
オバラです。皆様GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?授業とブログのお休みをありがとうございました。
さてこちらの絵、昨年1月の小学生クラスの課題です。『くじ引き絵画』で玲々菜が引いたくじは《「未来」に「桃太郎」が「恐竜がいる場所」で》でした。繋げた言葉(最後の動詞だけは自分で考えてよい)は奇をてらわずに「戦った」です。キジはコウモリに、サルはナマケモノに変えているところにオリジナリティを感じるユニークな作品。実はこの絵、当時のブログには載せておりません。なぜなら完成までに2ヵ月以上掛かってしまったから。(通常カリキュラムは1ヶ月で完成しますので、次の月のカリキュラムを放棄しました。)立体工作よりも平面絵画が大好きで優れた能力を発揮する彼女ですので、私達も「別にサボっている訳でもないんだから、自分で納得するまで描けばいい。」と放任で行きました。そのかいあって、隙の無い緻密な絵に仕上がっております。随所にこだわりを感じます。10月の生徒作品展にも出品したので、見覚えがある方も多いのではないでしょうか?
さて時を経て1年後の先月、「せっかく頑張って描いた絵だから小学生時代の思い出に、もう1枚賞状増やそう!」と、全日本こども美術大賞展に出品しました。(サイズが規定外だったので、周りの黒い部分は後からまた1ヶ月掛けて描き足し、コラージュ合成しました。つまり、再び一つのカリキュラムを放棄しました。)しかし結果は特選の次の入選、悔しい!プラス、横暴な私の独断でやらせたような部分もあるので、申し訳ない!(親御さんに出品料まで出してもらったのに…)
でもまぁ4月から中学生になったので、デザインセンスに磨きを掛けて、今度はポスター大賞展かなんかでコンクール荒らしをさせようと、鼻息荒くしております。当の本人は「ふーん、アレ賞状もらえるんだ。」と冷静ですが、熱い私にちゃんと付いて来て欲しいものです☆