モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

他人から見た自分

2011-05-20 21:23:53 | 学生
Soutauma2_2創太 中2 油彩(途中作品)

オバラです。お気付きの方も多いかと思いますが、HPでNEW STAFFをご紹介しております。
不慣れでご迷惑をお掛けすることも多いかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

話しは変りますが小さい頃に、ヘベレケに酔っ払っても乗りさえすれば自宅まで連れて帰ってくれるモンゴルの馬をTVで見て「大きくなったら馬を飼おう。」と思っていたので、学生時代乗馬をやっていました。習いたての頃は随分馬にお世話になりました。
落馬は人もケガをしますが、馬の負担も相当なものです。なので、人が安定を崩すと背中の筋肉をたくみに動かし、落ちないよう配慮をしてくれます。表情や態度は「やれやれ、まぁせいぜい頑張りな。俺が育ててやるからよ。」ってな感じ。いい人、いやいい馬だー!
訓練が終わって私がヘロヘロで降りると、馬もなんだかお疲れの様子。
しかし間髪入れずに上級者がヒラリと乗ると、その馬はいきなり後足立ちでいななき、「アハハ、今日も調子良さそうだな!」とバシバシ首など叩かれようものなら、頭を振りながら鼻息を荒くして「さっきまで不完全燃焼だったからさー、もうエンジン全開でいっちゃっうよぉ!?」と、同じ馬とは思えない立ち振る舞いで颯爽と走り去って行くんです。
「ううっ、サラブレッドなのに全力疾走させられなくてごめん。我慢させてごめん。疲れてたんじゃなくて本気出せなくて気疲れしてたんだね…」と、毎回馬に謝っていました。

新人を見ていると、いつも思い出すのがコレ↑
皆さん私たちを育てて頂き、本当にありがとうございます。感謝しております。
アトリエは生徒さんに支えられて成り立っていますが、甘えているばかりではなく、恩返しをちゃんとしなければ!
私も我が振り直す、直さないと!


私事ですが、本日発売になりました、
美術の窓【新人大図鑑2011】画廊が選ぶ注目の新人アーティスト
に作品が掲載されました。(いい歳こいて、まだ新人かよ!?というのは置いておいて…)
画廊オーナーの推薦文が

森羅万象すべて儚い夢のごとし。
哀しさ、空しさ、尊さ、いつか消えてゆく不変でないものへの作家のレクイエム。
古い絹地のうえのかぼそい線は怖いほどのこの世への未練が感じられる。
凄みのある怖さが感じられる。
今後に期待。

ブログで作品をご紹介させて頂いている生徒さんの気持ち、今、まさに実感!
照れくささ恥ずかしさと、いい意味でプレッシャー。を感じるんですね…
勝手に言いたいこと言ってるブログですが(いや、ちゃんとご紹介させて頂く生徒さんの気持ちも考えているつもりですよ!作品を理解しきれていない場合もあるかもしれませんが…)、「ますます気を引き締めていこう!そしてより楽しんで頂けるよう眠くてもちゃんと書こう!」と決意しました★

コメント (4)
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