
オバラです。先週の金曜日に最後の挨拶をアップしたので皆様ご存知かと思いますが、庄司先生がアトリエを退職しました。4月からは事務系の職場で働いています。(アトリエの経理も庄司先生が担当でしたし、授業がない時は親戚の不動産屋の経理を手伝っていましたので、事務系の仕事は元々向いている几帳面タイプです。)
庄司先生との付き合いは高校生の頃、折れそうに細い芯を震わせながら親に連れられてやってきたのが始まりです。今晩位にポッキリいくかな?という時はうちに泊まりに来たりして、「朝まで話を聞いてくれるって約束したのに、いつもすぐ寝ちゃう!」と怒られてました。私は料理が嫌いなので寝起きにアイスコーヒーに間違えて塩を入れて、「弱っている私にこんなの飲ませて酷い!」と朝から爆笑したこともあります。「温泉に泊りに行こう」と無理矢理拉致した事もありました。彼女が学生時代は、怒ったり、褒めたり、叱ったり、なだめたり、全てがいい思い出です。
ミオスで講師として働くようになってからは、よく耐えていたと思います。私はできない事を責めて、怒ってばかりで全く褒めませんから。100人いたら100通りのサービス方法がある正解のない接客業というだけでも難しいのに、お客様にただ謙るのではなく『先生』と呼ばれるに相応しい尊敬される立ち振る舞いを要求されるのですから、無理難題だったでしょう。「『小原先生』になれる訳ないんだから、私と同じようにやってもダメだ!万が一なれたとしても『小原先生』は二人はいらない。自分が特化している部分を探して庄司ブランドを作り、私が及ばない武器を磨いて勝負しろ。」とそれはそれは厳しくしていました。生徒さん達の為に本当に良く頑張ったと、褒めると言うより頭が下がります。
そして、そんな庄司先生を温かく見守って下さった気の長い生徒さん達にも、この場をお借りして御礼申し上げます。
苦労した分、これからの仕事はどんなにか楽でしょう。きっとどこにいっても人の役に立つ人材になると思います。庄司先生、今までお疲れ様でした。本当にありがとうございました!ずっと応援しています。