みなさんこんにちは!
ブログを書くのはこれが三度目になります、磯辺弥月です。
はじめましての時は自己紹介が中途半端になってしまったので、改めて自己紹介させていただきます。
出身はカツオと柚子のまち、高知県高知市。大学は、多摩美術大学八王子キャンパスの絵画学科油画専攻を今年の春、卒業しました。
そこで、お恥ずかしながら私の卒業制作を紹介させていただきたいと思います。

タイトルは『四季折々』。
そして私の卒業制作は、油絵ではなく、ついたてです。
ついたての裏側から障子紙にカッターで切れ込みをいれ、紙をはがし、かわりにOHPシートという透明なシートに印刷した写真を貼付けました。
全部で4つの大きな枠からできていると思いますが、左から順に、春夏秋冬の写真でまとめてあります。
写真は私が大学一年生の時からすこしづつ撮り貯めたもので、画像では分かりづらいのですが、後ろから光があたっているので、木枠の部分にも写真が映り込んだりしています。
私がこういった作品をつくり始めたのには、あるきっかけがあります。
それは、三年生の時に油画科の授業で出た課題『つかえるアート』でした。
つかえるアートって一体全体どんなもの?デザインとはちがうの?
みんなが疑問に思いました。しかし、教授の回答は「答えはわからない。今も探している途中だ。」だったのです。
実はこの課題、何年も前から出しているそうなのですが、その間、教授が納得できるような作品が提出されたことが一度もなかったそうなんです。
その課題の私の作品の評価はひとまずおいておいて、そんなわけで私は、「自分の作品をなにか日常で使用できるものに落とし込みたい」と思うようになったのです。
そして、デザインとアートの間のグレーゾーンみたいなものを手探りで探し始めました。
ついたてだけでは工業デザインの要素が強いように感じますが、私の撮った写真は、まぎれもないアート作品。そして、この作品はついたてをデザインするための写真ではなく、写真をみせるためのついたてという手段、ツールです。
この作品が、そのグレーゾーンの正解のなかにあるのか、今の私にもまだ分かりません。
デコレーションケータイ、ひみつきち、料理・・・人によっては、あるいは、見方によってはデザインでもあり、時にはアートでもあるのかもしれません。
でも、そういう風に見てみるといつもの日常の風景もちょっと違っておもしろく見えるかもしれませんね。
なんてかっこつけてしゃべっていたら、あっという間に長文になってしまいました。
ここまで読んで下さってありがとうございます。磯辺弥月でした。
ブログを書くのはこれが三度目になります、磯辺弥月です。
はじめましての時は自己紹介が中途半端になってしまったので、改めて自己紹介させていただきます。
出身はカツオと柚子のまち、高知県高知市。大学は、多摩美術大学八王子キャンパスの絵画学科油画専攻を今年の春、卒業しました。
そこで、お恥ずかしながら私の卒業制作を紹介させていただきたいと思います。

タイトルは『四季折々』。
そして私の卒業制作は、油絵ではなく、ついたてです。
ついたての裏側から障子紙にカッターで切れ込みをいれ、紙をはがし、かわりにOHPシートという透明なシートに印刷した写真を貼付けました。
全部で4つの大きな枠からできていると思いますが、左から順に、春夏秋冬の写真でまとめてあります。
写真は私が大学一年生の時からすこしづつ撮り貯めたもので、画像では分かりづらいのですが、後ろから光があたっているので、木枠の部分にも写真が映り込んだりしています。
私がこういった作品をつくり始めたのには、あるきっかけがあります。
それは、三年生の時に油画科の授業で出た課題『つかえるアート』でした。
つかえるアートって一体全体どんなもの?デザインとはちがうの?
みんなが疑問に思いました。しかし、教授の回答は「答えはわからない。今も探している途中だ。」だったのです。
実はこの課題、何年も前から出しているそうなのですが、その間、教授が納得できるような作品が提出されたことが一度もなかったそうなんです。
その課題の私の作品の評価はひとまずおいておいて、そんなわけで私は、「自分の作品をなにか日常で使用できるものに落とし込みたい」と思うようになったのです。
そして、デザインとアートの間のグレーゾーンみたいなものを手探りで探し始めました。
ついたてだけでは工業デザインの要素が強いように感じますが、私の撮った写真は、まぎれもないアート作品。そして、この作品はついたてをデザインするための写真ではなく、写真をみせるためのついたてという手段、ツールです。
この作品が、そのグレーゾーンの正解のなかにあるのか、今の私にもまだ分かりません。
デコレーションケータイ、ひみつきち、料理・・・人によっては、あるいは、見方によってはデザインでもあり、時にはアートでもあるのかもしれません。
でも、そういう風に見てみるといつもの日常の風景もちょっと違っておもしろく見えるかもしれませんね。
なんてかっこつけてしゃべっていたら、あっという間に長文になってしまいました。
ここまで読んで下さってありがとうございます。磯辺弥月でした。