
赤尾です。思い描いた心象風景を描きたいとアトリエに入会されてから早1年。自宅でのデッサン課題も地道に続け、藤原さんはめきめき成長されています。右上の絵は濃度を自在に使い分けられるアクリルガッシュの利点を生かした自信作!厚く塗った下地の上から薄塗りでふわっと影をのせるこの技法は真似してみたくなりますよね!!影色の美しさは植物やてんとう虫の描写力があってこそ引き立っているのです。藤原さんの元々持っている色彩センスも相まって、構図といい色といい洗練された作品に仕上がりました!
この絵は額をつけてお祖母さんにプレゼントされたそうです。
以前から面白い構成や色遣いをされていた藤原さんですが、デッサンの基礎を勉強しながら描き続けた結果、元々持っていた目線の面白さにプラスしてパっと目を引く、魅せる絵づくりができるようになりましたね!デッサン力が上がることで描けるものが広がるんだなあ・・・と再確認させられました!これからも地道な基礎を固めつつ、描きためている下絵をどんどん作品にして行きましょう!