

NASA、海洋、大気を調査するための新しい気象ミッションを始める

人類の利益のために、海洋の健全性、大気質、気象変動の影響を調査するNASAの衛星ミッションが、米国東部標準時木曜日の午前1時33分に軌道に打上げられた。

この PACE と呼ばれる、プランクトン、エアロゾル、気象、海洋生態系衛星は、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地の宇宙打上複合台40から、スペースXのファルコン9ロケットで打ち上げられた。NASAは打上約5分後に衛星からの信号取得を確認し、探査機は期待通りの性能を発揮している。

このミッションは、地球上空数百キロメートルから、水中の微細な生命や空気中の微細な粒子など、目に見えない小さなものの影響を調査する。

この衛星のハイパースペクトル海洋色彩装置によって、研究者達は、紫外線、可視光線、近赤外線光のスペクトルにわたって海洋やその他の水域を測定できる。これによって科学者達は、植物プランクトンの分布を追跡し、宇宙から、初めて、これらの生物のどのコミュニティが毎日地球規模で存在するかを特定することができる。科学者達や沿岸資源管理者達は、このデータを使って、漁業の健全性を予測し、有害な藻類の繁殖を追跡し、海洋環境の変化を特定することができる。

また、この探査機には特殊な二つの偏光計が搭載されており、これらは、太陽光が大気中の粒子とどのように相互作用するかを検出し、研究者達に大気のエアロゾルと雲の特性、地域および地球規模の大気質に関する新しい情報を提供する。

PACE は、この装置と偏光計を組み合わせることで、海洋と大気の相互作用と、気象変動がこれらの相互作用にどのように影響するかについての洞察を提供する。

地球の海は、海面上昇から海洋の熱波、生物多様性の喪失まで、さまざまな形で気象変動に対応している。 PACE によって、研究者達は、大気中の二酸化炭素を吸収し、それを細胞物質に変換することによって地球規模の炭素循環において重要な役割を果たす、植物プランクトンに対する気象変動の影響を研究することができる。これらの小さな生物は、食料安全保障、レクリエーション、経済に重要な資源を提供する、より大きな水生生態系と地球規模の生態系を推進している。

<ひとこと>: 記事は一部省略しています。大判はイメージのリンクから。

<出典>: Jennifer M. Dooren (著者名です)

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