モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

新生活スタート!

2010-04-12 04:13:00 | 受験・学校
20100412
由衣香・千織 新美大一年生

どうも幸介です!!今日は、この春より多摩美術大学に通いだしたミオス卒業生より作品とコメントが届きましたので、こちらを紹介させていただきます!!まずはコメントから↓

「だいぶ遅れましたが!(Д)
合格作品再現デッサン終わりました!
“手と魚”でうなぎくんです

本番描き終わった後
胃が痛くなって
帰れなくなるほどでしたが
まあ今考えてみれば
白石らしいです(´ω`)おい

また近いうちミオス遊びにいきます!
その時はよろしくおねがいします!」

今日載せたのは、彼女達の「入試再現作品」です。美大受験予備校は、入試後に生徒達に入試で作った作品と同じものを制作させます。普通の大学と違って、美大の受験は試験日当日に試験会場で絵を作品を制作します。もちろん、課題も当日に発表されます。試験後に「合格作品の一例」として数点学内に展示されたりしますが、ほんの僅かしか展示されません。でもそんな僅か数点の作品では「どういう作品が合格でどういう作品が落ちるのか」がよく分からなかったりします。絵にはハッキリとした答えはありませんので、情報が少なければ少ないほど大学側が求めているものが分かりづらいですよね。そこで、美大受験予備校はそれぞれ。今後の課題と傾向などを知る為に、生徒達みんなに(受かった人も落ちた人も)入試の作品を再現させるんです。

いや~それにしても、ミオスに通っていた時とは段違いでレベルアップしたようですね!!少々アイデアが固い面もあるようですが、ここまでレベルアップしたということはかなりの苦労があったんじゃないかと思います。画像左側のデザインは色彩の密集と拡散、真ん中の画像の立体は360度に気を配る構成力、デッサンは空間構成力とテクスチャーの説得力、中々のものです。ですが、美大生と言う事はこれはただの基礎、この全てがしっかり出来てようやくスタートラインです。これが出来た人達が入学してくる訳ですから、ここから頭ひとつ飛び出していくのは大変なことです。まぁ去年1年間だけミオス外の予備校で訓練しただけでスパッと現役合格できた彼女達ですから、やれば出来るんじゃないかとも思っています。

大学生活が始まれば、すぐに制作がスタートします。まずは最初の作品で参作(参考作品:優秀賞みたいなもの)を獲るんだ!!話はそれからだな!!!

ということで、ミオスの名に恥じぬよう、バンバン作品を生み出していって欲しいと思います!!

田中幸介

Yuikataremaku

コメント (3)
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