モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

夏休みワークショップのご紹介

2016-07-01 22:26:28 | 小学生ワークショップ
大竹です。今日は私が発案した夏休みワークショップのご紹介をさせて頂きます。最近のお問い合わせで一番多い質問が、「お友達を誘って一緒に参加したいのですが、○○の講座にまだ空きはありますか?」というものです。現在どちらのコースもまだ十分に残席ございます。ぜひ多くの方にご参加ご検討頂ければ幸いです。


左 ティッシュ箱の奥の壁に描く空気遠近法絵画 / 右 緑系の下草は手前大きく、奥は小さく、大きさのバランスを極端に変えています

8/13(土)14:30~16:00 『ティッシュ箱ジオラマ』
ティッシュの箱の中に、遠近法を駆使して小さなジャングルのジオラマを作ります。穴から覗くとまるで自分がコビトになってその場に入り込んでしまったような、不思議な世界が広がります。本来なら体格に大きく差がある熊とウサギも同じ位の大きさで作っています。熊と同じ位の大きさのウサギが手前にいることにより、奥の熊との距離が実際よりも離れて見えるようになる為、ティッシュ箱の小さな空間がより奥へ続いて見えるのです。ティッシュ箱の奥に描く空気遠近法絵画も、描き方のコツなどをレクチャーしますのでご安心下さい。木や動物だけではなく、花や虫やキノコなど森にありそうなものを沢山作って自分だけの箱庭を作りましょう!


左・中央 イエローオーカーで地塗りしたキャンバスに少しずつ色味を変えて着色中 / 右 5時間経過の6年生の未完成油絵(来週辺り完成?)

8/8(月)10:00~12:00 『1日で完成・油絵体験』
地塗り済みキャンバスに、下描きをせずに直接油絵具で描き始めます。花瓶の花を見ながら、ペインティングナイフを多用して、本格的で大胆な画伯タッチの油絵を制作しましょう!(対象 3年生~中学生)
こちらの油絵講座、「2年生なんですが上の子と一緒に参加させてはダメですか?」という質問がございました。低学年には難易度が高いかと対象を3年生以上にしましたが、絵が大好きなお子様でしたら大丈夫だと思います。ご相談下さい。敷居が高く難しそうと思われがちな油絵ですが、実は子供にとっては小学校で使う水彩よりも上手くいきやすい画材だったりします。水彩は塗り重ねていくと色が濁っていってしまいますが、油絵は絵の具がキャンバス上で滲み混ざり合う事によって面白い表情が出てきます。更に、子供にとって別の色を塗るときにいちいち筆を洗うのが面倒臭く、前に使った色が筆についたまま新しい色をつけて描いてしまったりしますが、それがかえって予想外な面白みになります。筆に残っていた色と別の色が混ざっていい味になるのです。色を少しずつ変えながら、『塗る』というより絵の具を『置いていく』ような描き方をレクチャーしていますので、左の作品のバラの葉っぱの部分や右の作品の雲の部分を見て頂きますと色がモザイクタイルのような仕上がりになっているのがお分かり頂けると思います。中々触れる機会のない油絵、お子様にとってよい経験になると思います。この夏休みに体験してみてはいかかでしょうか?
※掲載した3枚の作品は現在1ヶ月ミッチリ時間をかけて授業で制作しています。小学生クラスご入会をご検討中の方は、是非授業の方も見学にお越し下さい。

予約方法など詳しくはコチラをご覧下さい。
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